FUEKI NORIO 笛木 展雄 シマノインストラクター

笛木 展雄 プロフィール

スレたフィールドにも、まだまだ打開策はある。

アングラーが増えたことで、年々渋くなってきたイメージのショアエギング。
スレたフィールドはどう攻略するのか?今までと同じタックルでタフコンに通用するのか?
エギングシーンを牽引してきた笛木氏が答える。

 

セフィア XTUNE

より繊細な釣りを可能にする軽さ、感度、操作性。
時代が求めたシマノショアエギングロッドの最高峰モデル

渋くなったフィールドを繊細に攻める。

アングラーの増加とともに、ショアでのエギングは年々渋くなっているという話もある。10年以上にわたって全国のフィールドを駆けてきた笛木氏は、現在のフィールドをどのように見ているのだろうか?「統計的に見ても、アオリイカの総量はこの10年で変化はないです。
しかしどのフィールドも釣り人が増えてスレてきているので、より小さめのエギ、軽めのエギを使ったエギングに分があるようになってきていると思いますね」。なるほど、イカの総量は変わっていない、小型のエギでまだまだ釣れるというのは我々アングラーにとっては希望の持てる見解だ。

捕食レンジ “中層” を狙え。

ここでもう一度笛木氏の4×4メソッドをおさらいしておこう。4×4メソッドは、イカの捕食レンジである中層を的確に攻めながら、効率よく数を狙っていくためのメソッド。重点的に攻めるのは中層。ティップエギングでも明らかなように、アオリイカは底で抱いてくる個体より、中層で抱いてくる個体の方が断然に多い。Sephia 4×4など横方向へのダート性を高めたエギをキャストしたらカウントダウンしながら中層までエギを沈める。そして4回シャクった後に4秒間カーブフォールでエギを沈める。それを繰り返しながら足元までエギを寄せて来る。捕食レンジキープのためのメソッドと言ってもいいだろう。「ポイントは足元まできっちり引くこと。アオリイカは足元ギリギリまで付いてきてることが多いので」。

4×4シリーズのエギは同じレンジをキープしながら攻め続けられる!

シャローはどう攻めるのか?

捕食レンジが中層であることは理解できる。しかし水深50cm、あるいは30cmのようなシャローはどう攻略すればいいのか?「そこはタックルの感度に頼ることになります。軽量エギのボトムタッチや、藻を擦る感覚まできっちりキャッチできるタックルが必要で、そのようなタックルであればシャローであっても攻めていける」。小型のエギ、軽量エギは沈みが遅いので、むしろシャローエリアにこそ分がある。アングラーは深場、ディープエリアに大物が潜んでいるイメージが強いが、むしろシャローこそ狙うべき価値がある本命エリアかもしれない。
「人の多い港湾や波止だけでなく、人が入っていないシャローエリアもぜひ攻めてほしい。特に遊泳力の乏しい秋イカはシャローに溜まっていることもよくあるので、ポイントにあたれば数釣りも可能です」。

全身X構造※S806ML-Sティップ部を除く

ショアモデルはカーボンモノコック部分にも
ハイパワーXを巻くことでネジリ剛性をUP!

シャローorディープ。
どっちを狙うのも飛距離ありきだ。

まだ未開拓のシャロー、あるいはフレッシュなディープを狙うにしても、やはり飛距離は必須条件になる。しかし、2.5号〜3号のような小型のエギは、飛距離を稼ぐという点では不利な気もするが…。「小型のエギの場合、硬いロッドではキャスト時にエギの重さを感じにくいのでかなり投げにくいと思います。逆に柔らか過ぎても飛ばない。なのでやはり飛ばすためには小型のエギに適したロッドが必要です。NEW Sephia XTUNEは、ロッド自体が軽くしなやかでエギの重さを感じやすい。キャスト時のリリースポイントが多少ずれてもロッドがエギを弾いてくれるので飛距離を損なわない。エギの使用範囲の上限を変えずに下限を広げたイメージで、まさに今のエギングのためのチューニングになっています」。

しかし軽量エギは風に弱いのが難点。
そこはどうクリアする?

「むしろNEW Sephia XTUNEは、向かい風や横風が吹いている状況でキャスタビリティに差がつくロッドです。ダブルX構造でネジリ剛性と反発力が強いので、飛距離をロスしない。軽くキャストしてもロッドがエギを弾いて飛ばしてくれます」。

ライントラブルをガイドが解消する。

「スパイラルXとハイパワーXのダブルX構造は、全体に柔らかいブランクスに仕上がっていても、とにかくロッドがダレない。ティップからバットまで全身に張りがあり、シャクった直後にロッドがブレることなくビシッと復元する。必然的にエギもぴたっと止まり、抱かせる間を演出しやすい。またシャクった時もロッドの曲がりが胴までしっかり入るので、ロッド全体でエギを操作している感覚があり、10の力の入力に対して、はっきりと10のレスポンス(反応)を感じられるはず。エギングではエギが動かなければ話しにならないので、この力の入力に対するレスポンスの良さは絶対条件です」。

笛木流ロッドセレクト

これで、怖いものなし!

Sephia XTUNEは、飛距離に重点を置いたS902Mから操作性重視のS803MLまでラインナップが用意されている。笛木氏流の使い分けは?「S806LはLパワーでありながら1.5号から3.5号のエギをフルキャストして使える。たとえば春先の水温が上がっていない時、喰い気のないイカに対して3.5号を繊細に操作してアピールすることもできるし、秋ならシャローで沈みの早いSephia4x4 2.2号FSRで数を狙っていくこともできる。S806Mは2号〜4号のエギを扱えるので汎用性が高い。僕の場合は秋の新子狙いでもまず3.5号を投入して様子をみる。秋イカには小型エギというのは思い込みで、小型エギでなくても釣れるんです。サイズダウンは最後の手段です。S806Mなら大から小へ幅広くエギの交換ができ、サイズが変わってもストレス無く操作できる。

S803MLはショートレングスなので防波堤などでキャスティング時にバックスペースがない状況や、ボートエギングなどにもオススメします。取り回しがいいテクニカルモデルなので、目の前の藻場を避けながら攻めたり、一日中釣りをするストロングスタイルに向いている。エギを鋭く弾き飛ばすので、スイングの振り幅がなくても飛距離がでる。S806ML-Sは目感度でアタリを出す釣りに適したソリッドティップモデル。ティップエギングと同じ要領でシャクったらそのまま引いてくる釣りなので、一日やっても疲れない。僕は春の乗っこみなど水深がある場所でセフィア4x4 3.8号DFRをキャストし、イカの回遊ルートをじっくりと狙っていくような時に使う。S902Mは、ロングロッドでありながら3.5号を中心に2.5号などの小型エギも遠投できて操作できる。サーフや磯で距離も稼げるし、ゴロタ浜などのシャローでも竿抜けポイントを狙っていける。シャローを引く時はロッドを立てて目の前の根や岩をかわしやすい。タメが効くので小型のイカもバレにくいです」。

WEB LURE X MOVIE
より繊細な釣りを可能にする軽さ、感度、操作性。
時代が求めたシマノショアエギングロッドの最高峰モデル

おすすめ関連記事