TAKAYOSHI ORIMOTO 折本 隆由 フィールドテスター

折本 隆由プロフィール ロックフィッシュゲームのエキスパートとして幅広いメディアで活躍。柔軟な思考と確かなスキルでロックフィッシュの魅力を伝える。ソルトから淡水まで、あらゆる釣りに精通するマルチアングラーでもある。

ロックフィッシュをより身近なものにする
ハードロッカーシリーズ
全国のあらゆるロックフィッシュゲーム
対応するハードロッカー

近年盛り上がりを見せるロックフィッシュゲーム。ロックフィッシュといってもその種類やフィールドは様々で、ロッドセレクトは迷いがちだ。この度登場するハードロッカーは、全国のロックフィッシュゲームに幅広く対応。その性能と魅力を詳しく紹介しよう。

ロックフィッシュロッドの決定版、ついに登場

東北から九州まで様々な根魚が狙えるロックフィッシュゲーム。この釣りに対応するロッドシリーズがいよいよ登場する。

B88XH+

S92H

  • [品番]B72XH、B76H、B710XH、B88XH+、B810MH+、S610MH、S76M、S83MH、S92H
  • [本体価格]25,600円〜27,600円

ハイパワーXやCI4+といった製造技術により、ロックフィッシュアングラーの求める高い要求にも応える、ハイパフォーマンスロッドシリーズが出来上がった。

パワー、操作性、コストパフォーマンス、
満足度の高い根魚ロッド

シマノからロックフィッシュゲーム専用ロッドとして新たなシリーズが誕生した。それが「ハードロッカー」だ。ベイトモデルが5種類、スピニングモデルが4種類ラインナップされ、全国のあらゆるフィールド、ターゲットに対応。価格はアンダー3万円台となっている。このロッドシリーズの高い仕上がりには、これまで様々なロックフィッシュとやりあってきた折本さんも太鼓判を押す。「操作性も良いし、掛けてからのパワー感もいい。ロックフィッシュを釣る上で必要な性能がしっかりと備わっている」。それでは、ハードロッカーの特徴を実釣を通して詳しくみていこう。

ロックフィッシュロッドに求められる性能

  • ルアーをストレスなく扱える操作性
  • 取り回し良く、ルアーを遠くに飛ばせる性能
  • ロックフィッシュのバイトを感じ取れる感度
  • ロックフィッシュのファイトを受け止められるパワー

ロッドには、根回りに潜む魚をおびき出し喰わせるための操作性と、掛けてからは根に潜ろうとするターゲットの強烈な引きを受け止めるパワーが求められる。ロックフィッシュゲームには、ルアーロッドとして高レベルの完成度が要求されるのだ。

ベイトタックルとスピニングタックルの使い分け

飛距離が欲しい時、軽量ルアーの場合はスピニング

スピニングタックルは、比較的軽量なソフトベイトでも飛距離が出しやすく、向かい風でもトラブルなくキャストできるのが特徴。ビギナーでも安心して扱え、どんな場面でもオールマイティに活躍するので、1本は常備しておきたい。

根が激しい場合、連続したラインの送り込みにはベイトを

太いラインでよりパワフルにファイトできるので、きつい根回りを攻める場合にはベイトタックルが有利。また、ルアーを垂直に落としたり、クラッチを切る回数が多いような釣りに向いている。ワーミングの細かい操作もやりやすい。

  • リール

    リールはタフなもの選ぼう

    ロックフィッシュの強引なやりとりでも、心の余裕を持ってファイトできるタフなリールをチョイスしよう。よりパワーが欲しい場合はローギア、風が強い場合などはハイギアが使いやすい。

  • ライン

    PE2号、リーダーは
    30lbが標準

    メインラインはPE2~3号、リーダーはフロロの25~30lbがロックフィッシュの標準だ。ボートとショア、狙う魚種のアベレージサイズでも変わってくるので、臨機応変に使い分けていこう。

  • ドラグ

    ロッドがしっかり曲がって
    から効くように設定

    ドラグは緩すぎても締めすぎてもダメ。竿がベリーからバットにグッと重みが乗ったときに、耐えながらもラインが出ていくように設定。状況によってはフルロックで思い切り根から離すことも。

ベイトはB76H、スピニングはS83MHをチョイス

B76HとS83MHは長さ・パワーともに汎用性の高いモデル

小規模な沖磯をランガンスタイルで巡っていく今回の釣行。折本さんがチョイスしたのはベイトのB76HとスピニングのS83MHだ。
「この2本は、ハードロッカーの中でも中間的なモデルで、様々なシチュエーションに対応してくれる。B76Hは、沖磯では短いと思うかもしれませんが、長すぎると操作性が失われてしまうので、これくらいがちょうどいいんです。東北方面のワーミングを主体としたアイナメ、クロソイではボートショア問わずメインタックルになる番手ですね」
スピニングの方は?
「S83MHは、ショア・オフショアでもシーンを選ばず、初心者から上級者まで納得の1本。ジグヘッドのスイミング、テキサスリグでのボトムバンピングにもOK。ロックフィッシュならなんでも使えるモデルです。この2本で大体はやりきれますよ」

ファイトのコツ

ロッドの機能を活かしてパワフルにファイト。潜られたら焦らずゆっくり

ロックフィッシュゲームの大きな魅力がその強烈なファイト。とくに、磯場でのスリリングなファイトが、多くのアングラーを魅了している。
「この釣りは多くの場合、ヒットすると一気にロッドが持っていかれるくらいの衝撃がきて、フッキングをする余裕がないくらいです。なので、ヒットしたらすぐさまロッドを立てて体勢を整えましょう。魚が潜ろうとするのを抑えながらラインを巻き取っていき、根に潜られたら優しく引き抜いてくる。そして、魚が浮いたら一気に巻き上げます。ハードロッカーはバットパワーが強いので、グイグイ寄せてくることができるんですよね。このスリリングなファイトがロックフィッシュの醍醐味です。最後は、足場が高ければネットで救ったり、抜き揚げでもOK。フッキングが決まっていればバラしは少ないですよ」。

潜られたら耐える!バットの強いハードロッカーならでは

根に潜られたら魚の頭の向きが変わるまで焦らず耐える。魚が浮いてきたらロッドのバットパワーを活かして一気に巻き上げよう。ハードロッカーのバットパワーなら、ロッドを保持しているだけでも魚が寄せやすい。

ガッチリかかっていれば抜き上げでOK。最後は勢いよく一気に

フッキングが決まっていれば簡単にはバレないので、最後は抜き上げてしまおう。波に合わせてゆっくり岸に乗せるようにランディングするのも安全だ。釣り場に着いたら、まずランディングする場所を確認しておくといい。

ハードロッカーB76Hとサルベージ85Sで
良型オオモンハタをキャッチ

ベイトの雰囲気を感じ取り、ハードベイトに良型がヒット

根の濃い沖磯ではベイトタックルをチョイス。B76Hは絶妙な長さで取り回しがよく、ワーミングだけでなくハードプラグも使いやすい。サルベージ85Sで見事良型をキャッチ。フッキングもバッチリとフロントフックに決まっていた。

ハードベイトを使いこなせば、ロックフィッシュはもっと楽しくなる!

ハードベイトでもっとスピーディーに
効率よくゲームを展開

今回の釣りをほぼハードベイトでやりきった折本さん。ソフトベイト主体のロックフィッシュゲームでは珍しい展開だ。
「ハタ系の魚は大きな個体ほど魚食性が強くなります。根から離れて小魚を追うことも珍しくないので、スイミングパターンで釣りやすいんです。なので、飛距離も出てスピーディーに広範囲を探れるハードベイトのほうが効率がいいんですよね。ハタ類はいろいろなルアーで釣れる可能性を秘めたターゲットです。なので、状況に合わせて自由にルアーを選択できるようになれば、さらに釣果は伸びますよ。」
とくにバイブレーションをよく投げていた理由は?
「バイブレーションは飛距離が出て、レンジを細かく刻んだ横方向の釣りができるからです。他にも、ルアーのレンジとスピードが合っていれば、テールスピンジグやジグミノー、スプーン、ジャークベイトだって活躍します。ロックフィッシュゲームのルアーの選択肢は広いぞというのをもっと皆さんに伝えていきたいですね」

ハードベイトが効くシチュエーション

32Tレンズグリーンシャイナー

ベイトが多くフィーディングしているときは
ハードベイトが有利

「ターゲットがフィーディングでスイッチが入っているとき。強い波動やフラッシングが求められるときはハードベイトのほうが有利です。スピーディーに巻くことによる効率化もハードルアーの強みですね。ソフトベイトはズレたり多魚種にかじられたりして効率が悪くなることがありますから。シチュエーションに合っていれば、シーズン関係なく釣れますよ」

  • [品番]XV-385M(85mm/27g/シンキング)
  • [カラー]各12色
  • [本体価格]1,100円

基本アクション20回巻いてフォールの繰り返しで浮かして喰わす

バイブレーションの基本アクションは、キャストしたらまずはフリーフォール。そして15~20回ほど巻いたら、またベイルを起こしてフリーフォールさせる、この繰り返しだ。ベイトを意識した個体を狙っているので、巻きスピードはやや速めでOK。スローに巻きすぎると根掛かってしまうので注意。中層に誘い上げて喰わせるイメージで巻いてこよう。リーリング中に喰ってくることがほとんどで、かなり巻き上げて喰ってくることも多い。

着底 15〜20回リーリング 着底 15〜20回リーリング 着底 15〜20回リーリング

フォールはベイルを起こしてフリーに落とす。ラインが風で流されるようなら、スプールを指で抑えてライン放出を調節していこう。

リーリング中はロッドを下に構える。ラインを空中に出しすぎると風で煽られてしまいやすい。根回りではラインメンディングを忘れずに。

カラーはフラッシング系をチョイス

34Tシルバーメッキイワシ グローポイント 35T ゴールドメッキイワシ グローポイント

ハタ系はフラッシングが抜群に効く

折本さんはカラーにフラッシング系をよく選ぶ。
「ハタ系はフラッシングが抜群に効く魚種。ルアーはシルバーやゴールド、ベイトフィッシュカラーなど、ギラギラしている色を選ぶようにしましょう」。

マッチ・ザ・シルエットを意識

ハタは目がいい。
シルエットはベイトに近づけよう

「ハタは目がいいと思う。エサのシルエットをよく見てます。カワハギを食べているときはフラットサイド系のルアーがよく釣れるしね」。

この日のベイトはキビナゴ。サイズもシルエットもサルベージでバッチリ。

オオモンハタが吐き出したキビナゴは、サルベージ85Sと形状がベストマッチ。ロックフィッシュが根から離れて遊泳力の高いベイトを捕食している証拠だ。

ベイトの有無が釣果を左右する

水面をよく見てベイトフィッシュの
群れを見つけよう

ロックフィッシュの釣りでもベイトフィッシュの有無はとても重要。活性の高い個体を獲っていくハードベイトパターンではベイトがいなければ期待は薄いだろう。ベイトフィッシュがいないか水面を注意深く観察しよう。
「ハタは大体30cmまでは甲殻類が好きで、それ以上大きくなると行動範囲が増えて、魚食性が強くなってくる。シーバスや青物に近い食性になりますよ」。
水面がキラキラしていたりざわついていたりして、鳥山が出て入れば期待大。大型のハタもフィーディングに差してきているかもしれない。

ハードロッカー&ハードベイティングで
トロフィーサイズのオオモンハタをキャッチ

パワフルなバットパワーでグイグイ寄せる余裕のファイト

愛媛県の沖磯をランガンスタイルで巡っていった今回の釣行。狙いは大型のオオモンハタだ。
「関西方面でターゲットになるのが、オオモンハタ、キジハタ、アカハタの3種類がメインどころ。この3種は地域によって住み分けされているようで、とくにこのエリアではオオモンハタがよく釣れますね。オオモンハタは遊泳力が高く、ベイトフィッシュを積極的に捕食する魚です。サラシ周りを回遊することもあって、食性はヒラスズキに近いとも言えますね」。
いくつかの沖磯を回って、この日一番ベイトフィッシュの濃い磯に巡り会えた折本さん。少し沖には海鳥が海面に飛び込んでいる。
「水面がキラキラしていて、ベイトがたくさんいます。おそらくキビナゴでしょう。釣れる気配がムンムンしますね。でかいのが出そうです」。
そして、突然ハードロッカーS83MHが強烈に水面に引き込まれた。ハタ特有のドーンと突っ込むようなバイトだ。ロッドがバットから曲がっているが、ファイトの様子に不安感はない。ロッドのパワーでグイグイ魚が寄ってきているのが見てとれるからだ。最後は磯の上に強引にブチ抜いた。
「でかいぜ! やったりました! いいフッキング! キビナゴいたから、いいサイズいると思ったんですよ!」。
推定2.5kg。全長52cmのメモリアルフィッシュだ。
全9種のハードロッカーの中から、バーサタイルなB76HとS83MHをチョイス。沖磯のランガンゲームに挑む。
大小様々な沖磯に立ち、岬や沖の根回り、ベイトフィッシュの群れ周辺を狙い撃っていく。潮の流れを読むことも忘れずに。
渡船で沖磯に渡って、反応がなければ短時間で移動。その日一番ベイトが濃い場所を見つけることが釣果の近道。
S83MHの余裕のファイトシーン。「バットから曲がったときの粘りとトルクで、竿を保持しているだけで魚が浮いてくる。主導権は常にこっちにある。50cmアップでも余裕のファイト。これがハードロッカーですわ」。

ハードロッカーの強靭な
バットパワーで
重量級オオモンハタも
余裕を持ってランディング。

小型サイズもしっかり乗せてバラさない優れたバランス設計

2尾のグッドサイズ以外にも、30cm以下のオオモンハタやカサゴも多くキャッチ。このサイズもしっかりフッキングが決まってバラさない。ハードロッカーはティップまでガチガチの棒のような竿ではない。感度と操作性を有した、絶妙なバランスに設計されたシリーズなのだ。

全国のフィールドでスタイルを選ばず使える
ハードロッカーはロックフィッシュゲームの決定版

あなたにベストマッチの1本がハードロッカーにあるはず

最大52cm、そして40cmクラスを含みコンスタントに釣果を重ねていった折本さん。ハードロッカーの仕上がりにもとても満足しているようだ。
「リトリーブ中にガツンとくるバイトを捉え、強烈な引き込みにも耐えて、足場が不安定な場所でもロッドのパワーで2kgオーバーの魚を抜き上げることができた。魚を安心して寄せてこれるバットパワーと、小型サイズもしっかり乗せるティップの繊細さ。ソフトベイトもハードベイトも使いこなせる操作性、充分に遠投できるキャスタビリティ。根掛かりを回避しつつバイトも感じやすい取り回しの良さ。それぞれがバランスよく設計されているので、とても気持ちの良いロッドになっています」。
それでいて価格はアンダー3万円台。これからロックフィッシュを始めたいアングラーも納得のコストパフォーマンスだ。
「本格的なハードロックフィッシュに特化したロッドシリーズで、全国のフィールドで使える厳選された9アイテムがラインナップ。東北から九州、ボートからショアまで、幅広いロックフィッシュゲームにオススメのロッドシリーズになっていますよ」。

あらゆるシチュエーションをカバーする9モデルをラインナップ

  • B72XH取り回しの良いショートレングスにXHパワーを持たせた対近距離戦・大型ロックロッド。
  • B76Hベイトを1本に絞るならコレ。カサゴ・アイナメ・キジハタに使いやすいバーサタイルモデル。
  • B710XHアイナメ・ソイ・ハタ類にオススメ。テキサスリグを極めたいならこのロッドを選ぼう。
  • B88XH+ヘビーロックフィッシャーマンに送るガチ磯スペシャル。これでしか獲れない魚がいる。
  • B810MH+長さとしなやかさを持たせた瀬戸内キジハタスペシャル。ショアロックゲームの強い味方。
  • S610MHテクニカルな操作性はボートフィッシングで大きなアドバンテージに。アイナメ・ソイ・ハタ類に。
  • S76Mジグヘッドリグのスイミングからテキサスリグのボトムバンピングまで、誰にでも使いやすいオールラウンダー。
  • S83MH遠投した先でもしっかりとルアーをコントロールできる高バランス設計。フィールドを選ばず活躍。
  • S92H超ド遠投スペシャル。ロングレングスを活かせば足場の高い磯周りでのラインメンディングもしやすい。

シマノが送る本格的ロックフィッシュロッド。その完成度は一度使えばわかるはず。ハードロッカーで憧れの根魚と素敵な出会いを。

折本 隆由セレクトタックルデータ

TACKLE DATA : 左

TACKLE DATA : 右

WEB LURE X MOVIE
ハードロッカーで沖磯を攻める!狙うはランカーサイズのオオモンハタ!

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