飯田純男のバイオインパクト マルイカ使いこなしガイド

四季折々の釣り物をシマノの最新タックルで攻略する。
今回はシマノインストラクター飯田純男が、最新マルイカ竿
「バイオインパクト マルイカ」の使いこなし術をお届けする。


▲ バイオインパクト マルイカ82 SS165でヒット! 「この竿はゼロテン対応モデルですが、胴に張りがあるので深場でもしっかりアワせが効きます」と飯田

▲ 釣り場は亀城根周り~三戸浜沖の水深70~90メートル

 タックルや釣り方のバリエーションが豊富でゲーム性が高いマルイカ釣りは、熱烈なファンが多い。


 今年は駿河湾沼津、相模湾~三浦半島、南房と各地で順調に釣れている。葉山芝崎港の五エム丸へ釣行した当日も、亀城根周り~三戸浜沖の水深70~90メートル前後を狙い、飯田は胴長10~22センチ級を27杯釣り上げて存分にマルイカの乗りを満喫した。


 当日飯田が使用した竿は、最新マルイカ竿の「バイオインパクト マルイカ」。今回はこの竿をプロデュースした飯田に最新ロッドの特徴と魅力を聞いた。

バイオインパクト マルイカはどんな竿?

 ライトな道具立てが普及した近年は、ほとんどの船宿が道糸の太さに応じて使用オモリを替えられられるので、PEライン2号以下なら水深100メートル台の深場でもオモリ60号ほどのライトタックルで楽しめます。


 バイオインパクト マルイカの3アイテムはネジレやつぶれに対する剛性を持たせた独自の三層構造「スパイラルXコア」と「ハイパワーX」をブランクスに採用して、軽快な操作性を実現しました。

3アイテムそれぞれの特徴を教えてください。

 82 SS165は、ゼロテン釣法に対応した極細穂先の8:2調子で、穂先はしなやかで小さなアタリに対しての表現力に優れた高強度カーボンソリッド「タフテックα」を採用しました。穂先が脱着式なので、万が一破損しても交換が可能です。


 73 S160は、オモリを底から離すスタンダードな釣り方はもちろん、ゼロテン釣法にも対応できるオールマイティーな7:3調子で、穂先はしなやかでありながら復元力が高い「タフテック+ハイパワーXソリッド」を採用してます。


 全長145センチと最も短い82 145は、タタキや小刻みな誘い上げなど積極的に誘う釣り方に向いている8:2調子で、穂先は73 S160と同じタフテック+ハイパワーXソリッドを採用してます。


 そして穂先のガイドは3アイテムとも、糸絡みが少なく軽量コンパクトで高感度につながる一体構造ガイドフレームの「Xガイド」を搭載してます。

3アイテムを使いこなす方法は?

 今回のような水深90メートル台の深場攻めを例にすると、最初はオールラウンドモデルの73 S160でスタートして、潮が速いと感じたら、しっかり仕掛けを動かせる先調子でアワせが効く82 145に交換します。この竿は仕掛けを持ち上げたときの重さの変化が伝わりやすい手感度に優れた設計なので、小さなイカの乗りも分かりやすいはずです。


 それと、深場でも82 SS165のゼロテン釣法は面白いですよ。ゼロテンはオモリを底に着けて、タタキ→止め→アワせを繰り返し、道糸が斜めに切れ込んでオモリが浮きそうになったら、空シャクリや巻き落としなどでリセットするのが基本です。


 しかし、糸フケが出やすい深場のゼロテンはオマツリしやすいのが難点。そこで、深場でゼロテンをやるときは、しっかり糸フケを取るために、底からオモリを離した状態でタタキを入れて着底させ、止め→アワせ、を繰り返すようにしてます。この方法はほとんど糸フケが出ないので、アタリも分かりやすくなるのでおすすめです。

▲ 飯田の先発スッテ(左が竿側)

バイオインパクト マルイカ

先鋭化する多様な釣法に対応する3アイテム

バイオインパクト マルイカ

2017年12月に発売された「バイオインパクト マルイカ」は、シマノ独自のテクノロジーを結集した最新マルイカ専用ロッド。先鋭化する多様なマルイカ釣法に対応した全3アイテムで、船ロッドでは初のスパイラルXコア+ハイパワーX構造の最新ブランクスを採用。高感度と軽快な操作性を実現した。

品番 全長(m) 継数(本) 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) オモリ負荷(号) カーボン含有率(%) メーカー希望
本体価格(円)
82 SS165 1.65 2 124.9 71 0.8/9.0 10~60 98.1 52,500
73 S160 1.60 1 - 70 1.0/9.0 20~80 98.4 52,000
82 145 1.45 1 - 68 1.0/9.0 20~60 98.9 50,000

極細カーボントップのゼロテン対応モデル

バイオインパクト マルイカ 82 SS165

0.8ミリの極細カーボントップが震える程度のかすかなアタリを表現するゼロテン対応モデル。

釣り場を選ばないオールラウンダー

バイオインパクト マルイカ 73 S160

穂持ちから胴へかけてしなやかに曲がり込む7:3調子で、浅場から深場まで対応するオールラウンドモデル。

操作性に優れたショートモデル

バイオインパクト マルイカ 82 145

短く軽い先調子で操作性に優れ、従来の宙の釣り、タタキや小刻みなシャクリで積極的に攻めるスタイルにベストマッチ。

  • ▲ リールシートは軽量、高強度の独自素材CI4+を採用したマルチパーミングタッチCI4+を搭載
  • ▲ ゼロテン対応モデルの82 SS165の穂先は交換可能

NEWベイゲーム

  • 飯田がマルイカで愛用するリールはNEWベイゲーム。HAGANEボディ、X-SHIP、マイクロモジュールギアを採用し、イカの多点掛けを楽らく巻き上げるパワフルかつスムーズなリーリング性能を実現した。価格は3万円。発売中