乗せ掛け自在のロッドと即掛けのロッドでテンヤタチウオ大攻略

四季折々の釣り物をシマノの最新タックルで狙う。
今期のタチウオはとにかく追わない。さらに、当日の中でもパターンがかわることが多々ある。
そんな状況の攻略を容易にする、乗せ掛け調子のロッドや掛け調子のセンターアイテムになるロッドなど、
気になるアイテムを使って、神戸沖で、イカ先生と辻󠄀󠄀氏がタチウオを攻略してくれた。

 9月5日、大阪・泉佐野のYUMEMARUに、シマノインストラクターのイカ先生こと富所氏と、同フィールドテスターの辻󠄀󠄀氏と乗船してきた。


 当日は大潮終わりの中潮と、条件的にはかなり厳しくなることが予想された。


 5時に出船して向かったのは神戸沖。水深は54メートル。タックルは、ロッドが両者ともサーベルマスター SSの最新モデル73 MH185。リールは辻󠄀氏はフォースマスター 600、富所氏は同DHを使用する。


 このNEWロッドだが、竿先は7:3調子らしく、しっかり曲がり込むのだが、バットはMHのパワーがあるので、しっかりとフッキングが効く。


 また、誘いも竿先にテンションを掛けずにフワフワと誘えばあまり激しく動かない誘いに、テンションを掛けた状態で誘うと、キビキビとテンヤを動かす誘いもできるのだ。


 さて、仕掛けを投入してしばらくするとアタリが出始める。コンコン、コンコンと、タチウオがじゃれつくようなアタリだ。たまに、グッと抑え込むようなアタリもでるが、そこは今年の手強いタチウオ。パッと離してしまうことも多々ある。


 そんな時にも、この73 MHが活躍する。タチウオがテンヤを離した際に、ゆっくりと竿先が戻るので、テンヤがあまり跳ねず、タチウオが違和感なく追い喰いをしやすいのだ。


 ファーストヒットは富所氏。上がってきたのはアベレージサイズの幅指3本。7:3調子だけに、ロッドはキレイに弧を描いていた。


 辻󠄀氏も負けじとアタリを出していく。朝イチは高活性とは言えない状況だが、流石は名手2人だ。




 ひと際大きいアタリがでたのは7時半頃。辻󠄀氏の竿がギューンと絞り込まれる。「これはええサイズちゃいますか」と辻󠄀氏も満面の笑み。誘いはストップ&ゴーでステイを長めに取っていた。エサはサンマを使用していた。


 さて、時間の経過とともに活性が上昇してきた。そこで辻󠄀氏はロッドをサーベルマスター XTUNE テンヤ 91 H173に変更。


 こちらのロッドは、先ほどまでの7:3とは対極の性能。まさに掛け調子と言った竿先。竿先だけがキュッと曲がり込み、バットにもしっかりパワーがある。さらにカーボンモノコックグリップが感度を増幅してくれるので、タチウオがモゾモゾと触りにくるアタリもバッチリ感じ取ることができる。


 竿先を見ていると、小型のタチウオがじゃれつくような細かいアタリもしっかり表現されている。


 「コンコン、バシッ」っと小さなアタリもしっかり掛けることができている。活性が上がればこちらのものとばかりに、バシバシと掛けていく辻󠄀󠄀氏。


 さて、終盤は少しアタリが減ってきたこともあり、今度はテンヤのカラーローテーションを試していく2人。


 この日、終盤にアタリが連発したのはサーベルマスター 船テンヤ ゲキハヤの新色「フラッシュピンク夜光」。


 テンヤの大部分はシルバー系のカラーだが、夜光も入っており、ピンクカラーも入っている。さまざまなベイトパターンに対応したカラーで、パイロット的に使えそうな万能カラーのテンヤだ。


 富所氏は終盤にこのカラーで5連発と、このカラーがばっちりハマる瞬間を見せてくれた。


 竿の調子の使い分けと、テンヤのカラーローテションでバッチリ納得の釣果を出した2人。流石名手という釣果で、納竿した。


 乗せも掛けもできるオールラウンドロッド、即掛けのロッド、ベイトパターンに合わせたカラーローテーションで、タチウオにチャレンジだ。







  • エサ付けのポイント

     通常タチウオテンヤのエサ付けと言えば写真①、②のようなイワシ、サンマが通常。しかし、タチウオが共喰いをしている場合などは写真③のような釣れたタチウオをカットしたエサ付けが有効となる場合もあるのでイワシ、サンマにアタリがない場合は試してみるのもオススメだ。



ロッド、リール、テンヤと気になるアイテムが満載

シマノ最新大注目アイテム

触れたら掛ける、掛け調子のセンターアイテム
サーベルマスター XTUNE テンヤ 91 H173



▲ 40号のテンヤを掛けた状態の穂先

 2020年のサーベルマスターエクスチューンのNEWロッドは、触れたら掛けることのできる即掛けロッド。穂先は先だけがキュッと曲がり込み、タチウオがモゾモゾと触るアタリでもハッキリと分かる目感度、手感度ともにバッチリのロッドに仕上がっている。

今までのサーベルマスターエクスチューンと同様に、手持ちで快適に釣りを楽しめる、「Xシートエクストリームガングリップ」もモチロン搭載。1日の釣りを通しても手が疲れにくく、痛くなりにくい。

9:1調子のためキビキビとした誘いが非常にやりやすく、釣り人の操作がテンヤの動きに直結するので、意のままにテンヤを動かすことが可能になっている。従来の9:1調子モデルのH160と比べると、長さがある分、波を吸収しやすいのでテンヤの姿勢が安定しやすく、よりオールラウンドに使用することができるようになっている。


  • ▲ Xシートエクストリームガングリップ


  • ▲ カーボンモノコックグリップ

乗せ掛け自在の新調子のnewロッド
サーベルマスター SS テンヤ 73 MH185



▲ 40号のテンヤを掛けた状態の穂先

 サーベルマスターSSテンヤには7:3調子ながら、バットにはしっかりパワーを持たせた「73 MH185」が新しくラインナップされた。

今までの7:3調子の竿は、どちらかと言うとアタリは弾きにくいが、アワセが効き辛い乗せ調子の竿という印象が強かった。しかし、今回の新調子のロッドの穂先は7対3で軟らかくアタリを弾きにくいが、バットはパワーをしっかりと持たせているので、合わせてもしっかりと掛かるという調子になっている。

 穂先にテンションをしっかりと掛けながら誘えば、先調子ロッドのようなキビキビとテンヤを動かすような誘いができる。また、竿を優しく連続で動かせばテンヤがあまり動かない、フワフワとした誘いで、追い気のないタチウオに対するアクションになるなど、釣り人のテクニック次第で様々な表情を見せるロッドに仕上がっている。

コチラの機種も従来通り「Xシートエクストリームガングリップ」搭載で、1日釣りをしていても疲れ辛くなっている。


新色追加で状況に合わせた選択が可能になった
サーベルマスター 船テンヤ ゲキハヤ


▲ 写真上部からフラッシュゴールド、タチウオシルバー、フラッシュピンク夜光

 エサ付けラクラクで大人気のサーベルマスター船テンヤゲキハヤには、従来の「スーパー夜光」、「紫ゼブラ夜光」に加えて、いかにも釣れそうな新色が3色追加された。「タチウオシルバー」、「フラッシュピンク夜光」、「フラッシュゴールド」の3色だ。

「フラッシュピンク夜光」はボディ側面はシルバー系のカラー、ボディ上部にはピンクカラー、腹部分には夜光塗料が塗られており、ベイトパターンを問わず使用できるカラーになっている。取材日には、このカラーにしか反応がない時間もあった。

「タチウオシルバー」はベイトがタチウオのパターンにかなり強いカラーになっている。タチウオは共喰いしている時もあるので、そんな時には釣れているタチウオの尻尾をカットして付けると、そのセッティングだけに反応を示すこともある。全体にケイムラ塗料が塗られており、クリップもケイムラ発光する。

「フラッシュゴールド」は無発光タイプのカラーとなっており、シーズン後半の澄み潮時、低活性時など、夜光系のカラーに反応が悪い時にバツグンの威力を発揮する。

それぞれ30号、40号、50号のラインナップがある。


  • ▲ スーパー夜光


  • ▲ 紫ゼブラ夜光


中間速の追加でバラシ激減の電動リール
フォースマスター 600/600DH


 一昨年の発売以降「タッチドライブ」や「スピードクラッチ」、「NEW海底・魚群水深表示」など、さまざまな画期的な機能で大人気となっていた「フォースマスター600」シリーズが新機能を追加してパワーアップ。

新しく追加されたのは「中間速設定」。この機能は、タッチドライブの誤操作などで一気に最大速度まで巻き上げてしまうということがないよう、タッチドライブを最大限まで強く押し込んでも、設定しておいた「中間速」で止まるという仕組み。

初期設定では「17」に設定されており、タチウオ狙いであれば17を基準に型が小さければ速度を上げる。比較的型が揃う時期であれば、中間速の速度を下げて慎重に取り込むといった使い方が可能だ。

従来のフォースマスター600シリーズを持っている人は、有料でアップデートすることも可能となっている。


探見丸CV-FISHもリニューアル


船のテンヤタチウオの釣りを楽しむ上で肝心要となるのがタナ取り。そのタナ取りを容易にする探見丸CV-FISHもリニューアル。

前モデルより高輝度液晶を採用しており、偏光サングラスを使用した状態などでも非常に見やすく、どの角度からでも見やすい設計になっている。