状況に応じて鯛ラバヘッドをチョイス!
‒鯛ラバフィッシングにさらなる釣果を!その2‒


「鯛ラバヘッド」は、アピールの方向性を決める上で大変重要な要素だ。そのため、刻一刻と変化していく潮の流れや水深、時間帯、マダイの活性などが、その時々の状況にふさわしいヘッドを選ぶ際の要因となる。
とはいえ、ヘッド選びは「釣れた鯛ラバこそが正解」のため、初めのうちは状況に適した組み合わせを見つけるのに時間がかかりがちだ。
そんな時は、今回紹介する「鯛ラバ選びの基本となる考え方」を参考にして、自分に適したヘッド選びの最適解を見つけてほしい。

鯛ラバ選びの基本1~ヘッドの種類~

ヘッドの種類は、潮の流れやマダイの活性など、様々な要因からその時の状況にあったものを選ぶことが重要だ。まずはシマノの鯛ラバヘッド3種を例に、ヘッドの選び方を紹介しよう。

<1>潮の流れ、釣法で選ぶ
潮の流れが緩いときや、鯛ラバを垂直に落とす「バーチカル」で釣る場合は、潮流による横からの抵抗が少なく、鯛ラバの泳ぎを妨げる要素が少ない。それゆえ、直進安定性を求める必要がなくなるため、【どんなヘッドでも使える】。
一方、潮の流れが速かったり、船を風や潮に漂わせる「ドテラ流し」で釣る場合は、横からの抵抗を大きく受けることが多い。そのため、「タイガーバクバク」や「ヒューストンバクバクTGヘッド」のような、【直進安定性が高い丸型ヘッド】が使いやすい。

<2>その時マダイが捕食しているベイトで選ぶ
一般的に、マダイのベイトとなる「魚」や「イカ」は体積が大きいため、活動によって生み出される波動が大きい。対して、体積が小さいゴカイのような「環虫類」や小エビなどの「甲殻類」は、波動も小さい傾向にある。
そのため、その時マダイが捕食しているベイトの体積が大きければ、「フラットバクバク」のような【波動の大きい】ヘッド。小さければ「タイガーバクバク」・「ヒューストンバクバクTGヘッド」のような【波動が小さい】ヘッドを用いるとよいだろう。

<3>マダイの活性で選ぶ
基本的に、マダイの活性が高いときは、「フラットバクバク」などの【アピールが大きい】ヘッドが効果的とされている。
反対に、活性が低いときは「タイガーバクバク」「ヒューストンバクバクTGヘッド」のような【アピールが小さい】ヘッドを使うと、アタリにつながりやすい。

鯛ラバ選びの基本2~ヘッドの重さ~

ヘッドの重さは、基本的に【水深と同じグラム数】を選ぶ。
ただし、“潮の流れが速い場合”や、“鯛ラバを垂直に落とす際”は、水深より「重いヘッド」を、“フォールをスローにしたい場合”などには「軽いヘッド」を選ぶ必要がある。
とはいえ、慣れないうちは、「ボトムをしっかりと感じられる重さ」を優先することも大切だ。

鯛ラバ選びの基本3~ヘッドカラー~

プロアングラーは、積み重ねてきた経験と実績から「オレンジ」や「レッド」を基本カラーとし、朝や夕方は「ゴールド系」、深場狙いのときは「グロー系」などと、状況に応じて使い分けている。
しかし、本当の答えはマダイが釣れたときにわかるため、“自分のインスピレーション”でカラーを選んでも正解といえる。

今回紹介した鯛ラバヘッドセレクト術は、あくまでも基本編。
基本をしっかりと身に着けて、状況に応じた最適なヘッド選びができるようになれば、釣果につながりやすくなり、鯛ラバフィッシングがこれまで以上に白熱するだろう。

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