浮き姿勢を水平に調整。ラトルモデルも登場

今まで獲りきれなかったイカが釣れる!!

– メタルスッテゲームは、メタルスッテの上部にエダスを介して、ドロッパーと呼ばれる浮きスッテを付ける仕掛けを使うのが一般的。
「フワフワスッテはドロッパーになりますが、ボディが発泡素材からABS樹脂の中空になったのがフワフワスッテⅡです」

– フワフワスッテとフワフワスッテⅡは、ボディの素材と構造が違う?
「それによって浮き姿勢が違います。フワフワは水中でカンナを上に立ち気味の姿勢をとる。フワフワⅡは潮を受けやすく、水平に近い姿勢をキープします。中空ボディで浮力の調整が非常に難しい中で、絶妙なバランスに設計されています」

– 姿勢を変えた理由は?
「ドロッパーがエギのような水平姿勢をとらないと抱かないイカもいます。フワフワで獲りきれないイカを獲るために開発されたのがフワフワⅡです。あと中空ボディならではの特長もあります」

– それは?
「ラトルモデルです。フワフワスッテと姿勢の違いや、音の有無の使い分けで、今までより攻め手が一気に広がります。さらにサイズ。フワフワはSとMの2サイズですが、フワフワⅡはLが追加されます。あと、カラーバリエーションも一新して・・・」

フワフワスッテⅡだけをみても、今年のメタルスッテゲームが進化するの間違いなさそうだ。

 

水平姿勢キープとハイレスポンスな高浮力ボディに設計

布が水を吸って浮力が低下する浮きスッテの課題を解消。軽く潮を受けるだけで水平姿勢をキープする中空ボディは、浮力があるからロッドワークにレスポンス良く反応。アクション後、カンナが垂れ下がることなくナチュラルな姿勢で抱かせ、フワフワスッテ同様、シャープなファインフックが確実にイカをとらえる。

Sephia フワフワスッテⅡ

001 アカミドリ

Sephiaスッテ初のラトル搭載モデル

中空ボディのフワフワスッテⅡにラトルを内蔵。発泡素材では採用が難しいギミックだ。ラトルボールを入れても、ボディの姿勢や浮力に影響しないようにバランスを調整。フワフワスッテⅡの特性はそのままに、音によるアピールをプラスできる。「見た目はノンラトルと同じなので音を確認してください」

Lサイズの追加でイカのサイズに合わせて選べる

フワフワスッテⅡのサイズ展開は、新たにLが追加。
「サイズ選びの目安は、太平洋側のアカイカ、マルイカなどの小型イカにはS。イカのサイズが上がる日本海側はMがメインで、ビッグサイズのケンサキを狙うならL。ヤリイカ、スルメイカは、スッテが小さい方が良いということはないのでL。とくにスルメイカは細長いシルエットに反応しやすいのでLが効きます」

【発光の強弱も意識して使い分けよう!】
豊富なカラーバリエーションでご当地カラーを発掘

カラーバリエーションは10色に拡充。「全国各地からこういう色がほしいとご要望いただき、バリエーションを増やしました。アカミドリやアカシロなどスタンダードなカラーを軸に色々なカラーを試して、僕のホームはこの色が効く、というご当地カラーを見つけてください」

 

【ノーマルモデルとラトルモデルの使い分け】
「ラトルが高活性イカに効くということではありません」

アピール力は、音がプラスされたラトルモデルが強い。 「だからといって活性が高いイカだけに効くとは限りません。ノーマルモデルに反応がなくても、ラトルに替えてシェイクしてカチカチッと鳴らすと、低活性イカのスイッチが入ってキュッと抱くこともあります。時間によってもイカの反応が変わるので、両方試してイカにそのときの好みを聞きましょう」

【フワフワスッテとフワフワスッテⅡの使い分け】
潮が動かなければフワフワで縦の動き 潮が動けばフワフワⅡの水平姿勢

「フワフワスッテは、上下の動きに反応がいいときに有効。潮が動かず、仕掛けが立つ状況で真っ直ぐ上げて、真っ直ぐ落とす縦の動きで誘いやすいです。潮が動いているときは、潮馴染みの良いフワフワスッテⅡ。ロッドでアクションを付けて、止めて水平姿勢に好反応するイカがいるかを試します」

ノリノリスッテの機能を踏襲し、よりルアーチックに進化

時代に合ったカラーとサイズ展開を追求

– メタルスッテのノリノリスッテは、ノリノリスッテⅡにバージョンアップ。
「初代のノリノリスッテは、セフィアシリーズで初めて開発したメタルスッテで、第2世代にもその特長は踏襲しています」

– ゆっくり水平姿勢で真下に落ちるということは?
「フリーフォールで水平姿勢を保ったまま、真下に落ちます。スライドもせずに、フリーフォールでスローに落とすことができます。非常に難しいフォールのさせ方を実現したスッテで、それを可能にしたのが独自の船形ボディです」

– 抱かせないアクション?
「ノリノリスッテは、ロッドでアクションをつけると、斜め上にダートします。ピョーンッ、ピョーンッと斜め上に飛ぶと、イカは触りたくても触れない。そこからフリーフォールで落とすと、焦れてたイカがポンッと躊躇なく抱く。ノリノリスッテⅡも同じことができます」

– ゆっくり水平姿勢で真下に落ちるということは?
「フリーフォール中に、イカに抱く間を与えることができます。そこで、その前段階のあえて抱かせないアクションが効いてきます」

– では、違いは?
「まず見た目。初代は全身布巻き。Ⅱはリアルシェイプのヘッドに眼が付いて、漁具からよりルアーっぽくイメージチェンジしました。カラーも従来は定番色中心でしたが、ノリノリⅡは、グローの強弱が使い分けられるようにカラーバリエーションが見直されています。あとはサイズ。8号がなくなって30号が追加されています」

– メタルスッテゲームの時流をリードするように細部が進化しているということだ。
「ノリノリスッテ独自のフォールとアクションは、むしろ変えたくないですからね」

Sephia ノリノリスッテⅡ

009 ピンクチャート

 

スライドアクションと水平姿勢のスローフォールが効く!

ノリノリスッテは、ドロッパーもしっかり動かすワイドなスライドアクションと、水平姿勢でスローフォールするボディ形状とウェイトバランスにこだわって開発。Ⅱは、優れた機能はそのままにリアルシェイプのヘッドに生まれ変わり、カラーバリエーションを一新。進化するメタルスッテゲームをサポートする。 

  • ストロークが長めのジャークで斜め上にダート。ワイドなスライドアクションで、ドロッパーも動かしてイカにアピール。

  • フリーフォールで、ほぼ鉛直方向に水平姿勢でスローフォール。スライドアクションで活性の上がったイカに抱く間を与えることができる。

ワイドなスライドアクションと水平姿勢の垂直フォールを可能にするのが、扁平な船型フォルムのボディ。テールの夜光ビーズはバイトマーカーとして機能する。

 

カラーはグローの強弱を意識して使い分ける

ノリノリスッテⅡは、ルアーっぽいヘッドとポップなカラーリングでルックスが一新。「釣れそうと思う色を選んでもらうのが一番ですが、そこで意識してほしいのがグローの強弱。テールの夜行ビーズが目立つものから、ボディ全体が光るものまであります。グローが強い、弱い、その中間でぼんやり光るのか。この3タイプをそろえれば、様々な状況に対応できます」

 

重めの号数を選んでトラブルを回避

ノリノリスッテⅡは、10号から30号まで全6サイズ。「今はメタルスッテを楽しむアングラーが増えて、乗合船で隣の人との間隔が狭いこともある。例えば12号が使える状況でもちょっと重めの15号を使えば、同船者の仕掛けと絡むトラブルが減る。初代にはなかった30号を追加することで、全国どこへ行っても重めの号数がセレクトができるサイズラインナップです」

コロコロスッテと使い分けてメタルスッテのゲーム性を昇華

ノリノリスッテⅡは幅広い状況に対応するが、万能というわけではない。
「スローに落ちるということは、フォールに時間がかかる。Sephiaのメタルスッテには、ボディが円筒形状のコロコロスッテがあります。これはスーッと真っ直ぐフォールして、アクションをかけると真っ直ぐ上がる。その日の状況を把握するパイロットルアーとして活躍します。コロコロがダメならノリノリ。ノリノリに反応しなくなったらコロコロと、スッテのローテでイカのバイトが引き出せる。メタルスッテのゲーム性が上がります」

フワフワスッテⅡは潮になびかせる。
ノリノリスッテⅡは潮にのせる
フォールでイカがのる

進化したスッテで釣果アップが狙える

– ではフワフワスッテⅡとノリノリスッテⅡを組み合わせると、今後のメタルスッテゲームはどう進化するのか? 気になるところだ。
「結果からいうと、今まで獲りきれなかったイカが釣れる。釣果が伸びます」

– そう言い切れるのは?
「フワフワスッテにはないフワフワスッテⅡの水平姿勢や、ノリノリスッテⅡの光の強弱で選べるカラー。様々な状況に対応しやすくなったサイズラインナップがあるからです。ただ、単にこの2つを組み合わせれば釣れるというわけではなく、釣果を伸ばすには止めるということを意識したほうが良いでしょうね」

– 止める?
「フワフワスッテⅡは潮が動いてているときに使って、潮をかませて水平姿勢でなびかせます。アクションをつけて誘った後、止めることで抱く間を与えることができます。最低でも5カウント。活性が低いときは、10カウントは止めます」

– 釣果を伸ばすには、抱かせの間を長めにとることが大事。
「イカの反応がないと当たりダナを探して、待つ時間が短くなりがち。それはイカが抱こうとしているのに、動かしてしまうことにもなりかねない。渋いときほどしっかり待って、仕掛けを潮に馴染ませる。ノリノリスッテⅡもフリーフォールで潮にのるからイカがのります」

– 2つを組み合わせることで、仕掛けを潮に馴染ませやすくなる。
「さらに既存のフワフワスッテやコロコロスッテと使い分ければ、攻め手が多彩になる。状況によっては、釣果を3倍にも4倍にも伸ばせる可能性があります」

ノリノリスッテⅡの沈降速度はドロッパーのサイズで調整可能

「例えば、ノリノリスッテⅡばかりにのる。同じ号数で、もう少しゆっくり落とせばもっと釣れるというときは、上のスッテの釣果は捨てて、浮力調整のためにフワフワスッテⅡのLを付けます。逆にドロッパーばかりにのるときは、Sに替えて喰いやすくする。どっちにどう抱くかを観察すれば、より釣れる組み合わせが見えてきます」

ノリノリスッテⅡはストロークの長いジャーク でダートを引き出す

「ノリノリスッテⅡは、長めのストロークでポーンッとジャークすると、キュンッと斜め上にダートしやすい。大きいアクションでアピールできます。短いワンピッチジャークは、小刻みに上がるアクションになります」

フワフワスッテⅡは水平になびくときがバイトチャンス

フワフワスッテⅡは、潮が動いているときが出番。ジャーク後、止めて潮を噛ませ、水平姿勢を見せるのが釣果アップの秘訣だ。「最低でも5カウントは待つ。喰い渋るときは10カウントは潮を噛ませてなびかせます。船がアンカーを入れて風で振られるときは、仕掛けを止めておくだけでフワフワスッテⅡが水平になびいて、イカのバイトを誘います」

タックルデータ

Sephiaメタルスッテロッドの最高峰が遂に!

Sephia LIMITED METAL SUTTEが5月にリリースされる。
「一番に目を引くのが、トリガーが前に付いたXシート フロントトリガーです。ここに人差し指や中指をかけると、繊細な操作がしやすく、疲労も少ない。高強度、高弾性の細身のブランクスを採用し、手にしたときにとにかく軽い。“真の軽さ”が実感できます。すべての面でエクスチューンをはるかに超えるロッドはできないか? に挑み、実現させたのがリミテッドです」

Sephia LIMITED METAL SUTTE

B65ML-S、B65M-S、B65MH-S

 

  • トリガーが前方に位置し、人差し指または中指をかけるXシート フロントトリガーを採用。ミリ単位に迫る繊細なロッド操作ができる。

  • リアグリップは新形状の多面体カーボンモノコックグリップ。リアグリップの脇挟みやヒジに当てたときの操作性を重視したデザインだ。

  • しなやかで高強度なタフテック∞を採用したソリッドティップは着脱式。万が一破損してもティップの交換で済む。グリップジョイントでコンパクトに携行できる。

リール:Barchetta PREMIUM 150DH
ライン:Sephia8 0.5号
リーダー:Sephia アシストリーダー ショートタイプ