HOTTA MITSUYA 堀田 光哉 シマノインストラクター

堀田 光哉 プロフィール サーフのヒラメ釣りを開拓し、その魅力を発信し続ける元祖ヒラメハンター。わかりやすい解説と明るいキャラクターで人気のインストラクターだ。

サーフの釣りに足りなかった“2つ”のピース

ヒラメ人気の高まりとともにサーフ用ルアーは百花繚乱の時代。どれを使うか迷うほどだが、元祖ヒラメハンターの見解は違う。「ヒラメ釣りをパズルに例えれば、まだまだ足りないピースがある」と断言。その隙間を埋める新たなピースが、この2つだ。

緻密なレンジ攻略と、
圧倒的な飛距離で獲る!

スピンブリーズ130S X AR−Cと
スピンビームTGが必要な理由

今や休日のサーフは釣り人が立ち並ぶほどヒラメ釣りの人気は高い。その火付け役が堀田さんだ。
「15年前は朝夕マヅメしか釣れなかったけど、今は日中も釣れる。それが人気に拍車をかけましたよね」
 なぜ、日中も釣れるようになったのか? 堀田さんの答えは明解だ。
「ずばり、攻め手が増えたからです。ヒラメミノーしかなかった時代は、ミノーが届く距離やミノーに反応するヒラメしか狙えなかった。だから、自ずと釣りやすい朝夕マヅメの時間帯が中心になりますよね。今はミノーも様々なタイプがあって、ワームやメタルジグもあります。ヒラメにも個性があって、ミノーには反応しないけれどワームは喰うということがありますからね」
 攻め手が増えると釣れる時間帯が広がり、ルアーの使い分けで戦略的に楽しめるということだ。
「ただ、自分の経験で言うと、既存のルアーだけでは攻略しきれない手つかずのヒラメがまだ居ます。その一つが浅いレンジをもっと効率良く探ることであり、もう一つがより遠くを撃つということですね」

熱砂 スピンブリーズ130S X AR−C
青物も視野に入れたシャローレンジの切り札

●全長:130mm ●重量:30g ●カラー:全12色
●価格:2200円

高活性なヒラメが効率良く拾えます

スピンブリーズ130S X AR−Cの特徴は、ヒラメ用プラグでは初のX AR−Cを採用し、飛距離とハイアピールを両立したこと。圧倒的な飛距離と機敏で大きなウォブンロールアクションで、広範囲のシャローレンジを効率良く探ることができる。
いわばスピンドリフトのシャローモデル的な性質を持つプラグ。

貫通ワイヤーで強化し青物にも効く!
貫通ワイヤー採用で青物にも対応。「スピンブリーズのレンジとアクションは青物にも効果的。貫通ワイヤーで思わぬ大物が喰ってきても安心です」
X AR−Cシステムの採用でぶっ飛び& ハイアピール化
X AR−Cは、軽量発泡素材AR−Cシェルに圧倒的な飛距離のAR−C重心移動システムを内蔵。「ボディ素材が軽いからウェイトを重くできる。大型化しても良く飛んでキビキビ動く。アピール力が増します」

熱砂 スピンビームTG
未踏の水域を攻略できる飛距離番長

●全長:68mm ●重量:42g ●カラー:全12色
●価格:1800円

100m投げて70mぐらいで喰いましたね

熱砂シリーズの中で最高の飛距離を叩き出せるルアー。「スピンビームTG42gは、単純にスピンビーム32gより飛距離を出したいから作りました。潮位が高いときや向かい風など、もっと遠くへ飛ばしたいときの飛距離番長です。ただ巻きでテールを振りながら泳ぎ、ヒラッと不規則にヒラ打ちが入る。アクションの質は32gと一緒。要は喰わせる泳ぎです」

実績抜群のスピンビームにタングステンをコンポジット
スピンビームのテール側にタングステンをコンポジット。「これはコルトスナイパーTGピットブルと同じ構造で、後方重心で良く飛び、沈みが速い。でも巻くと非対称なフラットボディが水を受けて良く泳ぎます」
「スピンビームより飛距離10%以上増の感覚。」手つかずのヒラメが狙える
「自分の感覚だと飛距離はスピンビーム32gの1割強増し。PEライン1号で32gは、90mは飛ぶから100mは軽く超える。32gでは届かないブレイクの先や、届きそうで届かなかった青物のナブラが狙えます」

追い喰いや突き上げバイトを
誘発しやすい

「シルエットが大きく、アクションも強めだから、活性の上がったヒラメに気づかせて喰わせやすい」。
実釣でも追い食いや突き上げるようなバイトが見られた。「130mmでもソゲクラスが問題なく喰ってきます」

スピンブリーズ130S X AR−Cと
スピンビームTGの投げどき、使いどころ

ヒラメゲームの2つの新戦力を堀田さんはどのように使うのか? 実釣で具体的に教えてもらおう。「どちらも使う目的は明確。
使い方も簡単です(笑)」。 ’15年12月上旬に遠州灘で行われたロケでは、この2つのルアーだけを使い、実釣正味2日間で55cmを筆頭に8尾のヒラメをキャッチ。両ルアーの威力を釣果で魅せてくれた。

スピンブリーズ 130S X AR−Cの主戦場

・遠浅のサーフ
・磯まじりの根掛かり多発サーフ
・表層からボトムの広域にアピールしたいとき
・ナブラなど表層に魚の気配があるとき


浅くてツブ根が点在し根がかりが多発するような浜は、スピンブリーズの独断場。水深が2、3mのところも表層を通せば、ボトムの広範囲にアピールしやすく、活性の高い魚を拾いやすいです。届く範囲の表層に魚っ気があるときにも必ず投げます」

遠浅サーフにもってこい!!

スピンブリーズ130S X AR−C使い方
ただ巻きでヒラメ好みのウォブンロール

「アクションは強めのウォブンロール。シャローのヒラメはエサを喰いにきているので、基本的には活性が高い。巻くだけでヒラメに気づかせて喰わせることができます」

ただ巻きOK!!

ヒラメミノーⅢ、スピンドリフトとの
使い分け 水深1.5m以浅はスピンブリーズの出番だ

ヒラメ用ミノーはレンジで使い分けるのが基本。「水面下1.5m以浅を通すならスピンブリーズですね。ヒラメミノーⅢで底を擦らず、ボトム付近をよりタイトに狙うならスピンドリフト。アクションやシルエットの違いでも反応が変わるので、色々試すことも重要です」
【レンジ】
〜1.5m スピンブリーズ130S X AR−C
〜2m ヒラメミノーⅢ125S AR−C
2m〜 スピンドリフトシリーズ

青物を狙うとしたら?
「まず速巻きを試してみたいですね」
「基本的に青物がミノーで釣れるときはヒラメよりレンジが浅く、スピンブリーズが適任。
青物狙いの使い方としては、速巻きが効きます。スピンブリーズはバランスが良く、速巻きでも泳ぎが破綻しません」

ただ巻きで泳ぐ
メタルジグです

「スピンビームTGは巻くだけでテールを振って泳ぐ。底をとった後にただ巻きだけでも十分釣れます。アクションも手元にしっかり感じとれるので、サーフゲームのビギナーの方にもおすすめです」

スピンビームTGの使い方
ボトム付近のストップ&ゴーが効果的

通常のメタルジグはシャクって使うが、スピンビームTGはリトリーブの釣りが中心。「遠投して底をとったら3〜5回リール巻く。底から50cmほど上げるイメージで巻いたら、巻く手を止めてフォール。ストップ&ゴーでボトム付近を探るのが効果的です」

スピンビームTGの使いどころ

遠投性能、重さ、シルエットで状況に合わせる

【要点リスト】
・どのヒラメルアーよりも遠くに飛ばしたい
・強風時や波が高いとき
・流れが速くスピンビーム32gでも浮いてしまうとき
・ミノーよりシルエットを小さく見せたいとき


「スピンビームTGのメリットは、なんといっても飛距離。重いので向かい風でも飛ばしやすく、波気があるときや速い流れでもルアーを安定して泳がせやすい。ベイトが小さいときはシルエットを合わせる意味でも使います」

リトリーブ&フォールの繰返し!!

大型フック搭載でザブトン級をバラさない

フックはフロント#6、テール#4。
「32gより1番手大きく、ザブトン級や大型青物をかけても不安はないです。
ボディはミノーよりコンパクトなので、シーバスやマゴチなど様々な魚種が喰ってきます」

WEB LURE X MOVIE
~遠州灘ヒラメ攻略~
緻密なレンジ攻略と圧倒的な飛距離で獲る!

タックルバランスで楽に遠投する堀田流“脱力”キャストのススメ

堀田さんのキャストを見ると力まずに遠くに飛ばす。「だから一日投げ続けることができます。そのためにはタックルバランスが重要」。
具体的には? 「ロッドは、自分の体力に合った長さ、パワーで、曲げてサオの反発で投げられるもの。ボクの体格、体力にはネッサS1002Mが合っています。
リールはヴァンキッシュ」。軽いリールのほうが疲れない? 「そう。NEWヴァンキッシュはより軽くなって、剛性も上がっている。重いスピンビームTGも安定して投げやすい。パワープロZは耐摩耗性に優れていて、波打ち際で水中を舞う砂に擦れても強い。サーフの釣りに向きますね」

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