強めのタックルで真価を発揮

– サイレントアサシン129、140フラッシュブーストの一番の特長は、言わずもがなのシマノ独自のフラッシング機構、フラッシュブーストだ。
「僕はサイレントアサシンのフラッシュブースト搭載モデルで常々言っているように、フラッシュブーストによってフラッシングの新しい切り口が増える。今回も129、140に搭載されることで、今までは反応しなかった魚へのアピール効果が期待できます」

– 具体的にはどのような状況で?
「129、140は潜行レンジがある程度深いので、日中に沈んでブレイクや物陰に潜むシーバスに強いでしょうね。あとアサシンシリーズでは初めてシンキングタイプにフラッシュブーストが搭載されました。フォールでもきらめいて誘い続けてくれます。そして、優れているのはフラッシュブースト機構だけではないんです」

– 辺見さんも一新されたボディに可能性を感じている。
「オリジナルの129、140とは別のミノーに仕上げられています。たとえば飛距離。フラッシュブーストはオリジナルより2~3g重くなっているので、オリジナルをキャストするロッドより少しパワーがあるMHやHクラスのロッドで投げると飛距離を稼げます」

– 実投データは、室内無風下でタックルによる誤差を生じさせないために統一したタックルで計測されている。129、140フラッシュブーストのフルキャストは、MH以上が、より適しているということだ。
「したがって、パワーのあるロッドで使ってもしっかり操作感が得られるように、アクションも強くなっています。飛距離とアクション、そしてフラッシュブーストのフラッシングによるアピール力を考えると大規模河川の下流域やサーフ、磯など大場所のデイゲームで活躍します」

– 2010年、アサシン140に初めてAR‐C重心移動システムが搭載された当時のシーバスフィッシングは、港湾や湾内のナイトゲームが主流。現在はデイゲームも楽しみ、フィールドも多様化。それに合わせて開発されたのが、今回のアサシンフラッシュブーストということだ。
「ヒラスズキにも良いし、ヒラメや青物も狙える。シーバスミノーの枠を超えたソルトミノーに進化したのが、今回のフラッシュブーストです」

エクスセンス サイレントアサシン 129F/129S フラッシュブースト

004 Fレッドヘッド

エクスセンス サイレントアサシン 140F/140S フラッシュブースト

002 Fボラ

磯、サーフ、大規模河川など広大なフィールドで活躍

【進化1】フォールでもフラッシュブーストの明滅が誘い続ける

今回、アサシンシリーズでは初めてシンキングタイプにフラッシュブーストが搭載される。「フローティングは止めて浮かせたり、ドリフトでミラープレートが揺れてキラキラと誘い続ける。シンキングはフォールでそれができる。フラッシングは魚を引きつける重要なファクターで、新たな見せ方ができます」

  • ドリフトでもフォールでも

 

【進化2】立ち上がりの早さと安定した泳ぎ飛距離だけではないアサシンの本質

サイレントアサシンシリーズの形状は、リップ付きのオーソドックスなミノー。「スプリングで重心を戻すAR‐Cで、重心移動搭載とは思えない立ち上がりの早さも特長。着水直後は音と飛沫で魚が注目する。立ち上がりが遅いと見切られます。またアサシンフラッシュブーストは動きが強いから、磯などの複雑な流れの中でもしっかり泳ぐ。ミノーの本質から外れない性能を備えています」

 

【進化3】磯やサーフのラフなコンディションで優れた操作性を発揮

「向かい風で釣りをすることが多い磯のヒラスズキゲームでは、強めのロッドでしっかり振り切れば飛ぶ。とくにシンキングタイプの登場で、磯やサーフでウネリが掘れるタイミングで着水しても水面を滑らず、すぐに水を掴んで泳ぎが立ち上がる。ラフなコンディションに対応しやすく、操作性が高いです」

  • 着水してすぐに水を掴んで泳ぎが立ち上がる!

 

【進化4】アクションの違いでオリジナルと使い分けが可能

2010年に初めてAR‐C重心移動システムが搭載されたサイレントアサシン140F /140S AR‐Cは、従来のミノーが届かなかったところに届く! がコンセプト。「当時はナイトゲーム全盛で、ロール主体のナチュラルな泳ぎ。新しいアサシンフラッシュブーストでは動きが強すぎるときは、オリジナルモデルが活躍します」

タックルデータ

ロッド:エクスセンス ジェノス(磯マル・ヒラスズキモデル) S116-130M/RF

磯の多様な環境を1本で変幻自在に攻略できるズームロッド

– サイレントアサシン129/140フラッシュブーストが活躍する舞台の一つが磯。だが、磯ヒラゲームのようにサラシを撃ちながら歩く場合、複数のタックルを持ち歩くのは難しい。そこで磯の多様な環境を1タックルで攻略するために開発されたのが、磯ヒラでは初のズームロッドだ。
「僕は磯でヒラスズキを狙うとき、ロッドの長さは11ft6inがベストだと思っています。強い風に向かってシャープに振り切れるし、ロッドの操作性も高い。ただ磯は足場が高い。波をかぶって水辺に近づけない。あるいは足元に根が張り出しているなど、もう少しロッドが長ければというシーンも多々あります。ジェノスS116‐130M/RFは、バットが45cm伸びて11ft6inから13ftになる。11ft6inでは短いという状況をズームアウトして攻略できます。ブランクスはスパイラルXコアに高強度高弾性素材のM40Xを追加し、軽くて細くて強い。ズームロッドの重さ、ダルさを感じさせない仕上がりです」

ズームには磯竿で培った技術『シルキーズーム』を採用。ズームイン/アップが滑らかな感触で確実に行え、耐久性も高い。磯とソルトの融合ができるのも総合釣り具メーカーの強みだ。

リール:ツインパワー C5000XG

リールはツインパワー C5000XGを使用。

ライン:ピットブル8+

ラインはピットブル8+を使用。多くのインストラクターから定評のあった
『Mission Complete』が『PITBULL』シリーズに進化。