アクションの強弱に反比例するフラッシングの強弱

ルアーのフラッシングによる集魚効果は、シーバスゲームで欠かすことができない要素。このフラッシングに革命を起こしたのが、フラッシュブースト機構だ。サイレントアサシン120F フラッシュブーストは、シーバス用ルアーでこの機構を搭載した2つ目のモデルとなる。従来にないフラッシングは、シーバスゲームにどのような革命をもたらしたのか?

– 従来のホログラムカラーや反射プレートを使ったフラッシングは、基本的にボディの動きにフラッシングの強弱が比例していた。アクションが激しければ、フラッシングは強くなり、アクションがおとなしければ、フラッシングは弱めといった具合に。ところが、フラッシュブースト機構は、これとは真逆でアクションの強弱に反比例してフラッシングに強弱が生まれる。
「フラッシュブースト効果を引き出したいのであれば、スローリトリーブすることです。内部の反射板はバネで支えていますが、速く引くとそれほど動きませんが、ゆっくりと引くことで振動する回数が増えます」

スローリトリーブでも魚を寄せて喰わせられる性能は、従来にないもの。
これがフラッシュブーストの類まれなる集魚効果だ。

サイレントアサシン120F フラッシュブースト

002 Fボラ

  • 【集魚性】FLASH BOOST

    鏡面加工されたプレートをボディ内部にスプリングで吊るす構造で、フラッシングを生み出す新機構「フラッシュブースト」をサイレントアサシンでは初搭載。

  • 【遠投性】AR-C重心移動システム

    シーバス用プラグなどで高い実績を誇る「AR-C重心移動システム」により、キャスト時は飛距離を稼ぐことができ、着水後は素早い立ち上がりと安定した泳ぎを生み出す。

【フッキング性】ランカー対応2フック仕様

120mmサイズ以上のサイレントアサシンシリーズの中では珍しい2フック仕様。フックサイズがアップしたことで、ランカーとのファイト時の安心感&フッキング性能がアップ。

 

デイも、ナイトも、ヒラスズキにも多岐にわたる幅広い対応力

デイゲームでは止めを活用

デイゲームでは、ベイトがたくさんいて、シーバスのボイルがあったりナブラがあったりするときに投入したい。スローな動きでは見切られやすいため、トゥイッチやジャークで誘い、止まった瞬間にフラッシュブースト効果でギラギラと光るため、その瞬間にバイトチャンスが生まれやすい。

ナイトゲームではスローリトリーブ

フラッシュブーストの反射板は、速く引くよりゆっくりと引くことでフラッシング回数が増える特徴があるため、フラッシングで魚を寄せたいときはスローリトリーブが効果的。着水後に1m程度のレンジに潜らせたら、その後はゆっくりと引いてくることでフラッシュブースト効果を大きく享受できる。

ヒラスズキにはフラッシングを有効活用

ヒラスズキゲームでも、フラッシュブーストのフラッシングは効果的。サラシに絡めて潮に馴染ませ、ドリフトさせる使い方をすると、従来ルアーではアピール力が弱いが、フラッシュブースト機構によりスローリトリーブ時と同じように大きなフラッシング効果を発揮し、高い集魚力をみせる。

 

【サイレントアサシン120F フラッシュブーストの出しどき】
クリアウォーター、レンジが一段下、ベイトサイズ大、ランカー狙いが出番

光を増幅し、拡散させて魚を引き寄せる

– フラッシュブーストの真骨頂は、その名の通り、光を増幅し、拡散させる性能だ。
「広大なエリアから魚を探す、寄せるには、ルアーに気づいてもらうことから始まります。そのためにはハードルアーの光と波動をうまく使うしかありません。波動は遠くの魚でも感じやすいものですが、特に透明度が高い釣り場ではフラッシングで魚を寄せる効果をうまく使いこなすと魚に一気に近づけます。キラキラするものに魚は興味を示しますから」

– その役割を従来はホログラムが担っていたが、フラッシュブーストはそれを上回るフラッシングを生み出す。
「プラスチックボディの内部に反射板があることが重要で、水中でも空洞ですからキラキラとフラッシングします。基本的にはレンズ効果で光があると増幅し、光が拡散します。ヒラを打ったときなどに、水中の下部にも光が拡散するため、水深が深いとか広範囲に光を分散させて魚を寄せることに関しては強みを発揮しやすい。ですから魚を探したい、レンジが深くて魚がなかなか浮いてこないといった状況で、これを潜らせてからゆっくりと引いていれば魚が気づきやすいです。この効果は他のルアーにはないものです」

光が拡散しやすい透明度が高い釣り場や月明かりや常夜灯などの光を利用でき、光の増幅が見込めるところで威力を発揮しやすい。

 

【出しどき1】透明度が高い釣り場

「フラッシュブースト搭載で先行発売されたシャローアサシン99Fは潜行深度が30cmまでですが、サイレントアサシン120Fは潜行深度が1mまでです。一段下のレンジでフラッシュブーストのフラッシング効果を期待したいときに投入します」

【出しどき2】ターゲットレンジが一段下

「ハードルアーは光と波動をうまく使うことで魚に近づけます。波動は遠くの魚でも感じやすいものですが、特に透明度が高い釣り場ではフラッシングで魚を寄せる効果をうまく使いこなすと魚との距離が一気に縮まります」

【出しどき3】ベイトのサイズが大きい

「ベイトのサイズが大きい夏以降の時期などは、120mmのパイロットルアーサイズが効果的です。フラッシュブーストには、光を増幅し、拡散させる効果もあり、サイズ感との相乗効果による集魚力は、他にないものがあります」

【出しどき4】ランカー狙い

「ベイトのサイズが大きい時期は、ランカーが出やすい時期でもあります。ルアーのサイズ感、ランカー対応の2フック仕様、さらに通常のルアーでは出せないフラッシングをフラッシュブーストは出せるので、魚を探すことにかけて強みを発揮しやすいです」

【サイレントアサシン120F フラッシュブースト 効果的な使い方】
シーバス以外のフィッシュイーターも反応するフラッシュブースト&狂鱗の魅力

まだ開拓の余地があるフラッシュブーストのフラッシング効果

– サイレントアサシン120Fフラッシュブーストの強みは、ほかにはないフラッシュブーストが生み出すフラッシングだ。これを効果的に使うには、動かしすぎないことがコツになる。
「先にも話をしましたが、巻くのであれば、スローリトリーブがもっとも効果的です。基本的には普通にミノーとして使ってやれば良く、速巻き、普通巻きでアタラないときにゆっくりと引いても寄せて喰わせられる性能があるわけです」

従来のルアーにはない新たなフラッシング効果を次に引き出すのは、アナタかもしれない。

 

【Technic-1】スローリトリーブ

「フラッシュブーストのフラッシング効果を大きく利用できるのが、スローリトリーブです。着水したら潜らせ、1m程度のレンジに入ったらゆっくりと引いてくるのが、魚のレンジが深いときには有効です」

【Technic-2】トゥイッチ

「ベイトがたくさんいて、シーバスのボイルがあったりナブラがあったりするときは、ゆっくりと引くと見切られるため、トゥイッチを入れ、ルアーの存在をアピールしてやるのが効果的です。トゥイッチやジャークで誘うと止まってギラギラした瞬間にバイトしてきます。フラッシュブーストのフラッシングはキラキラ以上のギラギラになる強さの違いがあります」

アガケ120F狂鱗カラーには、80cmオーバーのブリと良型のヒラメが口を使った。リアルなフラッシングはあらゆるフィッシュイーターに効く。

サイレントアサシン120F フラッシュブーストには、マル&ヒラスズキ以外にクロダイもヒット。透明度の高い釣り場でフラッシュブースト効果を活かした結果だ。

 

シャローレンジで使える21gのスピンテールジグが登場

「従来のスピンテールジグでは着水してすぐに1m程度は潜ってしまいましたが、軽比重素材を使ったことで沈みが遅いため、ミノーやシャローランナーしか使えなかった干潟やリバーフィールドなどのシャローで根掛かりを恐れずに使えます。それでいて遠投が効くため、ミノーが届かない距離まで投げられるメリットは、スピンテールジグならではの強みです」

エクスセンス サルベージブレード AR-C

006 キョウリンREDHD
※狂鱗:003、004、010を除く

【フラッシングの使い分け】
寄せのフラッシュブースト、喰わせの狂鱗

「フラッシュブーストと狂鱗は、魚を寄せる力はフラッシングの強さがあるフラッシュブースト、寄ってきた魚を喰わせる力はリアルなフラッシングを演出できる狂鱗といった具合で使い分けられます」

 

タックルデータ

ロッド:NEWルナミス B86M

さらに軽量に、シャープに、高感度に進化したNEWルナミス

「軽量で細身のブランクスはシャープで振り抜けがよく、キャストがビシッと決まり、狙ったピンスポットにルアーを入れやすいです。それでいて粘りがあるため、魚とのファイトが非常にしやすくなりました。カーボンモノコックグリップは、ティップから伝わった感触がグリップエンドに向かい増幅されるため、小さいアタリが大きなアタリに増幅される感覚があり、わかりやすいです。潮の流れなどの繊細な変化も感じ取りやすくなりました。ベイト3アイテム、スピニング18アイテムの全21アイテムです」
※写真はB86MLです。

リール:エクスセンスDC SS

シーバス用にセッティングしたDC搭載モデル

「エクスセンスDCの廉価版的モデルです。DCセッティングが4段階のみとシンプルなので悩まずに済みます。外側のダイアルでブレーキが設定できるので、よりその場の状況に応じて調整できるようになったのが便利です。XGモデルはハンドルが長いのもいいですね。またハンドルノブが大きくて握りやすい。軽くてロッドとのバランスが良く、握り込みやすい形状のリールです。ミノーやシンペンのドリフトでゆっくりと繊細に攻める場合はHG、速く動かしたいとき、トップで使うときなどのスピーディーな攻めにはXG、巻く釣りがメインなら右巻き、手返し良く、アクション重視なら左巻きがおすすめです」

ライン:ピットブル8+ / 1.2号

強さと耐久性が向上した低伸度PEライン

「耐摩耗性・耐久性などを考えるとPEラインは8本縒りがベストだと思います。飛距離がわかりやすいのと、魚までの距離がわかりやすい5カラーのマーキングラインが好きです。根掛かりした箇所やトラブった箇所が色でわかりやすいですし、残りがどのくらいあるかもわかりやすいので、トラブルを回避しやすいという理由もあります。ベイトタックルでは1.5号をメインに使います。それより細いと、バックラッシュでそこから切れてしまいやすいからです」