MASATAKA “JOE” YUKAWA 湯川マサタカ シマノインストラクター

湯川マサタカ プロフィール

Sephiaの操作性と感度でがっちり抱かせる!
湯川マサタカの“アタリをとらない”エギングタックル考

「エギに違和感がなければ、イカはしっかり抱く。アタリをとらなくても釣れるんです」。エギングのカリスマ、湯川さんはこの考えで数々のでかイカを仕留めてきた。「イカにエギをしっかり抱かせるには、タックルの操作性と感度が重要」。タックルにも一家言持つ湯川さんが、’16年末から新たに手にするセフィア。その評価も気になるところだ。

 

「しっかり抱かせるためには水中の情報を正確にとらえること。
タックルの操作性と感度が欠かせません」。

“アタリをとらない”というと、シャクったら乗ってた的な偶然の釣果と誤解されるかもしれないが、湯川さんの釣りはもちろん違う。
「僕の釣りはボトムが中心。なぜならイカはボトムの障害物に潜んでエサを襲うことが多く、大きいイカほど底に居ます。ボトムを丁寧に探るためには、潮の流れや地形変化を的確に感じないといけない。そのためにはタックルの操作性と感度が重要なんです」。

タックルの操作性と感度が良ければ、イカのアタリもとりやすいはず?
「むしろアタリはわかりやすいです。ただ、アタリをとるために余計なことをしない。アタリをとるより、抱かせることを優先したいんです」
余計なこととは?
「例えば、エギのフォール中にアタリをとるためにラインを張るとか。フォール中にラインテンションを急に強めるとエギがピクッと動く。イカが警戒して抱くのを躊躇します」。秋のサイトフィッシングで、そういうシーンは良く見かけますね。
「それが沖のボトムでも起きています。イカに違和感を与えずエギをしっかり抱かせれば、その場で居食い。アタリはラインの微かな動きの変化にしか出ないことも多いです」。
湯川さんのエギングは、しっかり抱かせるためのフォールがキーになる?
「そう仕向けるためのシャクリのバリエーションであり、タックルの操作性と感度なんです」。

「アタリをとるより
しっかり抱かせる
釣りを優先します」。

エギをしっかり抱かせる 湯川マサタカの“誘い”“喰わせ”

“誘い”シャクリはボトムから2mまで。4つのシャクリを軸に誘う

エギのシャクリ方で意識していることは?
「シャクリ上げても底から2mまで。シャクリ方はパンパンパンッと通常のワンピッチのシャクリや、サオ先を横や下に向けてシャクる横ダート。2、3発激しくシャクるパニック系アクション(写真)は、反応がないときにイレギュラーな動きで反射喰いを誘います。あとは糸フケを出して大きく緩くシャクる。ラインが張った瞬間だけ動いて、ここにエサがあるよとアピールするイメージですね」。
シャクリ方は、この4パターン?
「そうですね。ただ、同じシャクリ方でもスピードや回数を変えて、どのシャクリに反応が良いかを試します」。

“喰わせ”潮になじませるナチュラルなフォールが基本

シャクリ後のナチュラルなフォールが湯川さんのエギングの真骨頂。「シャクった後にパンッとラインを張ることはないです。エギが頭をクッと上げて不自然な動きをしますからね。シャクリ後、ラインは張らず緩めずの状態で、ラインが潮に引かれてスーッと入っていく、エギを潮になじませるようなフォールを心がけています。ラインを張る場合は、テンションを一定にキープ。とにかくフォール中にエギをフラつかせないこと。ボトムステイもナチュラルな喰わせの間になります」。

湯川マサタカのエギングタックル考 REEL編
「イカにエギをしっかり抱かせるには、実はリールが重要なんです」。

エギングで重要なタックルの操作性と感度について解説いただくと、湯川さんが一番に挙げたのがリールだ。
「操作性と感度の面で、実は重要なんです」。
湯川さんが現在使用するリールは、NEWセフィアCI4+ C3000S。
「僕は’01ステラARが好きで、ずっと使っていた。安定したドラグ性能や滑らかな巻き心地、耐久性など、当時のエギングで使うリールに必要な要素をすべてカバーしていましたからね。その後、セフィアCI4+を使って、最上位機種と変わらへん!? というぐらい機能的に素晴らしい。そのセフィアCI4+が新型になり、さらに軽くなってHAGANEギアとNEWマグナムライトローター搭載。さらに強くなった。もう言うことないです」。
リールのスペックに関するこだわりはあります?
「僕は、ノーマルギアのシングルハンドルが好きですね。ハイギアだとシャクリでエギを移動させすぎてしまうことがある。ノーマルギアのほうがボトムを丁寧に探りやすいですからね」。
シングルハンドルに関しては?
「ダブルハンドルは、バランス良く巻けて良いですよね。でも、これは僕のクセで、ダブルハンドルを使うと糸フケをとるときにハンドルをポンッと弾いて、クルクルッと惰性で回してラインが張るとピッと止まる。つまり横着をしてしまうんですね。シングルハンドルは丁寧に巻くんで、しっかり抱かせるフォールができます。まぁ、これは個人的な問題やけど(笑)」。
ダブルハンドル派で思い当たるふしがある人はいるはずだ。
 

湯川マサタカのエギングタックル考 ROD編
Sephia XTUNE NEWモデル登場!しなやかなティップで
水中の情報を感知張りのあるベリー~バットでシャクリ、のせて、寄せる

ロッドのセフィアXTUNEでも新たなモデルを開発。
「ロッドは、潮の重みやボトムの地形がわかりやすい、しなやかで感度の良いティップ。ベリーからバットはしっかりシャクれて、エギを抱いたイカを確実にのせられるパワーがあるものが理想ですね」。
ティップセクションとベリー~バットセクションで相反する特性?
「ですね。でも、セフィア XTUNE S804L+プロトタイプをテストを兼ねてずっと使い込んでますけど、シマノの高い技術力によって、それが見事に両立されています。ティップは、潮の重みやちょっとした流れの変化をちゃんと感じとれる。でも、シャクリを吸収しすぎることもなく、シャクリ後はティップがピタッと止まって、エギの姿勢を安定させやすいです」。
イカにエギをしっかり抱かせやすい?
「そうです。ベリーからバットは適度に張りがあるから、様々なシャクリパターンに対応できます。活性の低いイカのスイッチを入れることもできます」。
−しなやかだけど張りがあるロッド?
「そうなんですけど、ティップだけ曲がるのではなく、一本のロッドとして見ると一体感があってきれいに曲がります。パワー表記はL+。ライトクラスの繊細さとミディアムライトクラスのパワーを融合させたイメージですね」。
 

ティップのフィーリングは?

「ソフチューブトップでしなやか高感度。潮の重さや流れの変化がわかりやすいです。あとティップ部にXガイドを搭載して、糸絡みがほぼないのも良いですね。小径ですけど、リーダーの結び目を巻き込んでも糸抜けが良いので、飛距離に影響せずに良く飛びます」。

対応エギは?

「3.5号がメインです。L+でも3.5号がしっかりシャクれる。これはスパイラルXとハイパワーXの恩恵ですね。強い負荷がかかってもブランクスがネジレや潰れに強く、パワーロスを抑えるから少ない力で効率良くシャクれます。デカイカをのせてグンッと走られても、釣り人が主導権を握りながら引きを受け止めるタメのパワーも持っています」。

湯川マサタカのエギングタックル考 EGI編
「安定したフォール姿勢が大前提
誘いと喰わせのメリハリがつけやすいエギが良いです」。

エギザイルラトルはボトムの釣りにも合ってます

エギは、エギザイルシリーズを使用。
「エギザイルラトル3.5号をメインに使っています。エギザイルシリーズ全体に言えるのは、スローなシャクリでもきれいにダートさせやすい。ボトムの釣りに合っていますね」。
ラトルがメインというのは、音が効いているんですか?
「ラトルの効果もあると思いますけど、大事なのはフォールスピードと沈下姿勢です。エギザイルラトルは、フリーフォールだと前傾姿勢でスーッとボトムに入っていく。ラインを張り気味にすれば、安定した姿勢でじっくりフォールさせることができます」。
フリーだとフォールは速め?
「それは潮の流れの速さにもよりますね。ただ、流れが緩い=イカの活性が低めの状況は、前傾気味の速いフォールでスーッと落として、あえて喰わせない動きで追わせて活性を上げる。喰わせたいところで、スーッとラインを張り気味にしてジワーッと落とす。誘いと喰わせのメリハリがつけやすい。それが僕が感じるエギザイルラトルの特徴です」。

湯川マサタカ セレクトタックルデータ

LINE ミッションコンプリートEX8 0.6号

「細くて強くてラインメンディングしやすいのが良いですね」

「エギングで使うラインで一番重要なのは、細くて強いこと。ミッションコンプリートは、とにかく強いです。滑らかでガイド抜けも良くて飛距離も出ます。あと、しなやかで細いラインほどラインメンディングがしにくいんですけど、ミッションコンプリートは、風に吹かれてもラインメンディングがしやすいですね。風が強めのときや深場を狙うときは、0.5号も使います」。

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LEADER セフィア リーダー EXフロロ 3号

「ボトムの根ズレ対策でリーダーは太め」

「僕はボトムを中心に探るので、リーダーはボトムの砂やシモリに擦れやすい。根ズレ対策で太めのリーダーを使ってます。セフィアリーダーEXフロロは、根ズレに強くしっかりボトムが探れます」。

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WEB LURE X MOVIE
セフィアCI4+ ~湯川マサタカ インプレッション~

WEB LURE X MOVIE
セフィアXTUNE S804L+ ~湯川マサタカ インプレッション~

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