ベーシックからレーシングスペックまでライトゲームの広範囲をカバー

Soare LIMITED [本体価格] 78,000円~88,000円

ソアレ リミテッド S68UL-S

Soare LIMITED S68UL-S

‐ ソアレ リミテッドの「S73/76UL-S」という、2種類のティップが使える変り種モデルですね。
「タフテックインフィニティによる73、そしてハイレスポンスソリッドによる76という異なる性質のティップを使い分けることで幅広いリグに対応し、ライトゲームで釣れる魚ならば何でも釣ってしまおうという『魚種限定解除』が、このロッドのコンセプトになります」

‐ 73と76、それぞれの役割というのは?
「73はジグ単をはじめとした軽量リグを扱うのに適しています。対して76はやや重めのリグを使ったり、ディープエリアや潮流が速いエリアを探るのに向いていますね。扱うルアーやリグに対して、ティップは重要な役割を果たしています。ロッドが1本しかなくてもティップを替えて挑むことができれば、攻めの幅が広がります。多様な魚種を楽しめるだけでなく、例えばアジングひとつをとっても、状況の変化に合わせてさまざまなルアーを使いこなすことができるんです」

 

1本のロッドに異なる長さ&セッティングの2本のティップを同梱

「僕が手に持っているのがタフテックインフィニティの73、そして装着されているのがハイレスポンスソリッドの76です。ベリーから先を差し替えるだけで、性格の異なるロッドに変身させることができます。面倒な作業なしに、フィールドで簡単に替えられるのも魅力です」

  • 73:タフテックインフィニティ

    タフテックインフィニティ

    「一般的なソリッドと比較して巻き込み強度で3倍、巻き込み量で5倍というしなやかさで、リトリーブ時に若干の『もたれ』がある設定に。ラインテンションが抜けて、このもたれが戻った時こそが、手元に振動として伝わらない微弱なアタリを獲るチャンスです」

  • 76:ハイレスポンスソリッド

    ハイレスポンスソリッド

    「73と比較するとハリが強い高弾性設計で、ダートタイプのジグヘッドやメタルジグ、ミノーなどをアクションさせて誘いたい時や、アタリを感じて積極的に掛けていきたい時などに向いている素材のティップです。ロッドに負荷が掛かりやすい状況なら、こちらを選びます」

『Xガイド化』の促進がブランクス性能をさらに引き出す

‐ 実際に使用されて、大幅な性能アップを感じた部分は?
「Xガイドですね。これまでのティップセクションに搭載された『3Dチタントップ&3Dチタン』に加えて、バットガイドにも『エアロチタン』が新たに採用されました。これによってロッドの自重が大幅に軽量化され、ブランクス本来の性能がさらに引き出せています。特に操作性や感度は、その違いが感じられます」

‐ カーボンモノコックグリップも、新しいタイプが装着されています。
「グリップエンドがデルタ形状になり、より掌で包み込みやすくなっていて、その分感度もアップしているように感じました。そしてブリッジライクシートですが、堅牢性がアップしたというか・・・ブランクスへのフィッティング具合がさらに高まっているようです。そういった部分で、リールを持つ手に伝わる感度も向上しているのではないでしょうか」

バットガイドのXガイド化で大幅な軽量化&感度アップ

「ガイドはロッドにとって重量がかさむパーツであり、せっかく軽くて高感度、高強度なブランクスを採用しても、重いガイドを装着してはブランクスの性能は活かせません。特に一番大きなバットガイドは重量も重いので、その影響は相当なものです。そのバットガイドに軽量・高強度な『Xガイド エアロチタン』を採用したことで、操作性と感度にハッキリとした違いが感じられます」

  • ブリッジライクシート

    ブリッジライクシート

    「掌にスッポリと収まるコンパクトさに加えて表面硬度をより高めているので、わずかな振動でも情報としてしっかりと伝わってきます。既存モデルにも採用されていますが、ソアレ リミテッドではブランクスとの一体感がさらに高まっているようです」

  • カーボンモノコックグリップ

    カーボンモノコックグリップ

    「リアグリップがカーボンの一体形成による中空構造なので、アタリはもちろん潮流の変化、ボトムの地質の違いなど、情報として得られる量がかなり多いです。デルタ形状の新バージョンの採用でさらに握りやすく、情報を感知しやすくなりました」

ロッドを曲げて魚とのファイトを楽しめる、ライトゲームの『原点回帰』を追求

‐ 今回はアジングで使用された「S73/76UL-S」、丹羽さんにとってはどのようなロッドでしたか?
「現時点でアジングに足りていないと思っていた部分が、このロッドの登場でクリアできたと思います。というのも、アジング人気が高まったことによりハイプレッシャー化してしまったフィールドでは、感度重視でパツパツの、ほとんど曲がらないような超高弾性ロッドでの、1g未満のジグ単じゃないと魚が獲れないような状況でした。しかし、ソアレ リミテッドはルアーの適応範囲も広く、高感度でありならもしっかりと曲がり、魚のサイズにかかわらずライトゲームならではのファイトが楽しめます。ただ魚を獲るだけではなく、その過程を存分に堪能できるロッドだと思います」

 

‐ 今回は使用しませんでしたが「S68UL-S」に関しても、ひと言お願いします。
「別のロケで使用したんですが、ハイレスポンスソリッドによるティップで感度が非常に高く、例えばウインドドリフトのようなラインスラックが出やすい状況でも、しっかりとアタリが感じられます。アジングに的を絞るなら、僕はS68UL-SとS73/76UL-Sの『73』を選んで、使い分けることをオススメします」