『オシア ヘッドディップフラッシュブースト』に、小振りな新サイズ、175Fが仲間入り!

田代誠一郎さんが操船する人気船「サンライズ」で2人がテスト釣行を敢行したのは、昨年の11月。
船上に持ち込んだタックル群は、ルアーに限らず、ロッド、リールなど、注目の新製品が目白押しだった。

なかでも、ルアーX的に目が離せないのは、昨年リリースされた200Fに続き、リリースが予定されている新サイズ、『オシア ヘッドディップ175Fフラッシュブースト』だ。

周年、ヒラマサを狙うことができる玄界灘。
しかし、秋から初冬にかけては、とりわけ大型への期待が高まるシーズン。シイラやサンマ、ダツといった比較的大型の魚がメインのベイトフィッシュとなることが多い。デカいベイトフィッシュをデカいヒラマサが喰いまくる、エキサイティングな時期なのだ。

 

  • 玄界灘ヒラマサ狙いの定番ペンシル

    オシア ヘッドディップ 200F フラッシュブースト

    006 Fアルミサンマ
    ※狂鱗:005、006を除く

  • 小振りでもカッ飛び、フラッシング!

    OCEA ヘッドディップ 175F フラッシュブースト

    006 Fアルミサンマ
    ※狂鱗:005、006を除く

日本のビッグゲーム最高峰に君臨するマグロ、ヒラマサ、GTゲームを想定し、津軽海峡から玄界灘、トカラ列島といった最前線の現場で作り込んだ『オシア ヘッドディップ200Fフラッシュブースト』に、弟分の175Fサイズが登場。シルエットを強調させるビッグボディに加え、強いローリングやスラロームアクション、これにフラッシュブーストを搭載することで、しっかりルアーの存在をアピールできる設計となっている。

オシア ヘッドディップ 175F&200F 共通カラー

 

– 2日間を予定した釣行。舞台はもちろん玄界灘。一発の大型ヒラマサを期待しての釣りだ。初日はヒラマサに追われるシイラがあちこちで確認される、熱い光景が繰り広げられた。大型ベイトサイズにマッチさせるべく、鈴木さんは『オシア ヘッドディップ200Fフラッシュブースト』をセレクト。キャストを繰り返した。
「ヒラマサ狙いで定評がある『オシアヘッドディップ』にフラッシュブーストが搭載されている。それだけで凄いと感じさせてくれるルアーですね。引いているときに水中に光を発するので、集魚効果は非常に高いルアーだと思います。フラッシュブーストの効果を期待しての軽いトゥイッチ、ジャークでアピール、喰わせる間を取る、そんな使い方がベースになると思います。止めておく、浮かせておくだけでフラッシングを発するので、あえて動かさなくても存在感をアピールできます。必要以上に動かさない使い方もおすすめですね」(鈴木さん)

– 派手に水面が割れる! シイラがあちこちで逃げ惑う。そんな状況にも関わらず、なかなかバイトが得られない。田代さんからアドバイスが飛んだ。
「規則正しくアクションさせてアピールしてもダメなときはストレート系アクションに強いルアーを使い、スピード変化をつけてみるといいですよ。最近のヒットパターンのひとつです」(田代さん)

 

– ヒラマサキャスティングゲームのパイオニアのひとりとして、歴史を刻んできた田代さん。鈴木さんも素直にアドバイスに従い、『オシア ワイルドレスポンス240F』にチェンジ。すると思い描いたように、ヒットが訪れた。
「ルアーをチェンジして、アクションが変わったのが良かったと思います。回収の合図が出て速巻きしたらバーンと出ましたからね。ヒットする前の同じ流しでも、回収で速巻きしたときにずっと追いかけてきたことがありました。ルアーを見てはいる。でも、直前で見切っているのか一定の同じ動きをしているルアーには反応してこない感じ。途中で動きを変えるといきなりスイッチが入るのかも知れません」(鈴木さん)

キャッチしたのは7〜8㎏クラス、ナイスコンディションのヒラマサだった。

– ここからは田代さんもアングラーとして参戦。初めて使うという『オシア ヘッドディップ175Fフラッシュブースト』を、その動きを確かめるように泳がせた。
「『オシア ヘッドディップ175Fフラッシュブースト』は、サイズこそ小さいですが想像以上に飛びますね。PE8号をセットしたタックルでも飛距離は十分。フラッシュブーストがキラキラして可愛いし(笑)」(田代さん)

– 戯れるようにルアーを動かし続けた田代さん。5㎏クラスと小型ながらもあっさりとヒラマサを仕留めてしまった。
「アクションを確かめながら引いていると『オシア ヘッドディップ175Fフラッシュブースト』のブルブルする感覚がロッドティップによく伝わってきました。そこで、潜らせてからリーリングして泳がせてみました。泳いでいる途中に喰ってきましたね」(田代さん)

水面付近でシイラを活発に捕食しているヒラマサ。しかし、その激しい光景に反して、ルアーに対しては意外にセンシティブ。オーソドックスなジャーク&ポーズには、反応しづらい。そんな状況のようだった。

田代さんが『オシア ヘッドディップ175Fフラッシュブースト』でヒットさせた1本。水面下をミノーのように泳がせてヒットに持ち込んだ。

 

オシア ヘッドディップ 175F/200F フラッシュブーストの使い分け

– ヒラマサのキャスティングゲームでは、誘い出しの釣りが基本となる。このスタイルの釣りでは、まずヒラマサに気づいてもらうことが大切だ。
「僕の場合、アピール度を重視して、デカいサイズから使い始めるようにしています。根に付いているにしても、中層に浮いているにしても、魚にルアーの存在を気付かせて、浮かせるという意味は大きい。飛距離を出して広範囲を探るためにも、大きめのルアーからセレクトすることが多いですね。『オシア ヘッドディップフラッシュブースト』であれば、まずは200Fから使う、という感じです。
ベイトサイズに合わせる使い方も基本です。例えば秋は、ダツ、シイラ、サンマなどベイトのサイズが大きい。こうした大型ベイトを捕食している大型ヒラマサを狙うためにも、大型のルアーは有効です。その反面、春はベイトが小型のイカやイワシなど、小さいサイズのベイトが多い。出ても乗らない、というケースも増えてくるので175Fなどの小型ルアーが活躍することが増えますね」(鈴木さん)

フラッシュブースト

フラッシュブーストとは?

ルアーのボディ内部にスプリングで固定されたプレートが、振動に反応してフラッシングを発生する機構。わずかな動きにも反応する連続反射がベイトフィッシュの生命感を演出し、魚の闘争本能に火をつける!

 

【Impressions】鈴木 斉

「玄界灘で使うには、少し小振りなサイズですが、PE8号を使ってキャストしていても、バランスがいいので回転したりすることがほとんどありません。重心移動が利いているし、飛距離も十分。狙ったところに落とすことが可能です。とくにベイトが小さいときにマッチするサイズですね。ベイトがイワシのときなどの浅瀬の釣りで、太いラインを使って勝負したいときに活躍すると思いますね」

【Impressions】田代 誠一郎

「ベイトが小さいときはタックルセッティングが難しいときがあります。そんなとき、ルアーには小さくても飛ぶという性能が求められます。イワシを喰っているけれど追っているヒラマサはデカい。タックルのパワーを落とすと根ズレでやられてしまう。こんな状況で、重宝するルアーだと思いますよ。
引いていて手元にブルブルという感覚がくるくらい、動きが大きいルアー。その特性を生かし、一般的なダイビングペンシルの動かし方だけでなく、いきなり突き上げるタイプのナブラ狙いの場合には、水中に潜らせてリーリングして喰わせるという使い方も有効だと思います。

フラッシュブーストは、キラキラして集魚効果があるので、アピールが大きいことは確かだと思います。キラッとした輝きが、ヒラ打ちのイメージで、スイッチを入れる要因になると思います。水中よりも水面、水面直下にある状況のほうがアピールすると思いますね。曇天や雨の日より、晴れの日の効果が大きいはず。トップウォーターで釣れる魚すべてに効果はあると思いますよ」

22㎏の巨大ヒラマサを惑わせた、フラッシュブーストの煌めき!

– 釣行2日目は前日とは一変。シイラの姿が非常に少ない状況でのスタートとなった。期待の朝マヅメは不発。潮の流れは緩く、静かな時間だけが過ぎていった。『オシア ペンシル 別注ヒラマサ220F』、『オシア ワイルドレスポンス240F』と目まぐるしくルアーチェンジを繰り返していた鈴木さんだったが、一発大物が期待できる瀬周りに入ると同時に、『オシア ヘッドディップ175Fフラッシュブースト』にチェンジ、しばらくキャストを繰り返した。さらに瀬のトップに近づくという、田代さんのアナウンスを受け、200Fへとサイズを上げた。
「『オシア ヘッドディップフラッシュブースト』は、175F、200Fともに、ボディサイズの割にウェイトがあることが特長。だから、飛距離が出ます。浮き姿勢、立つ角度は75度くらいでしっかり立つので、潮、風によってラインが引っ張られてもルアーが流れていきにくい。水をつかまえる力も強いので、アクション時に水の波動を生みやすく、ピンポイントを攻めるときには頼りになるルアーです。スレ気味の魚や、ベイトが小さめのとき、喰いが渋っているときや、凪の日などに、飛距離を出したキャスティングで、バイトを誘いやすい。波っ気があるときは、潜らせて水面直下を泳がせる使い方も可能な万能ペンシルです。
リーリングとロッドワークで泳がせれば通常のダイビングペンシル、瞬間的に力を加えると、しっかり水を弾いて、少しポッパーのような動きも出せる。ポッパー的な効果を期待した動かし方も可能です。僕自身はロングストロークよりも細かめのストロークで使うことが多いですね。潜らせてミノーのようなイメージで使うこともありますよ」(鈴木さん)

『オシア ヘッドディップ175F、200Fフラッシュブースト』は、高性能なペンシルベイトに、フラッシュブーストの威力が加わった無敵のペンシルベイト、というわけだ。

キャストを繰り返す鈴木さんから声が漏れた。ミスバイトのようだ。すぐに続けてバイトを得たが、これも一瞬だけフックに掛かって外れてしまった。うねりはあるものの風は微風。潮の流れは0.1ノット。ヒラマサのバイトには荒々しさがない。しかし、直前のバイトから数投後、絡むようなアタックを経て、ドンッと出た。

デカい!と誰もが一瞬でわかるほどの狂暴なバイト、そしてヒット直後の走り。しかし、浅瀬での緊迫したやり取りを、力で抗うのではなく、しなやかにいなし、ここぞというタイミングではパワーで浮かせた。巨大なヒラマサは、流れるようにランディングネットに収まってしまった。

ここぞというタイミングでルアーサイズをアップ。
『オシア ヘッドディップ200Fフラッシュブースト』にチェンジして、思惑通りに掛けたオオマサとのファイト。

– 鈴木さんのアングラーの力量と田代さんの的確な操船によるフォロー、新作の『オシアプラッガーBGフレックスエナジーS83H』&『ステラSW18000HG』(ともにプロトモデル)、三位一体の賜物だ。ヒラマサは22㎏ジャストで鈴木さんのレコードフィッシュだった。
「直前に2回のミスバイトがありました。波はあっても潮の流れがほとんどないので、喰いが浅いのかな、と判断しました。それまでは水面を滑らせるようにルアーを動かしていたんですが、水に絡むよう、少し潜らせるような、間を取るような動きに変えました。1回、ボカンッと出て乗らなかったんですが、そこで間を取って置いてたらドンッと出た。フラッシュブーストの効果かな、と思います。止めておいても、ルアー内部のプレートが動いて誘ってくれた。水に潜らせて絡ませたので、乗りやすくなったのかな、とも思います」(鈴木さん)

フラッシュブーストの煌めきが、レコードフィッシュを引き寄せた!金属プレートの発するフラッシュは、玄界灘はもちろん、さまざまなヒラマサフィールドで、多くのアングラーの記録更新を叶えてくれるに違いない。

 

狂鱗

狂鱗とは?

本物のイワシの鱗を最先端の技術で再現した「狂鱗」は、鱗の一枚一枚が独立して輝く画期的なホログラム。生命感にあふれる色彩や輝きはもちろん、重なり合う鱗の立体感にまで踏み込んだ新時代のリアル。魚を狂わせる鱗、だから「狂鱗」。あと一歩でルアーを見切ってきた大型魚も、この輝きは見切れない。

「ヒラマサのキャスティングゲームでは、いかに魚を寄せるか、ということが大切です。ルアーのアクションはとても重要ですが、それ以外にも寄せる要素がほしい。ヒラマサはルアーの近くまで来て、ルアーを観察することが多い。ルアーの周りをグルグル回って喰うか喰わないかを決める、みたいな感じのこともある。あまりに光り過ぎるものは警戒心を生むし、光らないものはアピールが足りなかったりする。狂鱗仕様は艶めかしい、リアルなアピールで、最後にアタックさせるためのひと押しとなります。とくに水に入ったときの光り方が艶めかしいのが魅力ですね」(鈴木さん)

 

オシア スポウター 120F/150F

近年、ちょっとしたトレンドとなっているのがポッパーだ。ダイビングペンシルでは攻略しにくい状況、反応しづらいヒラマサに効果を発揮している。『オシア スポウター』シリーズには、狂鱗仕様の150Fが追加発売し、より効果的なルアーローテーションが可能になっている。

「『オシア スポウター150F』は、速く移動するルアーの動きに反応しにくいときに効果的ですね。僕自身は、根周りなどのピンスポットで、音と泡の効果でアピールすることを意識して、ストップ&ゴーで使うことが多いですね。ベイトが小さいときのほか、ベイトの種類に関係なく、泡と音でアピールするのが効果的なときがあるようです。昨年の秋口に、ペンシルはまったく出なくてもポッパーには凄くヒラマサが出るときがあった。とても潮が速いときで、ペンシルだとポイントを素早く移動せざるを得ない状況。ポッパーでゆっくりポコンポコンとアピールしたら喰ってきました。ゆっくり見せないと反応しない魚もいるので、ルアーローテーションのひとつとして持っておくと安心ですね」(鈴木さん)

オシア スポウター 120F/150F

002 キョウリンカタクチ

欠かせぬ船上グッズ!

「ヒラマサは、ドラグテンションを掛けてグイグイ寄せてくるファイトスタイルが基本。それだけに元気が余っていて、船上に上げてからも暴れることが多い。だからフィッシュグリップは船長としては使用頻度の高い、なくてはならないアイテムのひとつです。大事なことは外れないこと。いったん掛けて外れるとすごく危ない。『フィッシュグリップ』はガッチリキープしてくれるのでありがたい。安心してフックを外せるし、写真を撮るときに縦にホールドしやすい。両手で持てるのもいいですね」(田代さん)

タックルデータ

リール:ステラSW 18000HG

“玄界灘ヒラマサ・推し” 鈴木さん&田代さん使用

標準サイズの『ステラSW14000XG』に加え、大型ヒラマサを狙うとき、大型ルアーを使うとき、太いラインを使うとき、などに活躍する『ステラSW18000HG』。

「これまではポンピングを繰り返さなければ巻き取れなかった状況でも巻ける。トルクが違う。ガチンコ勝負のときにゴリ巻きできる! ヒートシンクドラグも扱いやすく、強く、滑らか!」(鈴木さん)。
「とにかく安心感が半端じゃない」(田代さん)

ロッド:オシアプラッガーBG FLEX ENERGY

“玄界灘ヒラマサ・推し” 鈴木さん使用

『オシアプラッガーBG FLEX ENERGY』シリーズがリニューアル。より軽く、シャープでブレが少ないキャスト性能を実現。向かい風での遠投性がアップし、ラフコンディション下でのルアー操作性も向上。総合的にストレスフリーなシリーズに仕上がっている。「ティップが繊細でルアー操作がしやすい。大型が掛かっても粘り強く曲がり込んでくれるので、魚のコントールがしやすく、浮かせるためのバットパワーにも余裕がある!」(鈴木さん)