SHIMANO

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Concept movie

SHIMANO

Vanquish

タックルインプレッション

01

辺見 哲也TETSUYA HENMI

プラッギングがより軽快に
楽しめるリール。

NEWヴァンキッシュは、より軽く、より強く、さらに飛距離が出るリールに進化していますね。巻き心地も、ヴァンキッシュの特長である軽やかな立ち上がりの早さは、しっかりと受け継がれています。

よくヴァンキッシュとステラのどちらを選んだほうが良い?と聞かれますが、僕はリーリングのオン、オフを頻繁に行う釣りをするならヴァンキッシュが向いています、とお答えしています。要は小場所をテンポ良く撃ったり、ジャークやトゥイッチを多用する釣りです。

具体的に言うと、港湾部の構造物周りやボートシーバスなどでショートレンジで撃つときはヴァンキッシュ4000XG。軽いので、ワンランク小さいリールを使っているかのような軽快な操作感があります。しかもステラと同じロングストロークのスプール形状になったので、フラッグシップモデルと同じ飛距離も手に入れました。干潟のデイゲームで、遠投してトゥイッチやジャークで誘う釣りにも良い。春はサクラマス にも使います。切れの良いジャークをして、速くて重い流れの中でかけても、剛性が高いから安心してファイトが楽しめます。

もう一つ、僕がこのヴァンキッシュを使うシチュエーションが渓流のミノーイング。モデルはC2000SHG。渓流はフリップキャストなど、クイックなキャストをすることが多い。スナップを効かせたコンパクトなスイングをするには、リールの軽さは非常に重要ですからね。NEWヴァンキッシュC2000SHGは自重が150gを切り、クイックなキャストがよりシャープに行えます。また、巻き出しの軽さ、立ち上がりの素早さは、アップストリームでのアプローチで糸フケを素早く巻きとり、流されるルアーを意のままにコントロールしやすい。シーバスやトラウトのプラッギングが、より軽快に楽しめるリールと言えます。

02

湯川 マサタカMASATAKA YUKAWA

驚異的な軽さは、シャロー撃ちはもちろん、アタリをとる繊細な釣りで強力な武器となる。

NEWヴァンキッシュ、まず見た目がカッコいい!これは、僕的にはとても大事。ダークトーンの戦闘機のようなイメージで、闘うためのリールという感じがします。

エギングで使う場合、僕はC3000SDHHGをチョイス。手にすると、見た目は重厚感があるけど、今までのヴァンキッシュよりさらに軽くなっているのがすぐにわかる。デザインと実際の重量のギャップに、良い意味で驚かされました。

実際に使ってみると、とにかくエギがよく飛んでくれる。これは、スプールにステラと同じロングストローク機構を採用した影響が大きいんだと思います。キャスト時のラインの放出がすごくスムーズで、飛行中のエギが失速しにくい。だから、余計な糸フケが出にくく、ラインをコントロールしやすいんですよね。

リーリングに関しては、もう、ホント軽い。スッと抵抗なく巻き出せて、止めたいときはピタッと止めることができる。これは、新しいヴァンキッシュの持つ美点の1つ。巻きが軽くてスムーズだから、微かなラインのノイズが手元にもきちんと伝わる。感度も上がっているんだと思います。

テストではキロオーバーも釣りました。フッキング時のドラグの滑り出しも滑らかだし、大きな負荷がかかってもリーリングは滑らかで軽い。また、強いシャクリをしても頼りなさは感じないんですね。これは、剛性がしっかりとしているからで、軽量化と堅牢性を同時に実現しているのはさすがだと思います。

軽くて強い。だから、ハードにエギを操作するシャロー撃ちにもマッチする。エギを強くダートさせてピタッと止めるというエギング特有のアクションに、ヴァンキッシュが採用するクイックレスポンス機構が合っているんだと思う。

感度が高いので、フォールでラインを張り気味にして、アタリを繊細に取るような釣り方をする人にも使ってほしいですね。
結論。NEWヴァンキッシュは、エギングアングラー全てに、自信を持ってオススメできるリールです。

03

嶋田 仁正JINSEI SHIMADA

常識を覆す軽くて強い新しいステージのスピニングリール。

まず手にして一番最初に驚くのは、この軽さ。
NEWヴァンキッシュの軽さには、持った瞬間、誰もが驚くと思いますよ。軽くなっているだけじゃなくて、剛性が高いのがこのリールのすごいところです。高剛性にしようとすると重くなるのが普通なのですが、NEWヴァンキッシュは軽くて強いという、相反する要素を実現している。丈夫なものは重たい、軽いものは弱いという常識はもう通用しない、シマノの技術力は新しいステージに入っていますよね。単純にすごいと思います。

リールの剛性というのは実釣面でも重要で、例えばバイブレーションを巻いてくるときに、剛性ないとボディがたわんでリーリングがブレるんです。するとリトリーブに安定感がなくなる。でも、 NEWヴァンキッシュはボディの剛性感が高いから、巻いているときのノイズが少ない。とくにランカーが掛かったときなど、負荷をかけながら巻いてくる場面で、この剛性感というのがよくわかります。リールのローターやハンドルの歪みなどを気にすることなく、力強く巻いてくることができるんです。

ハンドルの回転もとてもスムースで、ルアーのアクションも感じ取れるし、小さなゴミが引っかかったとか、そういう細かい異変も感じ取れるようになっています。より精度の高い釣りが展開できるようになりますね。

また、ロングストローク構造になっているのもとても大きなアドバンテージです。飛距離が出るのはもちろん、飛距離にばらつきがなく、平均飛距離が安定するという印象を受けますね。例えば横風や向かい風でも安定して飛んでくれるんです。なので、追い風ではものすごく飛んでいるように思えますよ。

ブラックを基調にしたデザインもカッコ良くて、エクスセンスジェノスシリーズと良くマッチングしてくれますね。河川のウェーディングからサーフ、磯場まで、シーバスのどんなシチュエーションでも非常に高いパフォーマンスを発揮してくれる、シーバス用としては本当に完成度の高いリールになっていると思いますよ。