さらに遠くへ、より正確に、もっと投げやすく!!投竿選びの基礎知識

投竿の知識深化編

COLUMN19 スパインを有効に使ったガイドセッティング

基本はブランクスの柔かい方向にセット

以前は「(スパインによる)ブランクスの硬い方向にガイドを付けるべき」という考え方もありました。ブランクスの他より硬い部分にガイドをセットした方がロッドの反発力を引き出せるという発想です。しかし、近年は1番(穂先)につけるガイドの位置は、曲がりやすい場所を選ぶのが基本となっています。

ガイドを1番の曲がりやすい位置にセットするのは、それがキャスティング時の横ブレを防いで方向性を安定させることにつながるからです。また、1番の最も重要な役割である2番、3番へスムーズにキャスターのパワーを伝達するという意味においても素直に曲がるガイドセッティングが必要になります。

さらにマニアックなセッティング

シマノの投竿でも振出タイプを含めたガイド付ロッドのセッティングは上記のパターンが基本です。どのガイド付投竿についても1番を最もスムーズに曲げることができ、それを安定したコントロール性、遠投性につなげられるようにガイドを配置しています。

ただ、STモデル(ストリップモデル)の投竿にはそんなガイド設置の目安となるマーキングは施していません。このタイプのロッドを必要とするエキスパートのみなさまにはメーカー以上の精度でスパインの位置を認識し、その基本的な扱いを理解したうえで独自のガイドセッティングを追求しておられる方が多いからです。