水と泡が交錯するサラシの中でしっかりアピール

ヒラスズキ狙いはサラシの有無で変わってくる。「基本的にはサラシに付いた魚はエサを獲りに入ってきているので喰い気があります」

「よく行く和歌山の地磯激戦区ではルアーを巻いても喰わないんです」

– アングラーが多いフィールドでは、サラシが発生していても警戒心の強いヒラスズキは容易にバイトしてこない。
「小さいのは追いかけて喰ってくるけど、デカいのは流れがぶつかって最後にベイトフィッシュが行き着くような場所に隠れている。そこまでルアーを流し込んで流し込んで・・・ラインは張らず緩めずで送り込んでいく。そうしてやっと手にすることができる。それがボクの釣りです」

– 関西でもベテラン中のベテラン、赤木さんのヒラスズキ攻略法はサラシでの長時間ドリフト。そこで使うルアーとは?
「サラシが濃いか薄いかで使うルアーも変わってきます。今回は3つのルアーを使用しましたが、どれもフラッシュブーストまたは狂鱗カラー仕様。これドリフトの釣りではめっちゃ効くと思います・・・良いモノを開発しましたね」

– そう、赤木さんがこの釣りで重要視したのはキラキラとした視覚的効果を主としたフラッシング。ではなぜこの煌めきが必要なのか?赤木さんはこう答えた。
「ヒラスズキはサラシで翻弄されるベイトをじっと見える場所で定位しているんです。サラシって半分泡・・・空気が混じっているじゃないですか。ベイトも泳ぎにくくて流されちゃうんです。それを効率よく捕食するためにベイトの群れを見て、流された魚を狙っている。そのときキラキラと目立つヤツがいたら、それに焦点を絞るんです。巻いてアピールするわけじゃないから、ヒラスズキから見えることが重要。そこで、サラシの流れで小刻みなフラッシングを出すフラッシュブーストやリアルな狂鱗カラーは大きな目標になってくれるんです」

– さらに、このフラッシュブーストがより効果的であろう時間帯についても語ってくれた。
「狂鱗カラーも同じですが、なるべく斜めや横から太陽光が当たる方が効果的だと思います」

– 具体的には・・・?
「朝夕のマヅメ時。太陽が真上にあるよりも、フラッシュブーストや狂鱗カラーが光を受けやすい。そんな時間帯はより威力を発揮するはずです。あと、曇りのような少ない光でもフラッシュブーストならキラキラと反射を増幅してくれるから良いと思いますね」

 

特に朝夕マヅメや曇りで威力を発揮!

「ルアーの側面、フラッシュブーストなら中の反射板に光が差し込みやすい斜めの角度の光…朝と夕方のマヅメ時。そんな時間帯の方がキラキラとルアーが際立つから良いと思います。あと、曇っている日の少ない光量でもしっかり光るから効果あると思いますよ!」

フラッシュブースト&狂鱗
“サラシの濃さ”で3タイプを使い分け!

赤木さんが今回使用したのは3つのルアー。それぞれサラシの濃さで使い分けているというが、サラシが薄い時はシャローレンジを攻めやすいシャローアサシン99F。濃いサラシの場合はボディにボリュームがあってリップで流れを噛みやすいロックドリフト。程良い中間のサラシならサイレントアサシン99S。

サラシ薄い エクスセンス シャローアサシン 99F フラッシュブースト

001 Fマイワシ

012 キョウリンカタクチ

サラシ濃い コルトスナイパー ロックドリフト 100F AR-C

001 キョウリンイワシ

 

サラシの流れに延々乗せてフラッシングで見せて誘う

赤木さんのヒラスズキ攻略法は、サラシの流れにルアーを乗せていく。ラインは張らず緩めずで送り込み、ぶつかり合う流れが行き着く先までルアーを入れていく。その際、ルアーがキラキラと光って目立つ方が、魚からの視認性も高まりバイトにつながりやすい。

一瞬のバイトチャンスをモノにするためのアピール

「流れもその時々で変わってきます。ひたすら良い流れを待って、それに乗せて20mも流すときがあるんです。一日でも少ないここぞって場面で、魚にしっかり見せてあげる。これがミスバイトを減らしてチャンスをモノにするコツ。フラッシュブーストはこんなシーンで役立つと思いますよ!」

ドリフト中もフラッシングで誘い続ける「フラッシュブースト」

ルアーのボディ内部にスプリングで反射板を吊るし、内部のスプリングが振動を増幅。ユラユラと動くことでルアーがドリフトしている最中も小刻みにフラッシングでアピールするフラッシュブーストを採用。

WEB LURE X MOVIEサラシの中を流して目立たせる ヒラスズキ狙いの「新輝格」~フラッシュブースト&狂鱗~ × 赤木光広

タックルデータ

ロッド:エクスセンス ヒラスズキモデル

ロッドはヒラスズキモデルを使用
[品番]S1100MH/R、S1100H/R

リール:NEWヴァンキッシュ 4000XG

「使った感じではさらに軽くなったのと、巻き心地の良さが際立っていると思います。エクスセンスと合わせると長時間のキャストでも疲れが軽減されるので、一日中の釣行でもあとが辛くない。その分、釣りに集中できると思います」

ライン:ピットブル8

ラインはピットブル8を使用