さらに遠くへ、より正確に、もっと投げやすく!!投竿選びの基礎知識

知っておくべき細部のこだわり

COLUMN21 フラッシュサーフェスデザインの意義

フラッシュサーフェス設計とは、口金(玉口リング)を廃してジョイント部の段差をなくし、ラインの放出抵抗を少なくする設計です。結果、トラブルレスと飛距離に貢献します。

口金をキャンセルした理由

口金はロッドの玉口を保護する目的で使われているわけですが、トップキャスターの間では以前からその弊害がささやかれていました。このリングとブランクスの接合部に生じる段差がラインに干渉して飛距離に悪影響を及ぼしているとの話です。また、不意のライン切れなどのトラブルもこれが原因だとされていました。

そして、これらのライントラブルが発生するのは高速でラインが引き出される超遠投時、特に細糸を使用する際に弊害が顕著に見られるということが、口金を廃したフラッシュサーフェス設計を遠投モデルの並継ロッドに採用した理由です。

さらに一体成型玉口部は強度もアップ

玉口保護を目的とした口金の廃止は強度の面で問題がありそうですが、フラッシュサーフェス設計は従来以上の強度アップを実現しています。リングを入れるためには玉口のブランクスをある程度は削る必要があるのですが、この設計では逆に玉口へ補強用のカーボンを一体成型しているからです。