HITOSHI SUZUKI 鈴木 斉 シマノインストラクター

鈴木 斉 プロフィール 磯や河川で狙う青物やスズキから、オフショアのマグロまで、幅広いターゲットに対応。状況把握能力に長け、豊富な経験値から導き出す最適解で、確実に結果へと結びつける実力派アングラー。

ベイトタックルで攻略!
鈴木 斉 × カンパチ

南海のディープに潜むカンパチは、精悍な面構えと砲弾のような体形でロッドを絞り込む、オフショアアングラー憧れの魚。10kgを超える大物ともなれば一筋縄ではいかないが、適性なタックルとしっかりした戦略があればその距離をグッと縮めることが可能になる。そんなカンパチ攻略の基本タックルと王道のテクニックを鈴木斉さんに解説してもらおう。

 

カンパチ攻略に必要なジグセレクト

[品番] JT-212Q、JT-215Q、JT-218Q、 JT-220Q、
JT-224Q、JT-230Q
[カラー] 全8色
[本体価格] 1,720〜2,300円

「ディープのカンパチ狙いは速く、強く、が基本です」と鈴木さん。ここでいう“速さ”は一般的なジグの移動速度ではなく、ポイントをしっかり捉える沈みの速さと、キレよくハイピッチで動くアクション自体の速さと理解するほうが自然だろうか。ジギングの人気ターゲットにはブリ、ヒラマサもいるが、それらの魚に比べても、カンパチにはクイックなジグアクションが効果的だという。

「まずはベイトの反応をしっかり捉えることが大事。そのためには、潮を切り裂いて一直線にボトムに到達するジグが理想です。またジャークの際も、無駄な動きをせずにスピードに特化したジグがベターですね」と鈴木さん。チョイスしたのは『オシアスティンガーバタフライ スピードスラッシャー』である。

このジグは沈みが速くて底取りが楽。引き抵抗も少ないため、ただでさえ過酷なディープのハイピッチジャークを一日続けるには好都合なのだという。サイズとカラーはその日の条件を元に探っていく。「何も情報がなければオールマイティなシルバーから始め、その後グローやアカキンを試します。サイズは潮の速さとベイトのサイズを参考に選べば良いでしょう」。

基本は速く、強く!
ディープのカンパチは
スピードが勝負!

ジグを速く沈める鈴木流テクニック

大きく飛ばさずショート&クイックに誘う

『スピードスラッシャー』を結び、早速ポイントへと送り込む鈴木さん。
何気なくジグを落としているように見えるが、実はここから勝負が始まっている。

「着底の速さは釣果に直結するので、少しでも速くジグを沈めるための工夫をしています。たとえばジグを水に入れる際は、必ず真っ直ぐに姿勢を整えてからクラッチを切る。横になった状態では水を受けてしまい、時間をロスするからです。またフォール中はロッドを下に向け、ガイドとラインが干渉しない角度を保つようにしています。底を取るだけならジグを重くする、ラインを細くするという手もありますが、喰いが落ちたり、大型の引きに耐えられなかったりするのでお薦めできません」。

ジグアクションも大きなスライドやダートはさせず、小さく鋭く動かすのが基本。スピードスラッシャーは通常よりワンランク小さいサイズで底を取れるため、この点でも有利である。

バランスタックルが大物をリフトする

トルクフルでいてしなやか。アングラーの負担が少ないロッド。

『NEWオシアジガー』は一見するとしなやかな印象ですが、基本構造に『スパイラルXコア』を使っているためトルクはもの凄い。このためジグ操作がしやすく、大物とのファイトでは余力を残して闘えます。カンパチ狙いでは速く、強く、リズミカルなジャークを心掛けていますが、ロッドを通してジグのキレがビシビシ伝わってきました。

首尾よくジグが着底したら、いよいよジャーク。鈴木さんがチョイスしたタックルは『NEWオシアジガー』のB60ー5に『NEWオシアジガー2000NRHG』、PE4号という組み合わせ。ジグは『スピードスラッシャー』の180gだ。

「ロッドは『スパイラルXコア』を使って今までよりさらに強くなった印象です。ロッドの復元力が強く、ジグをジャークするのもカンパチをリフトするのも非常に楽。またリールは『インフィニティドライブ』搭載で、巻きの軽さとパワーが別次元。今回は約20kgのカンパチをキャッチしましたが、ヒット後の力比べにもびくともせず、やり取りも楽でした。もちろんギアが強いだけでなく、『HAGANEボディ』と冷間鍛造のロングハンドルは剛性が高く、大きな負荷にもたわむことなくパワーを伝達してくれます」。

一巻きで実感できる進化。剛性も高く操作性も文句なし!

使ってみて最初に感じたのは、今まで以上の滑らかさと力強さ。潮の抵抗や魚の重さが掛かったときも、トルク感があって力負けしません。
また、『HAGANEボディ』はもちろんハンドルも冷間鍛造のロングハンドルで剛性があり、力がダイレクトに伝わる感じもいいですね。
ブレがなくジグ操作も思い通りに行えます。

今回鈴木さんはハイギアタイプのリールを使用したが、ローギアとの使い分けはどうしているのか聞いてみると、ラインスラックをどれだけコントロールするかで決めているという。

「簡単に言うと、バーチカルでスラックを出しながらビシビシやるときはHG、ドテラ流しのように強いテンションが掛かる場合はPGを使います。あとはジグの形状や巻き抵抗で、巻きが重いときはPGを選びます」。

余談だが、遠征の大物狙いに関して鈴木さんは次のようなアドバイスもしてくれた。

「タックルというとロッドやリールにばかり目が行きがちですが、ラインやフックも常に新しいものを使ってほしいですね。せっかくお金と時間を掛けて遠くへ釣りに行くのだから、消耗品をケチって大物を逃すことは絶対に避けてください」。

リールは『NEWオシアジガー』の2000NRHGと1500HG。『インフィニティドライブ』の採用で回転抵抗を最大約60%排除し、これまでよりいっそう滑らかで力強い巻き上げを実現。またボディとハンドルはともに冷間鍛造で剛性に優れ、入力したパワーを逃がさない。

喰わせの間を演出する
『キングスラッシャー』と『ドリフトスラッシャー』

今回の釣りでは出番が少なかったが、『オシアスティンガーバタフライ』の『キングスラッシャー』と『ドリフトスラッシャー』も抑えておきたいジグだ。

『キングスラッシャー』はスピニングタックルに特化したロングジグで、ジャーク後のスライドとフラッシングフォールが秀逸。速いジャークだけではバイトを得られないケースや、中層に浮いた魚を狙うときに、喰わせの「間」が効果を発揮する。

『ドリフトスラッシャー』はセミロング系で、キングスラッシャー同様、喰わせの間を演出しやすいジグ。ゆったりとしたジャークで大きくダートする特徴を活かし、反応の周辺をじっくり探る釣りに向いている。

  • メリハリの効いたスライドアクション
    が得意!

    OCEA Stinger Butterfly King Slasher

    [品番] JT-312P、JT-313P、JT-315P、JT-318P、JT-320P、JT-324P [カラー] 全8色 [本体価格] 1,650〜2,650円

  • スライドの合間に、初動の速い
    ウォブリングフォールで誘う!

    OCEA Stinger Butterfly Drift Slasher

    [品番] JT-110P、JT-112P、JT-115P、JT-118P、JT-120P、JT-124P [カラー] 全8色 [本体価格] 1,650〜2,650円

WEB LURE X MOVIE
2017オシアプロモーション ~鈴木斉×カンパチジギング~

タックルデータ

今回鈴木さんが多用したロッドは『NEWオシアジガー』のB60-5。
水深が浅い場所や、潮が緩い時間帯はB60-4、B60-3も使用。

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