Day2 良型真鯛連発! ショートバイトを逃さないコツはロッドセレクトとドラグセッティング!

ドラグは決して締めすぎないこと

この日は午後には納竿の予定とあって、船長が時間を早めて出船してくれた。
朝の6時前には沖のポイントに到着して竿を出した。水深は75m前後。前日に好調だったフラットバクバク120gからスタートするが反応がなく、タイガーバクバク120gにチェンジするとすぐにヒット。そこからコンスタントにロッドが曲がっていった。

 

この日は午前中から高反応。タイガーバクバク120gがこの日の当たりルアーだ。

– 鯛はバレやすい魚というイメージがあるが、鈴木さんは当たりをほぼ逃さないし、掛けた魚は全てキャッチ。魚のキャッチ率を上げる方法は?
まず大切なのはドラグセッティング。バイトがあったときに、ズズズと出るくらいに調節します。バイトがあったときにドラグを締めていると、魚が違和感を持って離してしまうんです。ファイト中もドラグを締めたりはしません。皮一枚で掛かっていることも多いですからね。ファイトはゆっくり巻き上げること。ドラグがきついと、鯛の首振りで身切れしてバレてしまいます。寄せたいときは、指でサミングしながら、糸の出る量を調節します。ロッドは絶対にテンションを緩めないように」

グッドサイズのキジハタをキャッチ。他にもアオハタも釣り上げた。鯛ラバの嬉しいゲスト。

– 鯛ラバでよく聞くのが、バイトがあっても乗らない、という悩み。
「そういう人はドラグが強いか、ロッドが硬い人です。それで違和感を感じて離しているんだと思います。ロッドを1番手柔らかいものに変えるだけで、ヒット率は上がるはずです。あとはフックポイントですね。底に落として巻いての繰り返しの釣りなので、フックも甘くなりやすい。フックはよくチェックして、どんどん新しいものに変えていきましょう。渋いときは1日に数回のバイトをものにできるかできないの差がここに出てきますよ」

– タックルの持ち方などに工夫はありますか?
「タックルは、手首がフレキシブルに動くように軽く持っておくこと。あとは、ロッドエンドを脇で挟んで、穂先をブレさせないように巻いてくる。こうすることで、バイトがあった時に真鯛に違和感を与えません」

バレる時ほどドラグは緩く、ロッドは柔らかく!

右巻きと左巻きの使い分け

右巻きはパワー重視、左巻きはオールマイティ

– 鈴木さんは右利きで、他のルアーフィッシングは右投げ左巻きが基本。鯛ラバタックルは、右巻きを1本、左巻きを2本用意した。この使い分けは?
「自分の場合は、いつも通りの釣り心地感を重視して、鯛ラバでも左巻きをメインで使っています。右巻きは、よりパワーが欲しい場面で使いたいと思って用意しました。潮が速い時、重い鯛ラバを使いたい時ですね。ロッドはMパワーで、ラインも太め。これで強引なやりとりができるようにというセッティングです」

  • 右巻き
  • 左巻き

いろいろとローテーションしていく中で、タイガーバクバク120gがこの日の当たりと判明。
それからはガンガン釣れて、後半は入れ食いの様相に。その日の状況にマッチするやり方を見つけていくのも、この釣りの楽しいところ。

 

テクニック

巻くスピードに変化をつけて喰わせのタイミングを作る

当たりがない時に試したいのが、リーリングスピードを途中で上げる技。真鯛が付いてきていたら、急に鯛ラバのスピードを上げると、そこでリアクションバイトしてしまうのだ。また、当たってきて掛からない時も、追わせるイメージで少し巻くスピードを上げる。そうすると、しっかり食い込むことがある。スピードを上げることで、フッキングもより掛かりやすいという効果もある。

船中のアングラーが全員ルアーを回収した時に誰かがヒットする、そんな光景を見たことがあるかもしれない。それはすなわち、急にルアーのスピードが上がって、リアクションバイトを誘発しているのだ。

釣果を伸ばすには、いろいろなことをどんどん試していくことが大切

喰い気がない時こそ、何かを変化させることが重要

全てのアングラーが同じように鯛ラバを上下させているだけでは、鯛もスイッチが入らない。喰い気がない時こそ、何かを変化させることが重要なのだ。

– 完全にパターンを掴んだ鈴木さんは、立て続けにヒットを連発。結果的に、この日は10尾の真鯛をキャッチ。ほぼ、タイガーバクバクでの釣果だ。
「初日は潮の流れが悪く、シーアンカーも立ててバーチカルな釣りでした。そんな時はゆっくり引いても食わないから、フラットバクバクのバタバタとしたアクションが効きました。今日は風の向きも潮の向きも同調して、潮も速い。そんな時はタイガーバクバクの方が使いやすいですね。150gでは全然当たりがなく、120gに変えたらどんどん釣れるようになりましたよ。巻くスピードの強弱、ロッドの硬さ、リールのギア比、ヘッドの形状、スカートの種類で、その日の当たりパターンを見つけていくんです。その日の鯛が好む速さ、波動、ボリュームがあるので、単純な繰り返しの中にも、鯛が興味を示すように工夫していくんです」

– 船中でも特に良く釣れていた鈴木さん。具体的に、どんな工夫をすれば、釣果に差をつけることができるのだろう?
「たくさん釣る人、当たりが多い人ほど、自分以外のアングラーをよく見て、ヒットしている鯛ラバをチェックしたり、巻いているスピードをよく見ています。例えば、午前中はオレンジが当たっていたのに、午後はグリーンが当たっているなとか。釣れている人の真似をするのは重要ですね」

– 鈴木さんも、こまめにいろいろと変えながら釣りを展開していた。
「当たりがない時こそ、いろいろ試すんです。鯛ラバの種類を変えたり、カラーを変えたり、ネクタイの種類を変えたり。流れの変化を感じて、それに合わせて巻きスピードを変えたり。今回も、カラーを変えて1投目など、変化させた次の1投目でヒットすることがとても多かったです。その変化させるということを怠る人は、当たりも少なくなってしまいますよ」

ヘッドの重さ、ネクタイの形状など、思い立ったらすぐにチェンジできるよう、いろいろなものを準備しておこう。
「ワームはニオイのアピールが欲しい時に使います。このニオイが圧倒的に効く場合がありますよ」

 

良型真鯛爆釣で玄界灘を大満喫!

玄界灘で鯛ラバ本来の楽しさを再認識

天気も良く、凪で釣りやすく当たりの多い楽しい釣行に、鈴木さんも大満足。カラーを変える、重さを変えるといった、何かしらの要素を変えた次の1投目でヒットすることが多く、パターンを見つけるゲーム性の高い釣りが展開できた。

タックルデータ

その1

リール:エンゲツ プレミアム151PG
ロッド:エンゲツ エクスチューンB610ML-S LEFT
ライン:タナトル8 0.6号
リーダー:オシアリーダーEXフロロ 3号

その2

リール:エンゲツ プレミアム151PG
ロッド:エンゲツ エクスチューンB610ML-S LEFT
ライン:タナトル8 0.6号
リーダー:オシアリーダーEXフロロ 3号

その3

リール:オシアコンクエストCT 300PG
ロッド:エンゲツ エクスチューンB610M-S LEFT
ライン:タナトル8 1.0号
リーダー:オシアリーダーEXフロロ 4号

釣れる!鯛ラバ大百科
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