2021年の11月、タフ&ラフコンディションの宮古島の撮影釣行でキャッチした大型キハダ52kg。貴重な1本をモノにできたのはアングラーの資質と最新タックル、2つの総合力の成果だ。

しなやかでありながら操作性に優れる、「曲げて獲る」がコンセプトのハイスペックモデル

オシアプラッガー フレックスドライブ

– 宮古島での52kgのキハダキャッチに活躍した新たなロッド、オシアプラッガー フレックスドライブ。使用した感想はいかがですか?
「オシアプラッガー フレックスドライブは、『曲げて獲る』がコンセプトのロッドです。こうしたタイプのロッドはキャスト性能やルアーの操作性に不満があるものもありますが、オシアプラッガー フレックスドライブはキャストしてもブレやダルさがほとんどなく、ライントラブルもとても少ないのが特長ですね。ロッドの柔軟性だけでもルアーを遠くまで飛ばしてくれるので、どんなレベルのアングラーでも投げやすいと思いますよ。マグロ類やヒラマサを狙う場合、とくに誘い出しで狙う場合には、キャストし続けることが多くなります。オシアプラッガー フレックスドライブはロッドが勝手にルアーを飛ばしてくれる感じなので、疲れがとても少ないですね。

ティップが柔軟性に富んでいるので、ラフウォーターで使ってもルアーが水面から飛び出したり、転がったりすることが少ない。とても操作性は高いですね。魚がルアーにアタックしてきても、ほぼ向こうアワセでフッキングが決まる感じ。誘い出しのときは、いきなりドンっと出ることも多いんですが、そういう弾きやすいバイトもしっかり乗せてくれる。全体的にティップの柔軟性がとても活きていますね。」


キハダゲーム、とりわけ誘い出しパターンではキャスト回数が多く疲労度も高い。エネルギー効率のよいキャスト性能と操作性に長けたオシアプラッガー フレックスドライブシリーズは、とても実戦的なキャスティングロッドだ。

– 大型キハダをキャッチするために重要なファイトに関する性能はいかがですか?
「ヒットしてからはティップからバットまでスムーズに曲がってくれる。バットも曲がり切ってしまうようなことはなく、しっかり耐えて粘ります。S83MHを使って52kgのキハダを掛けたときも、最終的には12kgくらいのドラグセッティングでファイトしましたが、腰が痛くなったり、変に腕が疲れたりするようなこともなく、とても快適にファイトできました。キハダを釣るのにはとても使いやすいロッドだと感じました。

ティップ、ベリー、バットといったそれぞれのセクションがしっかり機能している印象です。オシア フレックスリミテッドシリーズの後継ということですが、投げやすさ、アワせやすさ、掛けてからの粘り強さはかなり進化しています。アクションエラーの少なさや負荷が掛かってから発揮するトルクがアングラーを助けてくれます。初めたばかりの方はもちろん、上級者の方までアングラーのレベルを問わずおすすめできますね。アイテム数は6本と豊富。カツオ、キメジ、シイラからヒラマサ、ブリ、キハダまで、全国各地のフィールドに幅広く対応できますよ。」

「曲げて獲る」ロッド、オシアプラッガー フレックスドライブだが、バットはしっかり残ってビッグフィッシュをリフトしてくれる。投げやすさ、アワせやすさ、掛けてからの粘り強さのバランスに優れたモデルだ。

重低音とスプラッシュが誰でも簡単に出せる! アピール力と安定感に長けた優等生

ボムディップ170Fフラッシュブースト

– キハダ狙いに使いやすいポッパー、ボムディップ170Fフラッシュブーストが登場しました。使用した感想はいかがですか?
「ボムディップ170Fフラッシュブーストは、全長170mmとやや小振りのポッパーです。ファットなボディでヘッドも大きいルアーですが、かなり飛距離が出ます。ジェットブーストを搭載しているので単純に飛ぶというだけでなく、クルクルと回ることなく飛行姿勢、飛距離が安定しているのも特長です。

意識していいポップ音を出そうとしなくても、ロッドワークとリーリングだけでゴボッ、ゴボッという重低音、大音量のポップ音を出してくれる。水噛みもいいので、とても使いやすい。硬いロッドを使わないといい音や動きが出ない、ということはありません。MHクラスのロッドを使えば、力をそれほど入れないでポッピングしても、十分にいい音とスプラッシュが出ます。とても優秀なルアーだと思いますよ。

ポッピングしていて飛沫や泡がよく見えるのもいいですね。カップの大きさ、形状などによることはもちろん、搭載しているバブルチャンバーの効果もありますね。飛沫が上によく立ち上がってくれるので、ラフウォーターのなかでも、どこにルアーがあるのかが分かりやすい。視認性が高いということは、ターゲットの反応を理解することに役立つので、ゲームプランを考えるためにはとてもありがたいですね。」

誰が使っても安定していい音と水飛沫を出してキハダを誘ってくれる、「とても優秀なルアー」と鈴木さん。全国のキハダフィールドで活躍してくれそうだ。

– どのようなシチュエーションで起用しますか?また、どのような使い方がおすすめですか?
「ナブラ撃ちでバンバン投げ込む、というよりは誘い出しで使うことが多いタイプのルアーだと思います。誘う能力をアップしたい、アピールしたいという意味ではフラッシュブーストはとても頼りになります。ボムディップ170Fフラッシュブーストはポッパー。それゆえ音と泡、飛沫が大切なことはもちろんですが、プラスしてフラッシュブーストによる光のアピールを得られることは、どんなレンジからもターゲットを引き出すためにも有効だと思います。

使い方としては連続的なポッピングはもちろん、ジャークの合間に何秒かのポーズを入れるパターンも効果的だと思います。とくに深いレンジから誘い出したいときは、強くポッピングしてポーズを入れるのも有効。そんなときも、ポーズ中に光で誘い出してくれるフラッシュブーストは効果大ですね。 キハダ狙いならどのエリアでも使えると思います。イワシのナブラはちょっと苦手だと思いますが、魚が見えないときに誘い出しで使えば、おおいに活躍するでしょう。魚種によって強くポッピングしたり、おとなしくポッピングしたりと、多少効果的な使い方は変わります。ブリ、ヒラマサにも効くと思いますし、GT狙いにもかなり効果的だと思いますよ。」

  • ボムディップ170Fフラッシュブーストは、大音量の重低音を発する深いカップデザインと大量の泡を水中に引き込むバブルチャンバーを搭載。ボディサイズの割にアピール力がとても大きいのが特長だ。

  • 対キハダ用ルアーの2022年モデルとしてはボムディップ170Fフラッシュブーストのほかにも、バブルディップ220Fフラッシュブースト、ドリームチューン160F、ヘッドディップ140Fフラッシュブーストなどの人気ルアーにTイワシ、Aオレンジなどの新色が続々と登場している。

ビッグゲームからライトゲームまで、多彩な活躍が期待できる優れたギンバル

ファイティングギンバル(BE-200V)

– シマノ初となるギンバルもリリースされます。とても興味深いアイテムですね。
「ギンバルはキャスティングでのビッグゲーム、ヒラマサ、GT、マグロ類狙いで使うことが多いアイテムです。ギンバルを使えばファイト中にバットエンドが身体に当たって痛くなることがなく、ロッドのホールド性も上がります。必需品といってよいと思います。ファイティングギンバルは、サポートベルトを脱着することで、釣りの内容に合わせて調整、対応できる点が優れていますね。長時間ファイトが予想される大型狙いでは背面の腰パッドを装着、しっかりとサポート力を生かして使うのがおすすめです。ヒラマサやGTなど、キャスト回数は多いものの、比較的短時間でファイトが終わる釣りでは、腰パッドを外したライトスタイルで使うことができます。ターゲットによって使い方を変えることができるので、このギンバルひとつあればよし、という点は嬉しいですね。

左右のベルトを引いたり緩めたりすることで、ギンバルの位置を簡単に調整できる点もよいですね。わざわざ腰から外して調整しなくてもいいので、ファイト中に気になったときでも素早くフィット感を調整できます。 本体の形状は間口の広さがあるのが特長。カップまでバットエンドをスライドさせて呼び込みやすい形状に工夫されています。また、バットエンドをカップに入れたり抜いたりの動作がスムーズにできるよう、カップの上の方の傾斜を少し緩やかにしているなど、細かい配慮もなされています。そのままシンプルに使ってもよいですが、マグロをモチーフにしたデザインステッカーなどを貼っても格好いいと思いますよ。」


ビッグワンを狙うオフショアアングラーにはマストアイテムでもあるギンバル。ファイティングギンバルはアングラー目線での細やかな工夫が施された最新型のギンバル。ステッカーチューンもおすすめだ。

PE5号×300mの糸巻量
相模湾のキハダゲームにベストマッチ

–キハダ用リールとしては待望の1台、ステラ SW10000HGも登場しました。

「インフィニティドライブ搭載による巻き上げ力、Xタフドラグ搭載による強いドラグが魅力ですね。とくに大型の魚が掛かったときにいかにドラグが耐えてくれるかは大切。ステラSW10000HGは熱ダレに強いヒートシンクドラグを採用しています。大型キハダがヒットしたときにスプールが熱くなってもラインが安定して出ていってくれます。とくに近海のキハダ狙いのキャスティングゲームにおすすめですね」

PE5×300mの糸巻量に対応力の高いギア比5.6、最大巻上長116cmの高速ギアを搭載したステラSW10000HGはベイトサイズに合わせて小型プラグを使用するフィールドでの活躍が期待される。ときに繊細な攻略を求められる人気のフィールド、相模湾では定番リールとなる可能性が大、だろう。キハダゲーム以外にもPE5号を使う釣りに幅広く対応。ヒラマサのキャスティングゲームや、大型魚をターゲットとしたロックショアゲーム、オフショアジギングにもピタリとハマる使い心地に仕上がっている。8000番以下のサイズとは異なるローター設計によるタフさが魅力である10000番。HGを待っていたというアングラーにとって、ステラSWならではの信頼感は何ものにも代えがたい魅力となるだろう。

  • 実釣ロケではキハダ用としてはやや小振りサイズながら信頼性の高いステラSW10000HGを使用。しっかり期待に応える活躍をしてくれた。

  • 宮古島の撮影釣行でも活躍したステラSW10000HG。ここぞというタイミングでの力強い巻き上げ力、タフで熱ダレに強いドラグ性能は、52kgというビッグサイズのキハダが実証してくれた。

 

WEB LURE X MOVIE【キハダ52kgをキャッチ】2022SS オシア × キハダマグロ in 宮古島 鈴木斉【オフショアキャスティング】