デイゲームの主力となるルアー、それがサルベージブレード

緑豊かなの山の中でシーバスを釣る、その気持ちよさは格別。今回はブレードベイトの使用頻度が高く、上流部から下流部まで登場回数が多かった。

川鱸を攻略するための辺見流3つの手札

– シーバスはその名の通り海水域に生息する魚だが、河川内にも積極的に入り、完全に淡水になる上流部まで登ることもある。淡水の流れの中でシーバスを釣る、その非日常感が川鱸の魅力だ。では、この釣りで効果的になってくるのはどんなルアーなのだろう。
「川に入ってくるシーバスは、日中は流心の深みにいて、マヅメや夜にシャローに上がってきてエサを捕食していることが多いです。なので、デイゲームなら深いレンジを探れるルアー、フィーディングタイムならシャローを探れるルアーですね」

– ここでは川鱸に有効なルアーを3つに絞って紹介。
「デイゲームの主力がブレードベイトとバイブレーション。これはルアーのシルエットとアクションの違いで使い分けます。サルベージブレードは重心移動式ワイヤーのアイで飛距離も充分。川を輪切り状に攻略できるサーチ力がありますね。そしてマヅメ時は、サイレントアサシン120F。流れのヨレをピンで狙う場合もすぐにレンジが入ってくれるので使いやすいですよ」

 

日中は流心を、マヅメはシャローを狙うのが川鱸の基本

「シーバスが好むのはエラに水を通しやすい流れですね。両岸に張り出した木の下にシェードを求めて入ってくることもあります」。シェードにはミノープラグをチョイス。連続トゥイッチで誘い出してみよう。

[Card 1] 岩盤ボトムの地形変化をサルベージブレードで探る

エクスセンス サルベージブレード

07 レッドヘッドHG

ブレードベイトは川鱸ゲームの重要ルアー。サルベージブレードなら遠距離の流心まで飛ばすことができ、ヘッドにバンパーがあるので岩盤のボトムに当ててもボディが傷つきにくい。

「河川のデイゲームとなると水深がある場所がメイン。深いレンジにルアーを素早く到達させて巻いてくるとなるとブレードベイトはやはり欠かせません。地形変化に合わせながら巻いてきて、深みに差し掛かったらカーブフォールで誘ってあげましょう」

サルベージブレードはAR-C重心移動アイ搭載で飛距離を稼ぐことができ、河川を輪切りにトレース可能。上流から下流まで活躍する使用頻度の高いモデルだ。

ただ巻きメインで、深みに差し掛かったらカーブフォール

キャストしたらまずはただ巻き。水深のある場所から浅い岩盤が出てきたら、そこでスッとかわしてからカーブフォールさせる。ボトムタッチさせないように回避させながら巻いてこよう。

だだ巻き カーブフォール

[Card 2] フォールスピードを抑えたいからサルベージ85S

エクスセンス サルベージ

32T レンズグリーンシャイナー

 

ガンガン流れている場所でも抵抗の少ないバイブレーションなら使いやすい。流れの落ち着くようなスポットを狙ってルアーをワンピッチジャークで送り込んでいこう。

「バイブレーションのアクションは1回ボトムをとってからのワンピッチジャーク。細かいリフト&フォールのようなイメージで、左右のダートで見せてフォールで喰わせます」

この釣りで出番が多いのはバイブレーションの定番、サルベージの85S。「メタルバイブなどではフォール時に速く落ちすぎてしまうので、この釣りには中空ボディで重すぎないサルベージ85Sをチョイス。適度なフォールスピードで魚にアピールします」

ワンピッチジャークで左右にダートさせるイメージで

ロッドを上方向に操作しながらリズムカルにリーリング。ワンピッチジャークでルアーを左右に飛ばすイメージでアクションさせよう。バイトはフォール中に多いのでここに意識を集中させる。

[Card 3] マヅメはシャローを絡めながらミノープラグでチェック

エクスセンス サイレントアサシン 120F AR-C

01T カガヤキマイワシ

 

朝夕マヅメはシーバスがシャローに差してきてベイトを捕食する。このタイミングではよりベイトフィッシュを意識したナチュラルアピールのミノープラグでスローに誘うのが効果的だ。

ミノープラグの出しどころは朝夕のマヅメが多い。
「狙うのは、中洲のようになっているサンドバーや張り出した岩でできたヨレ。岩盤ボトムで岩が溝状に掘れている場所があったりするのですが、その隙間に隠れているシーバスをバイトさせるにはミノーがオススメですね」

サイレントアサシン120Fはレンジ、アクションともに川鱸にもマッチ。フローティングでアクションレスポンスが良いので日中のブッシュのシェード撃ちパターンにも活用できる。

シャローの流れが緩んだ場所をスローリトリーブで

地形による流れの変化があるシャローにはミノーが使いやすい。狙うのはサンドバーが中洲になっている場所や水面まで張り出した岩盤、その流れが緩んだ両サイドをゆっくり巻いてくる。

流れ

ロッドをしっかり曲げて魚と遊ぶ、まさに“大人の竿”

エクスセンス ジェノス S810ML/R  Respect the Sanctuary 810

 

– 辺見さんが携わるこのロッドは、キャスティング、ルアー操作、ファイトの一連の動作をスムーズにこなせる、まさに“大人の竿”という印象。
「ルアーアクション時やシーバスのバイトなど低負荷の入力ではパリッとした感触があるけども、キャスティングや魚が掛かった時の高負荷入力ではしっかりと曲がってくれて仕事をしてくれる調子になっています。反発がマイルドだから、アクションを軽快に入れることができて、疲れない。ショートロッドのような使いやすさがありますよ」

  • CAST

    ロッドがベリーまで曲がってキャスティングの動作をロスなく飛距離へと変換。7〜11cmのフローティングミノーから30gクラスのブレードベイトまで気持ちよくロングキャストできる設計だ。

  • FIGHT

    ロッド全体で魚の負荷を受け止め、アングラー主導でコントロールしてファイトする。ロッドがマイルドでしなやかに曲がってくれるからシーバスが暴れすぎず、キャッチ率も高くなる。

 

  • Xガイド エアロチタン

    チタン中空パイプ構造フレーム&薄型リングでキャスト時の空気抵抗が激減。軽量でトラブルが少なく、キャストフィール・飛距離も向上するオリジナルガイドを、バットガイドに採用している。

  • スパイラルXコア

    あらゆる方向の曲げ、ネジレ、つぶれに強く、さらにロッドアクションのキレ味、シャープ感を達成。軽くて強く、美しく曲がるというロッドの理想形ブランクスになっている。

  • NEWカーボンモノコックグリップ

    中空カーボン一体成型で軽さと高感度化を実現。さらに絶妙なエッジ形状でグリップ力も向上。S810ML/Rはリアグリップ長を短くすることでロッド有効長を長く取ってあるが、それでもバランスを維持できるのはこのグリップのおかげ。

 

魚と真摯に向き合う辺見さんのフィッシングスタイルを形にしたリスペクト・ザ・サンクチュアリ810。
川鱸と遊ぶにもぴったりの1本だ。※写真のルアーはプロトタイプです。