鈴木新太郎の炎月一つテンヤマダイSS使いこなしガイド

四季折々の釣り物をシマノの最新タックルで狙う。
今回のターゲットは人気の一つテンヤマダイ。シマノフィールドテスターの鈴木新太郎が、一つテンヤのエントリーモデル「炎月一つテンヤSS」の使いこなし術をお届けする。


▲ 全長2.55メートルと最も長い255MHはウネリなどにも対応しやすい

 冬本番を迎えたというのに、一つテンヤの名場所・外房大原では、水深15~30メートル台と秋さながらの浅場でマダイが好調。1キロ級をメインにいい日はトップ7枚以上の釣れっぷりを見せている。


 当日鈴木が持参した竿は、一つテンヤマダイのエントリーモデル「炎月一つテンヤマダイSS」の4本。炎月一つテンヤマダイシリーズには、様ざまなニーズに応えた17本もの竿があるのだが、なぜこのシリーズを選んだのかを聞くと、


 「浅場でアタリが多い時期は一つテンヤ入門にも最適なんです。そこで今回は、入門者用で価格も手ごろなSSシリーズの使いこなし術を紹介したいと思います」と勇躍、長福丸の午前船に乗り込んだ。

▲ エビエサの付け方はスタンダード

シリーズ最軽量クラスハイレベルな基本性能

 5時に出船し、30分ほど走った大原沖の水深25メートルで開始となる。


 炎月一つテンヤマダイSSは245M、240MH、255MH、240Hの4アイテム。まずは245Mにテンヤ6号をセットしてスタート。


 落とし込みやリフト&フォールなどの誘いを繰り返して1時間後、クイッと竿先が曲がる明確なアタリをキャッチ。上がってきたのは600グラム級の本命だ。


 「高感度のチューブラー穂先にソリッド並みのしなやかさをプラスした〝ソフチューブトップ〟は目感度が抜群です。とくに軟調の245Mは、竿先の振り幅が大きくてアタリが取りやすいので初心者におすすめです。


 それと、この竿は自重106グラムと炎月一つテンヤマダイシリーズの中でも最軽量。胴~元は張りを持たせてあるのでアワせも効くし、基本性能は上位機種に負けてませんよ」

▲ 軟調の245Mは穂先の振れ幅が大きくアタリが取りやすい

▲ 胴~元は張りを持たせた設定でアワせが効く

 小移動の後、水深30メートルで再開。すかさず255MHにチェンジしてテンヤ8号をセット。


 「少し深くなったので、テンヤを重くしてフォールスピードを変えて探ってみます」


 すると答えはすぐに出た。落とし込みの途中でラインが止まり、グイッとアワせて800グラム級をキャッチ。


 「落とし込みの方法はいくつかありますが、自分はナチュラルフォールです。竿をスッと上げてラインを出し、テンヤのフォールスピードにアワせて竿を下げる。これを繰り返して、ラインの動きでアタリを取るのが好きなんです。255MHは長さがあるので、落とし込みのラインコントロールがしやすいんです」


 狙いどおりに掛けた1枚に鈴木の顔がほころぶ。4アイテム、それぞれの竿の使いこなし方について聞くと、


 「軟調の245Mや255MHは、マダイがエサを食ったときに違和感を与えず食い込みが抜群にいいので、沖釣り初心者にもおすすめです。


 硬めで操作性がいい240MHと240Hは、積極的に誘って攻める釣り方に向いていますので、ゲーム性が高いカワハギやルアーなどの経験者にピッタリです。それと、一つテンヤと一緒にタイラバも楽しみたいときにも対応しやすいですよ」とアドバイスしてくれた。


 12月中旬現在、長福丸では主に水深30メートル以内の浅場を狙ってトップ5~8枚ほどと好調をキープ。年明けも期待できるはずだ。


▲ 小型のマダイは抜き上げる

▲ 鈴木さんは状況次第でタイラバでも狙う

ENGETSU HITOTSUTENYAMADAI SS

ハイレベルな基本性能を備えたエントリーモデル

炎月一つテンヤマダイSS

2017年秋にフルモデルチェンジした「炎月一つテンヤマダイSS」シリーズは、一つテンヤのエントリーモデルの位置付けながら、独自のスパイラルX構造で締め上げた細身で軽量なブランクスを採用し、ハイパワーノンコンタクトⅡ、CI4+リールシートなど、様ざまなシマノ独自の最新テクノロジーを搭載。コストパフォーマンスに優れた一つテンヤ専用竿だ。

品番 全長(m) 継数(本) 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) オモリ負荷(号) カーボン含有率(%) メーカー希望
本体価格(円)
245M 2.45 2 125.5 106 1.3/10.6 1.5~12 98.3 26,000
240MH 2.40 2 123.0 108 1.3/10.6 2~15 98.1 26,500
255MH 2.55 2 130.5 110 1.3/10.6 2~15 98.4 27,000
240H 2.40 2 123.0 115 1.3/11.1 3~15 98.1 27,000
  • ▲当日は炎月一つテンヤマダイSS 4アイテムを持参
  • ▲グリップエンドは長めの設で、片手でも操作しやすい
  • ▲穂先は独自技術のソフチューブトップを搭載
  • ▲リールはレバーブレーキタイプを愛用

刺さり抜群の特製テンヤバリ!

炎月一つテンヤIII

進化を続ける炎月一つテンヤの3代目。刺さり抜群の特製テンヤバリ、ローリングスイベル付きチメ糸、オリジナル孫バリ交換システムを採用。

  • カラー=全6色。サイズ=3、4、5、6、8、10号。価格=730~900円
 

  • ENGETSU

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