ゼロテン対応ロッドでマルイカを楽しもう!

 四季折々の釣り物をシマノの最新タックルで攻略する。
今回のターゲットは佳境を迎えたマルイカ。シマノインストラクター飯田純男が、最新マルイカ竿のゼロテン対応モデル「リアランサー X マルイカ 82 SS160」の使いこなし術をお届けする。


▲ オモリを底に着け、張らず緩めずの状態で仕掛けを止めてアタリを待つとき、ゼロテン対応の柔軟な極細穂先がものを言う

 「マルイカの釣期は早春~夏までのロングシーズンですが、最盛期は水深10メートル台の浅場で釣れることもある6~8月ごろです。浅場のマルイカをゼロテン対応のリアランサー X マルイカ 82 SS160で狙うと楽しいですよ」


 リアランサー X マルイカ 82 SS160は、飯田純男がプロデュースしたシマノの最新マルイカ竿の1つ。浅い海域がメインフィールドとなる極細穂先を搭載したゼロテン対応モデルだ。

リアランサー X マルイカ 82 SS160はどんな竿?

 オモリを底に着けてアタリを取る釣り方、いわるゆゼロテン釣法に対応した極細グラストップを搭載した8:2調子で、繊細な穂先が小さな震えや横ブレのようなアタリを表現してくれます。


 それと、穂先、短い穂持ち、胴~元の変則3本継ぎなので、穂先と穂持ちを継ぐときに角度を変えてスパイラルガイドのようにアレンジすることが可能です。穂先のガイドが下向きになるように継ぐと糸絡みを軽減できますよ。

▲ スパイラルガイドのようにアレンジした状態

ゼロテン釣法のコツを教えてください。

 オモリを底に着けて、タタキ→止め→アワせを繰り返すのが基本です。タタキでスッテをアピールして、ピタッと仕掛けを止めて待つ、このメリハリが大事です。


82 SS160は、波などで船が上下する動きを軟らかい穂先が吸収してくれるので、オモリを底に着けて仕掛けを張らず緩めずの状態にする、いわゆるゼロテンにしやすいのが特徴です。

 

 ゼロテン釣法は、最初はアタリを待ちすぎてしまう人が多いのですが、長い時間オモリを底へ着けたままにするとオマツリの原因になるので、アタリが分からなくても5秒くらいで一度シャクって(アワせ)、オモリを底からしっかり離してから、再び着底させてください。

▲ (左)飯田の先発スッテ / (右)ゼロテン状態を上から見るとこんな感じ

ゼロテン用の竿じゃないと難しいですか?

 リアランサー X マルイカ 73 145や82 140といったオールラウンドモデルでも、もちろんゼロテンションの釣りはできます。


 しかし、オールラウンドロッドのゼロテンでアタリがきても掛からないときは、ゼロテン状態がうまくできていない(仕掛けが張り過ぎている)ため、イカが違和感を感じてスッテを抱いている時間が短いケースが考えられます。


 そんなときゼロテン用の竿に替えると、軟らかい極細穂先がブランコ仕掛けのハリスと同じような働きをするため、イカがしっかりスッテを抱いて掛かりがよくなる場合があります。


 これは1つの例ですが、ゼロテン用の竿を使えば、ゼロテン釣法上達の近道になると思いますよ。

REALANCER X MARUIKA

ゼロテン釣法に対応する先径0.65ミリの極細穂先を搭載
リアランサー X マルイカ 82 SS160

「リアランサー X マルイカ 82 SS160」は、0.65ミリの極細グラストップが大きく曲がり込むゼロテン対応モデル。全長1.6メートルの8:2調子で、独自のスパイラルX構造で締め上げた細身で軽量なブランクスが軽快な操作性を実現した。誘って掛ける攻めの釣りが好きな人は「リアランサー X マルイカ 82 140」、初心者はあらゆる釣法に対応する
「リアランサー X マルイカ 73 145」がおすすめだ。

  • ▲0.65ミリの極細グラスソリッドトップ
  • ▲変則3本継ぎを採用。交換可能な穂先の価格は1万3000円
品番 全長(m) 継数(本) 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) オモリ負荷(号) カーボン含有率(%) メーカー希望
本体価格(円)
73-145 1.45 1 145.0 66 0.9/8.5 20~50 85.7 34,000
82-140 1.40 1 140.0 66 0.9/9.0 20~60 80.8 34,000
82-SS160 1.60 3 86.0 66 0.65/8.5
10~60 86.8 42,000
  • ▲しっかりホールドできるトリガーグリップを採用
  • ▲飯田がタタキを行うときのグリップ
  • 船べり楽々竿掛け

    船べりの穴に差し込むタイプの便利な竿掛け。竿掛け部分のスリットが竿をしっかりホールドする。価格は800円

飯田のゼロテン釣法

オモリを底に着けた状態から、タタキ→止め→アワせを繰り返すのが基本