AKIHIRO SHINPO 新保 明弘 シマノインストラクター

新保 明弘 プロフィール

SoareのNEWモデルで愉しむ
50m先の可能性と半径10mの奥深さ

「ソアレが提案する長距離戦と接近戦は、私のホームの伊豆半島でも武器になります」。2017年のソアレの新展開に注目するアングラーがもう一人。駿河の尺メバルハンター新保さんだ。その期待感はゴロタ場において?「ゴロタのメバルはもちろん、ライトゲームの楽しさを広げてくれます」※写真のロッドはプロトタイプです。

 

ウルトラシュートはゴロタの尺メバルにも有効

新保さんが言う“ライトゲームの楽しさが広がる”とは、どういうことなのか。6月下旬、伊豆半島の実釣で披露してもらった。まずはウルトラシュートで、ゴロタ場の尺メバル狙いからだ。
「夏の潮に変わって、濁り気味で難しい状況ですけど、なんとか1尾は出したいですね」
ズバリ、ウルトラシュートは、ゴロタ場の尺メバル狙いでも有効なんですか?
「有効です。飛距離が出て、軽いジグヘッドリグを今まで届かなかったところに飛ばして、スローに探れる。間違いなく釣れます。浅いゴロタ浜でもスローシンキングタイプのウルトラシュート20gを使えば、根がかりを避けて攻略できます」
ウルトラシュートの遠投性能や潮に馴染む特性は、やはりゴロタ場の尺メバル狙いにも強い。
「あとアタリのダイレクト感も気に入ってます。ウルトラシュートは先細で水の抜けが良い。魚がバイトしたときにウルトラシュートが大きく干渉せずに、アタリがラインを通して直接的に伝わります。おっ、何か喰った!」
と言うのと同時にアワせると、ソアレCI4+S900M-Sが綺麗な弧を描く。
「尺メバルではないです。メバルは追い喰いでコンッとアタった後に、ジジーッとラインを引き出していくけど、これはドンッと反転喰い。アタリのダイレクト感があるから、バイトの仕方の違いがわかります。何が喰ったんだ?」
獲物はゴロタの波打際で最後の抵抗をみせ、あがってきた。
「夏の魚だ。イサキです」
丸々とした体躯の良型だ。
「これもウルトラシュートを使った長距離戦の魅力です。このイサキはゲストですけど、今後はウルトラシュートで様々な魚種が狙えるようになる。ライトゲームの可能性が広がります」
ゴロタ場での
ウルトラシュートの使い方
「ウルトラシュートの使い方の基本は、スローなただ巻きですが、ゴロタ場はシモリや海藻などの障害物があり、シャローを攻めることも多い。ゴロタ場ならではの応用的な使い方もあります」

50m以上先のプラグやメタルジグに反応しない魚が獲れる

沖で緻密な泳層調整など繊細な釣りが可能

夜のゴロタ場実釣は、潮の濁りにウネリも加わり、尺メバルは出なかった。だが、イサキの釣果で“ライトゲームの楽しさが広がる”片鱗がうかがえた。
「ゴロタ場の50m以上先に1gのジグヘッドリグを届けられる、というのは間違いなく強いです」
では、夜は見えなかったゴロタ場でのウルトラシュートの使い方を解説していただきましょう。
「基本は遠投して、人が歩くくらいのスピードでただ巻きです。水深2mを切るゴロタサーフや藻の面を引くときは、20gのウルトラシュートを使って、細かいレンジはジグヘッドのウエイトでコントロールします」
ジグヘッドの重さでレンジ調整をするんですか?
「ただ巻きでジグヘッドリグは、ウルトラシュートの斜め下を泳ぎます。同じリトリーブスピードで刺すワームも同じなら、0.6gより1.2gのジグヘッドのほうが下に垂れ下がりますよね。要は沖で軽量ジグヘッドリグの釣りをしているのと一緒です」
遠投しても攻め方は繊細?
「浅いゴロタ場は、そうすることで根がかりを回避したり、シモリや海藻のトップ、際をタイトに攻めることができます。ウルトラシュートを潮にのせて流したり、ただ巻きからスローダウンしてシモリの際でカーブフォールさせる、という攻め方もできる」
遠投しても色々な誘い、攻め方ができるから釣れる?
「そう。飛距離50m以上が簡単に出せて、多彩な攻め方ができる。だから対象魚はメバル、アジにとどまりません。リグのアレンジで狙える魚種が増えます。ライトゲームの楽しさが広がります」
具体的には、どんな魚種が?
「例えば、小型青物が沖でシラスを偏食している。そこに極小ジグヘッドリグを入れたら…(笑)。50m先のプラグやメタルジグに反応しない魚が獲れます」

障害物際でスローダウン。カーブフォールで落とし込む

スローダウン カーブフォール

「ゴロタ場では、シモリや藻の際に付くメバルを狙うことも多い。障害物の際を狙うときは、ただ巻きやサオでサビいて引いて、障害物際でスローダウンすると、カーブフォールで際にタイトに落とし込むことができます。ジグヘッドは、フォールでワームのアクションを引き出しやすいスフェーラヘッドを使います」

  • [品番]SS-206P(0.6g)、SS-210P(1.0g)、
    SS-213P(1.3g)、SS-216P(1.6g)、
    SS-220P(2.0g)SS-230P(3.0g)
  • [本体価格]500円(4本入)

ジグヘッドの重さやタイプでレンジを微調整

0.6g 1.2g

「ウルトラシュートで使うジグヘッドの重さは0.4~2g。僕は、ただ巻きでTGファインヘッドを使い、ウェイトを変えてジグヘッドリグのレンジを微調整します。浅いゴロタサーフや藻面など、シャローをよりスローに引きたいときは、リトリーブ時に水を受けやすいドラッグヘッド。スローにレンジキープしたい局面で有効です」

  • [品番]SS-207L(0.7g)、SS-210L(1.0g)、
    SS-213L(1.3g)、SS-216L(1.6g)
  • [カラー]3色
  • [本体価格]350円(4本入)

  • [品番]SS-T12K(1.2g)、SS-T16K(1.6g)、
    SS-T20K(2g)、SS-T25K(2.5g)
  • [カラー]3色
  • [本体価格]400円〜550円(3本入り)

通常のリグでは届かない沖の流れにのせてドリフト

「ゴロタ場は浜状の地形が多く、岸と平行の流れや払い出しなど流れが出やすいです。ウルトラシュートなら一般的な遠投系リグが届かない沖の流れを攻略できます。潮に馴染むからナチュラルにドリフトさせて喰わせやすい。横の流れは、流れに応じてサオ先を横方向にスライド(写真)。沖のブレイク沿いを幅広く探れます」

ワームは小魚系と甲殻類系を使い分ける

「ワームの選択は通常のジグヘッドリグと一緒です。小魚系を捕食しているときはテールベイトやモモアジ。海藻周りで甲殻類を食べているときはスローダイバーやアルテミア。カラーはナチュラル系とアピール系の反対色2色はマストです」

  • [品番]SW-124N(2.4インチ)、SW-128N(2.8インチ)
  • [カラー]9タイプ(2色アソート)
  • [本体価格]520円(8本入 4本×2色)

  • [品番]SW-114N(1.4インチ)
  • [カラー]9タイプ(2色アソート)
  • [本体価格]520円(8本入 4本×2色)

楽しさを広げるウルトラシュートで狙える魚種

ターゲットの拡大もウルトラシュートの魅力。新保さんが狙ってみたい魚種は?「一つはマイクロベイトに付く青物。ラインシステムとジグヘッドのハリを強化すれば、ワラサクラスも狙えます。あとは3gのジグヘッドリグを24gで遠投してサーフのヒラメ、コチ。磯やゴロタ場でハタ類を狙うのも面白そうですね」

新保セレクトTACKLES for ULTRASHOOT

「ロッドはウルトラシュート用といえる
ソアレCI4+ S900M-Sがベスト」
「僕は、以前は8フィート半のシーバスロッドでウルトラシュートのプロトを投げていました。十分快適に使えましたが、今はソアレCI4+ S900M-S。このロッドは、長くてバットが強いですけど、ティップはハイレスポンスソリッドを搭載してしなやか。アタリを感じてのせる繊細なライトゲームロッドのテイストを残しつつ、ウルトラシュートを遠投できます」
アウトシュートとタイディの追加サイズで攻略範囲が広域化
「アジ、メバル用の一般的なライトタックルで、ラインを切らずに後付けできるアウトシュートとタイディに、ウェイトアップの追加サイズ。これも注目です」。新保さんならどう使います?「アウトシュートの追加サイズの5、6、7gは、沈降速度も速い。飛距離を出すだけでなく、潮の流れが速いときに沈めたり、レンジキープするときにも有効。タイディは、潮の流れにのせてジグヘッドリグをピンスポットに送り込むために使います。3、3.5gの追加で、遠投して手前の流れをかわし、沖の潮に流し込むことができます」

  • [品番]SF-A11Q(ノーマル/3.6g〜7g)
    SF-A21Q(グロー/3.6g〜7g)
  • [本体価格]ノーマル 980円、グロー 1,240円

  • [品番]SF-T11Q(ノーマル/1.3g〜3.5g)
    SF-T21Q(グロー/1.3g〜3.5g)
  • [本体価格]ノーマル 980円、グロー 1,240円
足元を釣り込み、
魚に仕掛けてアタリを作る
「従来の軽量ジグヘッドリグの釣りをシェープでコンパクトなタックルで、より繊細に行うのが半径10m以内の接近戦の釣りです。護岸際や障害物をタイトに狙い、アタリが出るのではなく、今まで喰わせ切れなかった魚に仕掛けてアタリを作る。奥の深い釣りが楽しめます」

半径10m以内に「アタリを作る」奥の深い世界が広がる

足元の変化や見える魚をテンポ良く探る

新保さんは、ソアレが新たに提案する接近戦にも注目。
「ウルトラシュートの長距離戦と同じくらい今シーズン、楽しみな釣りが半径10mの世界です」
半径10mですか?
「立ち位置から半径10m以内の変化や見える魚をダイレクトに狙います。ほぼキャストはせずに、足元を縦に探って、魚が居れば釣れる勝負の早い釣りです」
狙う場所は?
「堤防の際、常夜灯周り、小磯の際やスリットなど、足元ならどこでも(笑)。アジ、メバルをメインにカマス、コムツ、根魚類など様々な魚種にジグヘッドリグでアプローチできます」
ライトゲームの五目釣り的なイメージですか?
「色々な魚種が釣れるけど、釣れちゃった!とはちょっと違います。ロッドのソアレCI4+に接近戦用のショートロッドがラインナップされて、それに合わせてソアレCI4+に500番の小型スピニングリール。さらに高比重で極細のエステルラインがリリースされました。新たなタックルの登場で、半径10m以内を狙う極小ジグヘッドリグの操作性が断然上がります」
それによるメリットは?
「一般的なライトゲームタックルでは喰わせ切れなかった、足元の魚が獲れます。半径10mといってもジグヘッドを使い分けたり、誘い方を変えたり、アタリを待つのではなく、アタリを作りにいく魚との駆け引きが楽しめます」

ワームはアピール力より小さめで喰わせ重視

「ワームは食べているエサにもよりますが、障害物や見える魚をダイレクトに狙うので、魚を寄せるアピール力の重要性は高くないです。小さめが有利で、おすすめはモモアジ。波動を強めに出したいときはアルテミアを使います。」

  • [品番]SW-118P(1.8インチ)
  • [カラー]9タイプ(2色アソート)
  • [本体価格]520円(8本入 4本×2色)

  • [品番]SW-116P(1.6インチ)
  • [カラー]9タイプ(2色アソート)
  • [本体価格]520円(8本入 4本×2色)

使用ジグヘッドは1g前後。誘い方で使い分ける

「半径10m以内を釣るときは、アンダー1gのジグヘッドを多用します。足元を縦に探るときはスフェーラヘッド。フォールで乱水流を発生して、ワームを動かします。ダートと速いフォールでリアクションを誘うときはTGファインヘッド1.2g。横方向にスローに引きくときは水を噛みやすいドラッグヘッドです」

  • [品番]SS-206P(0.6g)、SS-210P(1.0g)、
    SS-213P(1.3g)、SS-216P(1.6g)、
    SS-220P(2.0g)SS-230P(3.0g)
  • [本体価格]500円(4本入)

  • [品番]SS-T12K(1.2g)、SS-T16K(1.6g)、
    SS-T20K(2g)、SS-T25K(2.5g)
  • [カラー]3色
  • [本体価格]400円〜550円(3本入り)

新保セレクトTACKLES for 接近戦

ROD

5フィートを切るアジングロッドで細かい操作が可能

「ショートロッドで、とにかく軽量で操作性が高い。足元で極小ジグヘッドリグを繊細に操れます。短いからショートキャストのアキュラシーも上がり、ピンスポットが狙いやすい。短いと当然、感度も上がるから微かなアタリが明確に感じられます」

[本体価格]36,000円 製品情報はこちら
REEL

半径10mの攻略にマッチする小型リール

「ソアレCI4+ 500Sは、今までソルトで最小クラスだったC2000より約15%もコンパクトになっています。小さいのでゆっくり巻ける。半径10mの釣りに適したリールです」

[本体価格]34,200円
製品情報はこちら
LINE

潮に馴染むエステルで極小ジグヘッドリグの姿勢安定

「細くて高比重で潮に馴染みやすいのがエステルラインの特徴で、極小ジグヘッドリグの姿勢を崩さずに水中を漂わせやすいです。さらにサイトレーザーEXエステルは、カラーがサイトオレンジで視認性が高く、ジグヘッドリグの操作性が上がります。エステルラインは硬いものに結ぶと結び目が切れやすいのでリーダーを接続。0.3号にフロロ0.8号を50cm。8の字結びで簡単に結べます」

[品番]CL-L75Q(0.2〜0.5号/240m)
[本体価格] 1,700円
製品情報はこちら

2gで壁際ジギングもあり

A-ジグはアジング用に開発されたメタルジグ。「フロント重心で、テンションフォールをすると水平姿勢でヒラヒラとアクション。今季はよりバラシを防ぎやすい太軸のフックと、新色にリニューアルされましたが、このA-ジグの最小サイズが2g。半径10m以内でも活躍します。護岸際に落とし込めば、ジグヘッドリグに反応しない魚のリアクションが誘えます」

  • [品番]SS-220Q(2g)、SS-235Q(3.5g)、
    SS-250Q(5g)、SS-265Q(6.5g)
  • [カラー]各6色
  • [本体価格]760円〜820円

WEB LURE X MOVIE

新保明弘の超接近戦&超遠投

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