また、『ペブルスティック』の『狂鱗』カラーは、魔法のウロコ・『狂鱗』ホログラムを全身に貼った超リアルな仕上げ。角度によって七変化する妖しい光と、『ペブルスティック』の抑え目な動きの相乗効果で、極めてナチュラルなベイトを再現する。

「『狂鱗』は、ターゲットフィッシュに対して色彩をよりリアルに見せる効果がありますが、たとえばマグロのように、色覚ではなくシルエットやコントラストでベイトを識別する魚に対しても効果が高い。色の濃淡にウロコの一枚一枚の濃淡が加わるため、今までのホロとは違う効果が期待できます」と山本さん。

『狂鱗』はあらゆるシーンでフィッシュイーターを狂わせる力があるが、そのなかでも特に効果的な出しどころをあえて挙げるとすれば、ジグをよりリアルに見せる必要があるときだ。山本さんはショートバイトが続発する場面や、潮の効きが悪く喰い渋った状態で起用し、その都度結果を出していた。

速く、広く!スピニングジギングで青物を仕留めろ!

2つのペブルを使い分けろ! 適材適所のルアーローテーション

 

高活性に強い『イージーペブル』

『イージーペブル』は誰でもカンタンに横を向かせられる設計。山本さんは青物や根魚が速い動きに反応するときに多用する。

OCEA Stinger Butterfly Easy Pebble

003 キョウリンアカキン
※狂鱗:001 ゼブラグロー、002 フルシルバー、004 メッキコパーを除く。

 

パワーギアからスタートしてその日のパターンを探る

スピニングタックルによるジギングは、青物狙いのひとつの王道。バーチカルはもちろん、キャストも交えたスピーディな展開がその持ち味だ。しかし山本さんのスピニングジャークは必ずしも高速にはこだわらず、ワンピッチジャークを基本に緩急をつけてシャクリの幅やスピードを調整し、その時々の条件にアジャストしていくというもの。その際、巻きが軽くシャクリに集中できるPG(パワーギア)タイプのリールから入るのがいつもの流れだ。シャクリ幅の違いでフォールのストロークをコントロールするときも、PGの特性が活きるという。

ジグのセレクトも同様に、基本的にはその日の魚の活性や潮の動き、ターゲットフィッシュの遊泳力で判断する。
『イージーペブル』、『ペブルスティック』、『サーディンウェバー』を例に説明すると、軽い力で大きく飛ぶ『イージーペブル』は、青物や根魚が速い動きに反応するときに使い、それよりもややスローに、動き過ぎを抑えた誘いを行なうときは『ペブルスティック』を選択。根魚をメインに、ボトムをスローに狙っていくときは『サーディンウェバー』という具合に使い分けている。

「『ペブルスティック』はアングラーの意思でアクションの緩急を自在に調整できるのが魅力。抑え目な誘いも得意です。それに対して『イージーペブル』は少ない力で飛ばすことができてフォールアクションもよく、誰が動かしても、とても使いやすい設計です。ボトムで大きくスライドさせて大型の根魚を狙っていると、ブリやヒラマサが喰ってくることもよくありますよ。巻いている途中にドカーンと喰ってくるのはスピニングジャークならではの醍醐味ですね」

 

じっくり誘う『ペブルスティック』

『ペブルスティック』は控えめでナチュラルなアクションが持ち味。
ややスローに、動き過ぎを抑えた誘いに適している。

OCEA Stinger Butterfly Pebble Stick

001 キョウリンアカキン
※狂鱗:002 メッキコパーを除く。

 

高負荷にも対応 進化したスピニング

山本啓人さんといえば、ベイトタックルを使ったスロー系のスタイルを連想する人も多いと思うが、その山本さんも、最近のスピニングタックルの進化は凄いと感じているそうだ。

「以前は大きな負荷の掛かる釣ではベイトタックルが断然有利だったんですが、最近のスピニングリールは巻き上げの安定感がどんどん改良されています。この『NEWステラSW』も、インフィニティドライブ搭載の効果でパワーロスが最小限に抑えられているため、深いところから大型の魚を上げてくるケースでも強い巻き上げ力を実感します。ハンドルに込めた力が、そのままローターに伝わっているという感じですね。それと今回多用した8000番は専用のコンパクトローターを採用し、ローターの回転慣性が大幅に低減しているため、より軽く回すことが可能になりました。操作性に優れていて、スローっぽい使い方、フワフワとゆっくりシャクることも容易。これは大きな違いですね」。

また、「『オシアジガーコンセプトS』は非常に細く、軽く、強い。すべてが楽。
応用範囲も広いので、タックルを変えずにいろいろ試すことができます」と山本さん。それもそのはず、今回多用した『オシアジガーコンセプトS S62-4』と『NEWステラSW8000番』の組み合わせでは、実にセットで約100gもの軽量化。驚くほどの軽さになっているのだ。小技を使いやすい軽量スピニングタックルにベイトに迫る巻き上げパワーを装備し、スピニングジャークの可能性はますます広がったといえるだろう。

フォールバイトを自在に演出!
ベイトタックルのスロー戦略

ベイトタックルを用いたスロー系の釣りでは、シャクリとフォールを交えた縦のコンビネーションで誘うのがセオリー。山本さんはジグごとの特徴を活かして使い分けている。

『イージーペブル』で誘って『ペブルスティック』で喰わせる

ジグの使い分けはスピニングのときと同じく、ターゲットの活性や遊泳力が基準。『イージーペブル』はフラット面を多く取ることでしっかりとロールしながらの沈下を演出しやすく、足の長いスライドアクションが得意だ。このため、よりターゲットにアピールする『イージーペブル』と、抑え目なアクションでナチュラルに喰わせる『ペブルスティック』という特性を活かしたコンビネーションも試してみたい。

山本さんは「『イージーペブル』はシャクれば簡単に横を向くため青物でも根魚でも対応できますが、パイロット的な要素も強く、魚が動きたがらないときや、速く動くジグに反応が悪いときはバイトに至らないこともあります。そこで、活性を探る意味も兼ねて最初に『イージーペブル』を入れ、喰わなければ『ペブルスティック』や『サーディンウェバー』に変えて動きを抑えるといったローテーションも効果がありますよ」とその使い分けを教えてくれた。

ウェイトのバリエーションも、『ペブルスティック』が80gから350gまでなのに対して、イージーペブルは100gから500gまでラインナップ。カンパチやキンメなど、よりディープに生息する魚にも対応しやすい。

寄せて喰わせる山本流ローテーション

 

ミドルピッチに特化した6フィート10インチ

ベイトタックルを用いたスロー系の釣りでは、メタルジグを根や漁礁に対してバーチカルにアプローチし、シャクリとフォールを交えた縦のコンビネーションで誘い、喰わせるのがセオリーだ。ドテラやキャスティングを併用して横方向に広く探るパターンではスピニングに軍配が上がるが、深いポイントでヘビーなジグを自在に操り、魚にしっかり見せてバイトに持ち込むケースではベイトタックルが断然有利になる。クラッチのオン・オフがワンタッチで、フォールバイトを演出しやすいことも、ベイトタックルのメリットだ。

スロー系ジギングは様々なアプローチがあるが、山本さんが提唱するミドルピッチジャークは、『オシアジガー∞モーティブ』の6フィート10インチというセミロングレングスが生み出す独特のストローク。基本的にスロー系のジギングは、ジグ1個分を動かしてまた落とすイメージだが、セミロングレングスのロッドでジグをゆっくり、長く動かすことでその幅をジグ2個分、3個分というように変化を付けることができるという。さらに6フィート10インチのシャフトはいい意味での“もたつき”があり、ジグがスライドしながらフォールするという効果も生んでいる。

【スピニング】タックルセレクト

目指したのはストレスフリー。
スピニングジギングのダイナミズムを追究したロッド

OCEA JIGGER CONCEPT S

OCEA JIGGER CONCEPT S S62-4

ストレスフリーのスピニングジギングを実現するため、SLIM、SMOOTH、STRONGという3つの「S」を追究したロッド。スパイラルXコアや軽量重視のパーツを各部に採用するなど、現行モデルより最大約50g、約25%もの軽量化を果たしたうえで、細身・高反発のブランクスをハイパワーXで補強。強くブレない体幹が、ダイナミックなスピニングジギングをいっそう加速する。

コスパが光る本格派・世界基準のグローバルロッド

GRAPPLER TYPE J

GRAPPLER TYPE J S60-4

ラインローラーにもXプロテクトを搭載!
さらなる強靭さを手に入れた、次世代の『NEWステラSW』

『NEWステラSW』は“INFINITE POWER”を合言葉に各部をいっそう強化。スピニングでは初となるインフィニティドライブを搭載して摺動抵抗を大幅に軽減し、巻き上げ力が格段に向上。ラインローラーにもXプロテクトを採用したことで、防水性能の面でもタフネスを揺るぎないものにしている。また、操作面においては自重の軽量化、ローターの低慣性化(8000番)などを通じてこれまで以上に軽く滑らかな回転性能を実現。さらに10000番以上のモデルには新開発のヒートシンクドラグを搭載し、大型魚の走りによる糸巻部の温度上昇とドラグ性能の低下を抑制している。

新原糸&ヒートシンクコートで耐久力アップ!ソルトウォーター用PEの進化形

次世代の原糸『X-Filament』を採用し、タフクロスⅡ製法で編み込んで強力の安定化を追究したソルトウォーター用PEの進化形。その性能は直線強力で当社比最大25%アップ、摩擦後の強力維持率93%というタフネスを誇ると同時に、5号以上の号柄には特殊シリコン樹脂を用いた『ヒートシンクコーティング』を採用。熱伝導率が低く耐熱性に優れるうえ、滑り性も向上している。ジギング、キャスティングを問わず、『NEWステラSW』のドラグ性能をフルに引き出すハイクオリティライン。

『オシアジガー∞モーティブ』に2.5パワーと6パワーが新登場!

OCEA JIGGER ∞ MOTIVE

OCEA JIGGER ∞ MOTIVE B610-4

GRAPPLER TYPE SLOW J

GRAPPLER TYPE SLOW J B68-3

スロー系ジギングの専用ロッドとしてコストパフォーマンスを追究したタイプスローJは、スパイラルX、ハイパワーXを搭載するなど上位機種に引けを取らないハイパフォーマンスロッド。レングスは6フィート8インチに統一し、1パワー(JIG MAX160g)から5パワー(同400g)まで5アイテムを展開。

 

山本啓人氏の自作アシストフックを忠実に製品化してアソートに!

今季より登場する『オシア・アシストフックセット』は、インストラクターが普段自作しているフックシステムを量産化したもの。ベイトジギング向けは山本啓人氏が監修し、近海/青物仕様と中深海仕様の2種類を展開。ケース付きで大・中・小3サイズが各4本セットアソートされている。

「僕のアシストシステムはフックをシルバーにしてジグとハリを一体化。ハリというエサをベイトフィッシュが喰おうとしているシーンをイメージした食物連鎖フックです。ハリは口に掛からないことも多い中深海用は掛かりを優先したストレートポイント、青物用は口のなかを滑らせてしっかりカンヌキに掛けるためカーブポイントのものを使っています」

山本voice for OCEA 8

「新原糸をタフクロスⅡ製法で編み込んだ『オシア8』は強度が高いのはもちろん、感度、強度、操作性などすべてをいいとこ取りしている感じです。スロー系にもすごく使いやすいラインですね。また、耐摩耗性という意味でも非常にタフで、これも『オシア8』の大きな武器になっています」

近海を遊び尽くす究極のライトゲーム
小型魚から大型魚までターゲットは無限!

小型の魚が相手でもよく曲がり、大型魚は強靭なバットセクションが受け止める。専用タックルを使えばス―パーライトジギングはもっと面白くなる。

手軽さと多彩さが魅力!
スーパーライトジギング

– スーパーライトジギングは近年人気急上昇中のゲーム。イサキをはじめ、これまでジギングの対象魚にはならなかった魚から根魚や青物、真鯛など多彩なターゲットを狙っていく釣りである。タックルは『オシアジガーLJ』に新たに加わったフルソリッドの0番パワーや『グラップラーLJ』0番パワーなどの専用タックルと、『TGガトリング』、『ソアレメタルショットTG』、などのスモールジグの組み合わせで狙う。
「釣り方の基本はワンピッチを基本にフォールを入れたり、スイミングジャークのようにフワフワ誘ったり。フォールレバーを活用するとなおいいですね。カウンターとフォールレバーでヒットレンジやジグのスピードを正確に把握。この再現性が大きな武器になります」と山本さん。ベイトとスピニングの使い分けについては、「広い砂地や天然の瀬を広く探るときはスピニングをチョイスし、キャスティングも併用して斜めに探ってくるイメージ。ベイトタックルは漁礁などを真上からダイレクトに撃つときに使うことが多いですね」とのことだ。

– PEラインは0.6号~1.2号。「1号以上というと太いと感じるかもしれませんが、この釣りは手軽な割に大型魚が喰ってくることも多いので、ラインはあまり細くしないほうがいい。僕はPE1号にフロロ4号の組み合わせでやることが多いですね」と山本さん。
ジグは『ソアレTGエース』、『TGガトリング』、『ソアレメタルショットTG』の3種類をその日のターゲットの活性や潮の流れで選んでいるという。「フォールが効く日はシルエットの小さい『TGエース』、スイミングが効くときはボリュームがあり、アピールも強い『TGガトリング』、ワンピッチに反応が良いときは『メタルショットTG』」というのが基本になるそうだ。

 

【スーパーライトジギング】おすすめジグ

  • OCEA Stinger Butterfly TG Gatling

    タングステンコンポジット構造と多面体の形状が相まって、キレの良いアクションと広範囲のフラッシングを演出。

  • Soare TGエース ヘビーウェイトモデル

    コンパクトボディでよく泳ぎ、捕食のスイッチを入れるタングステンジグ。ジャークはもちろん、左右非対称の複雑な形状でフォールバイトも演出しやすい。

  • Soare Metal shot TG ヘビーウェイトモデル

    ショア、オフショアを問わずに使えるタングステンジグ。やや前方寄りのセンターバランスでジャーク後のドリフトを自然発生。ワンピッチジャークにも対応。

 

【スーパーライトジギング】対応ロッド

『オシアジガーLJ』と『グラップラー タイプLJ』に登場したスーパーライトジギング対応モデル

『オシアジガーLJ」と『グラップラータイプLJ』に、0番パワーのアイテムをラインナップ。ともにスーパーライトジギング対応で、『オシアジガーLJ」はタフテック∞をハイパワーXで補強したハイパワーXフルソリッドを採用、フルソリッドの弱点であるネジレ、ブレを抑え、青物にも余裕で対処する。細く、粘り強く、ガンガン曲げ込んでも芯のある強さが自慢だ。また、『グラップラータイプLJ』の0番パワーのアイテムは中級価格帯ながらスパイラルX、ハイパワーX、CI4+のリールシートを採用するなど上位機種に劣らぬ仕様でコストパフォーマンスに優れる。どちらもスピニング、ベイトに各1アイテムを展開。

 

かつてない「軽さ」「強さ」「飛び」を極めて。揺るぎなきクイックレスポンスシリーズの頂点。

HAGANEボディ、HAGANEギアを採用した強靭な構造でありながら、各部の徹底的な軽量化設計で操作性と感度も向上。しかもXプロテクト搭載で防水性も抜かりなし。軽さとタフネスを高い次元で両立したリール。

フォールレバー搭載。
スーパーライトジギングの戦略はこいつに任せろ!

ジギングの精度を上げ、ヒットパターンの再現を可能にするフォールレバーとカウンターを搭載した本格派。しかもHAGANEボディで剛性も十分。スーパーライトジギングの戦略を大幅に広げる待望の2アイテムで共にギア比は8.1。ハンドル1回転で81cmを巻き上げる。

GRAPPLER CT

150XG(右)