潮流とベイトがリンクし、バイトが連発!

ハイプレッシャーでもコツを掴めばしっかりバイトを引き出せる

– 千葉県は富津周辺にエントリーした鈴木さん。冷たい北風が吹き付け、釣りのしにくい状況でも、開始早々グッドコンディションのシーバスをキャッチ。コノシロがルアーに何度も引っかかってくるなど、ベイトの雰囲気もある。
「強風が吹いていますが、無風よりはむしろいいですね。ここは浅い場所だし水質もクリア。おまけに今日は週末でプレッシャーも高い。例えば、こういった状況で、無風で雲ひとつない月夜は、魚にルアーが見え過ぎてしまって不利なんです。潮が濁ったり、風が吹いたり、曇ったりという要素が、シーバスを騙しやすいですね」

 

ヒットルアーはゴリアテHi 125F XAR-C。
引き続きこのルアーで、沖の潮流変化を狙っていく。ベイトフィッシュは固まった群れで動いているらしく、群れが通り過ぎると引っかからなくなり、群れが入ってくるとまたスレ掛かりしてくるといった具合だ。そのベイトの群れの前後にシーバスのバイトが出るというイメージだ

011 キョウリンビジ

そして、ついに狙い通りに追加フィッシュ。やはりベイトの雰囲気があったタイミングにバイトが出た。波に乗って力強い引きで沖に出ようとする魚体を寄せ上げ、キャッチしたのは堂々の80アップ。この日の状況にすぐさまアジャストし、適切なルアーチョイスとアプローチでバイトを引き出していく鈴木さんの熟練のテクニックが光った夜であった。その後しばらくキャストを続け、潮止まりを迎えてこの日は納竿となった。

Day2 磯場からトウゴロウイワシつきシーバスを狙う

磯場はベイトフィッシュが小さいので、それを意識したルアーを選ぶ

– 実釣2日目、まずはいろいろなエリアを見て回り、潮位のベストタイミングに入るべき場所を吟味する。潮の色やベイトフィッシュの有無が、主な判断材料だ。そして、前日にいい結果の出た富津周辺に入るのではなく、磯場にエントリーすることに。この時期の旬のベイトフィッシュのひとつである、トウゴロウイワシのパターンも見せたいというのが鈴木さんの考えだ。
「冬の内房エリアでひとつキーになるのがトウゴロウイワシ。これは磯場や漁港、堤防に多いベイトフィッシュですね。風で寄せられて、磯場や漁港に入ってきたりすると、シーバスもそれを追って入ってきますよ。注意したいのがそのトウゴロウイワシのサイズ。内房の磯はトウゴロウイワシが多いのですが、サイズが3~5cmと小さいことがあるんです。なので、ルアーは大き過ぎないほうが有利です」

磯場では100mmクラスのルアーをメインに使用。風や波、足場の高さ、潮の速さなど、いろいろな要素を考慮し、使いやすい範囲でルアーのサイズを下げることで、シーバスのバイト率を上げることができる。

 

  • エクスセンス サイレントアサシン 99F AR-C

    「磯場でも河川でもいろいろな場所で使えるオーソドックスなルアー。イナッコでもイワシでも、あらゆるベイトにマッチします。遠投性能もあって、少し潜ってくれるのが特徴。ボイルしない状況でも少し下のレンジを探ってこれます」

  • エクスセンス スライドアサシン 100S X AR-C

    「アクションの幅が広い、S字に近い動きのシンキングペンシル。水面下から60cmくらいのレンジを潮に乗せて巻いてきて、ヒラを打たせて見せていく。ワイドに見せていけるルアーですね。水平姿勢で、立ち上がりもいいですよ」

  • エクスセンス スタッガリングスイマー 125S AR-C

    「飛距離が欲しい時に使用。AR-Cシステム搭載でしっかり飛んでくれます。控えめのアクションで、遠投してナチュラルに見せたいときに使用します。こちらも水面直下から60cmくらいのレンジを意識して引いて使います」

常夜灯下で強烈にアピールするフラッシュブーストの明滅効果

わずかな振動でキラキラ光るフラッシュブースト機構搭載

水面下30cmまでのレンジを攻略できるシャローランナーで、狂鱗ホログラムカラーとヘッド部にはフラッシュブースト機能を搭載している。ごくわずかな振動でも反射板が揺れてフラッシングを発生。デイゲームはもちろん、ナイトゲームでもわずかな光に反射してターゲットにアピールする。

シャローアサシン99F フラッシュブーストはトウゴロウイワシのボイルにもマッチ

磯場にはベイトフィッシュの数が少なく、シーバスの気配も薄い。そこで常夜灯付近を攻めることに。

ここでチョイスしたのはシャローアサシン99F フラッシュブースト。リアルなイワシの鱗模様をデザインした狂鱗ホログラムに加え、ヘッド部には反射板をバネで固定したフラッシュブースト機能を搭載したモデルだ。小さな振動でも強烈なフラッシングを発生する新感覚ルアー。

「冬でも南房ではトウゴロウイワシにボイルするシチュエーションも少なくありません。そういったときには、表層をゆっくり引いて見せられるこのルアーは強い。フラッシュブーストは反射板が常にキラキラとアピールしてくれるのが特徴です。デイゲームはもちろん効果的ですし、ナイトゲームでも常夜灯の下や、月が出ている明るいシチュエーションには効果を発揮してくれますよ」

– 2日目はベイトの濃いエリアを見つけられず、ノーフィッシュのまま納竿となった。だが、ランカーシーズンはまだこれからも続いていく。
「今回は産卵に入ってくるシーバスを狙い撃つ感じでしたが、例年より季節の進行が遅い印象を受けました。これから水温がさらに下がっても、まだまだランカーがショアから狙えるので、みなさんもどんどんフィールドに出てくださいね」

軽さと剛性を高次元で両立させたNEWヴァンキッシュ

潮流変化を掴み取るにはリールの感度が武器になる

– ボディは強く、そしてより軽くなってモデルチェンジしたのがNEWヴァンキッシュ。リーリングの軽さ、そして軽くなったことによる感度の向上が、シーバスゲームにおいてもプラスになるという。
「シーバスを釣る上で大事なのは、潮流の変化を見つけること。潮が効いているかいないかを、ルアーの引き抵抗で判断するには、リールの感度はとても重要なんです。NEWヴァンキッシュはリーリングが滑らかで、抵抗感のちょっとした違いも感じ取れるし、軽くなったことで長時間の回遊待ちで使いやすい。剛性感もあるので、とても頼りになるリールですよ」

とても軽くてリーリングは滑らか、そして剛性感もバッチリ。ランカーとのやりとりも、リールの軽さからくる不安感は全く無し。NEWヴァンキッシュはこれからのシーバスフィッシングのベストパートナーになり得る存在だ。