マグロ用に進化したフラッシュブースト搭載スリムポッパー

人気のキハダ狙いのキャスティングゲーム。
レンジを表層に限ってみれば、ダイビングペンシルが主役の座を守り続けてきた。もちろん現在も主役は変わらない。
しかし、近年、その座を脅かす存在として注目されているのがポッパーだ。

オシアブランドのルアーとしては、オシアバブルディップ180F AR‐Cがすでに実績を積み上げてきた。
GT用ポッパーなどとは一線を画すスリムボディと小型カップを武器に、大きすぎないスプラッシュで気づかせ、ダイビングで喰わせることをコンセプトにしたマグロ&ヒラマサ用ポッパーだ。2020年夏、オシアバブルディップ180F AR‐Cをブラッシュアップしたアイテムが登場する。オシアバブルディップ220Fフラッシュブーストだ。

「オシアバブルディップ220Fフラッシュブーストの基本性能はオシアバブルディップ180F AR‐C譲り。少し大型になったボディにフラッシュブーストが搭載されている。この2つが最大の特長でしょう。ルアーが動いているときにはあまり喰ってこない、というのが、クロマグロ、キハダを問わずマグロの捕食パターン。止まって浮き、波で揺れているときにヒットすることが多いので、浮いているだけで光を発し続けるフラッシュブーストはとても効果的です。
さらに、フラッシュブーストの効果で水中にルアーがダイブしたときに光が拡散される。個人的にはこれが強烈にマグロにアピールする、と考えています。魚の目線を上に持ってくる役割はとても大きいと思いますよ」

オシア バブルディップ 220F フラッシュブースト

001 Fマイワシ

ナブラ撃ち、誘い出しともに効果を発揮する

– オシアバブルディップ220Fフラッシュブーストは、ナブラ撃ち、誘い出し、いずれのパターンにも対応する。ナブラ撃ちの場合、ナブラから遠ざかることなく、アピールし続けられる点が一番の強みとなる。
「ダイビングペンシルは引かなければ動かない。でも、動かすために引くとナブラから離れてしまう。マグロがベイトの群れの下にいて飛び出そうとするときに、ルアーが肝心のナブラ近くにない、ということが起きてしまう。オシアバブルディップ220Fフラッシュブーストなら、ストップ&ゴーでナブラから離すことなくアピールできます」

プロトモデルのテストではクロマグロの捕獲にも成功! キハダ、クロマグロともにマグロゲームのニューウエポンとして活躍 が期待される。

– バンバン水面に出ているのではなく、キハダが散発的に水面に出ているときなどに、ポッパーがダイビングペンシルよりヒット率が高いのはこのためだ。
「誘い出しの場合はある程度の水深、たとえば水面下、10m、20mを回遊しているキハダに対し、ダイビングペンシルではアピール不足と感じるときに効果を発揮することが多いですね」

使い方の基本としては遠投がファーストステップ。ナブラ撃ちであれば、ナブラの中に打ち込むのではなく周りに着水させる。誘い出しでは魚が跳ねたり、船長がソナーで捉えた反応を目安に、指示に従ってのキャストとなる。

– アクションパターンのベースとなるのはストップ&ゴー。ロッドをジャークしてポッピング、その後ステイという動きが基本となる。
「ポッピングには強くと弱く、大きく分けて2つのパターンがあります。ジャバッジャバッ、チョボチョボという感じで演出するなら軽くショートピッチでポッピングする。ロングストロークで力強く引くとゴボンッ、これにリーリングを加えながら引くと、ゴボゴボゴボッと水中に泡を引きながら入り、スイミングします。キハダのレンジが浅いときはショートストローク、深いときはロングストロークが基本になります。強く、大きくポッピングして、長めにステイしておくのも効果的。僕は長いと10秒くらいステイさせることもありますよ」

強弱ではっきりした使い分けができるのはポッパーの特長でもある。さらにロッドワークとリーリングを組み合わせていくと、多くのバリエーションが生み出すことができる。状況に合わせて答えを探していくのが醍醐味だ。

 

 

フラッシュブースト&AR-C

「浮いているだけで光を発し続けるフラッシュブーストはとても効果的です。さらに、フラッシュブーストの効果で水中にルアーがダイブしたときに光が拡散される。個人的にはこれが強烈にマグロにアピールする、と考えています。また、AR-Cが搭載されているのでキャスト時に後方に重心が寄り飛行姿勢が安定します。ふらつきがちなスリムボディでも飛距離をロスしないですね」

バブルチャンバー

「バブルチャンバーの効果は音より泡。マイクロバブルが小魚の存在感、飛沫がマグロの捕食する状況を演出してくれます。引き抵抗感も小さくなる気がします。ショートジャーク、連続ジャークを多用するときに疲労が少なくなると思います」

フックセッティング

「僕はトリプルフック派ですが、トリプルとシングルを使い分けする人は増えています。無駄なスレ掛かりを誘発せず、掛けたらバラさない、という長所があるシングルフックも人気があります。簡単に両者をチェンジできるアイが用意されているのはいいですよね」

  • シングルフック

  • トリプルフック

ビッグシルエットが生み出す数々の優位性

– オシアバブルディップ220Fフラッシュブーストは比較的大型に属するポッパー。アピール力が大きいことは言うまでもないが、それ以外にもビッグシルエットの利点はあるのだろうか?
「飛距離が出ること。これは大きな利点ですね。飛ばないと釣れない、ということも多いのがキハダゲーム。メインベイトがイワシだから、という理由で、飛ばないなあ、といいながら小型ルアーを使っているよりは、大型ルアーを使って広範囲を探ったほうがヒットの確率がアップすることも多い。同船者との闘いという意味でも、飛距離が重要なこともありますしね。自走しにくい、ということもプラスです。ラインが風に流されても引きづられにくいので、ピンポイントを外さずにアピールできます。サイズが大きいので、ある程度太いラインを使えるのも魅力。とくに誘い出しの場合は、水面で魚体を確認できるわけではない。ラインが太ければ、いきなり60㎏、80㎏というサイズが出た場合でも対応しやすいですよね」

– 活躍するフィールドは問わない。キハダゲームのなかでは比較的繊細な攻略が求められることが多い相模湾でも活躍する場面はある。
「どこのフィールドでも、ある程度の大きさのベイトフィッシュを捕食しているときに活躍すると思います。人気の相模湾では、初期ならソウダ、お盆前後から秋口にかけてはソウダに加えて大型のトビウオを追っているときなどに活躍すると思います」

ほかの関東エリアでも常磐沖、伊豆沖などの外洋のフィールドではより活躍の機会は広がる可能性がある。
近年、爆発的な釣果で沸くことが多い熊野灘などでも、オシアバブルディップ220Fフラッシュブーストのアピール力の高さは大きな武器となるに違いない。今年の夏は例年以上に熱くなりそうだ。

リコメンドロッド

ロッド:グラップラー タイプC
S80M、S77MH、S82MH

「ダルさがなく、振り抜けもいい。強度も高いので、初めての方が大型のキハダと対峙しても安心してやり取りできると思いますよ。僕自身、オシアシリーズと一緒に持っていくことも多い、お気に入りです。仕舞寸法がコンパクトなので使い勝手がいいんですよね。最初の1本としておすすめですし、プロアングラーでも十分に安心して使えるロッドです」