MITSUHIRO AKAGI 赤木 光広 シマノフィールドテスター

赤木 光広プロフィール 大阪府在住。ホームの紀伊半島に限らず、長崎の離島にも精通するなど、全国各地を釣り歩く磯ルアーマン。磯のエキスパートであり、ヒラスズキだけでなく、青物狙いのロックショアゲームも得意。常に周囲をにぎやかにするコテコテの大阪人気質。

KEYWORD S字スラロームスリットに潜むヒラスズキは
S字スラローム
落とす

「横に動くルアーは数少ないので捕食スイッチを入れやすい上に、横の流れを受けるように使えば、より大きくスラロームします。これがスライドアサシンの大きな強みです」。サラシに絡むベイトの不安定な動きを自然な形で演出できる新兵器の赤木流使い方を伝授。

 

  • [品番]XL-210R(100mm/23g/シンキング)
  • [カラー]12色
  • [本体価格]2,000円

ミノーでは出しにくい流れに翻弄される
自然な動きを演出しやすい

赤木さんが考えるスライドアサシンの強みは大きく3つある。
「まず、左右へのS字スラロームの動きは、ヒラスズキがあまり目にしない動きのはずで、魚から見て新鮮ですから、バイトを引き出しやすいことが挙げられます。次に、ただ巻きで左右に20cmほどスラロームしますが、横からの潮の流れを受けるようにすれば、それ以上にスラローム幅を大きくすることもできます。これを利用して、サラシに翻弄され、泳ぎを乱して喰われやすいベイトフィッシュを演出しやすいです。最後に
X AR-Cシステムの採用により、従来のシンキングペンシルより飛距離が出るため広範囲を探りやすく、ヘッドリップにより潮噛みが良いので扱いやすく、ピンを狙いやすいといった利点もあります」
赤木さんの磯ヒラゲームは、サラシが絡むスリットを狙うことが多い。このゲームで、これらの強みは威力を発揮しやすい。
「スリットを狙う理由は、波の影響を受けづらいなどで魚が楽に身を隠せるからです。それでベイトフィッシュを待ち伏せしていることが多く、撃つ場所を絞りやすいこともあります」
アングラーに対して縦に入るスリットは、打ち寄せた波が引くときに流れの筋ができるので見つけやすいそう。
「縦のスリットでは、流れの出口付近でヒラスズキは待ち構えていることが多いです。流れに翻弄されるベイトフィッシュを狙うより、流れが緩む付近のほうが喰いやすいからでしょう。流れに負けて流されたような自然な動きで、スライドアサシンをそのピンへ入れてやると効果的です。左右の複雑なサラシの動きに翻弄されながら、ふらふらと千鳥足で歩くような動きは、ミノーでは出しづらいため、スライドアサシンにうってつけの出しどころです」

得意のスリット撃ちで手にした1尾。「流れが緩むスリットの出口付近に待ち構えていた魚で、潮の流れに馴染ませながら、出口のピンに入れてやると一撃でした。エサになりやすいキビナゴやイワシなどと同じサイズ感ですから、違和感なく喰ってきました」

赤木流スライドアサシンでのスリット攻略法

縦スリットの出口付近へ潮に馴染ませた
自然な動きで入れてやる

流れの筋ができるので見つけやすく、撃つピンも絞りやすい、縦に入ったスリットの攻略法について。「波が自分に向かって来るとすると、その波が引くときに流れの筋ができます。そのスリットの出口付近でヒラスズキはエサを待ち構えていることが多いです。絞りづらい場所では、基本的にスリットの上を通過させるイメージで、下から見ているヒラスズキが、サラシでふらついているベイトフィッシュを見つけて飛び出してくるように仕向けます」

引き波が緩むスリットの出口付近が狙い目となる。「引き波を引くときはベールを返してスライドアサシンも一緒に流してやり、ベイトが逆に流れて翻弄されているように演出するのが効果的です。横のスリットやかけ上がりなどではアプローチも変わり、スリットの真上を意識してサラシにスライドアサシンを乗せ、泳ぎを乱すような演出を心掛けます。横スリットは撃つピンを絞りにくいです」

スリットの出口 通常の軌道 引き波を使った軌道 引き波

反応が得られないときの奥の手

ロングキャストで沖の魚を手前のサラシに誘導する

通常はサラシの向こう側にキャストし、サラシをメインにトレースしていくが、あまりに反応がないときは沖の魚を手前まで誘導する釣り方もある。「ベイトフィッシュがいないようなときは、サラシに付かずに少し離れた沖に魚がいる場合があります。そのときは遠くに投げてやり、これからベイトフィッシュが磯のほうを向いて動く意識を持たせ、磯際のサラシまで誘導します。AR-C重心移動システムにより一段と飛距離が出ることで、さらに誘導しやすくなりました」

沖にいるヒラスズキは沖で喰うことは稀なので、喰いやすい状況に仕向けてやるのがこの釣り方。「沖でルアーに気づいたヒラスズキを追尾させて、捕食しやすい磯際のサラシに誘導できれば、スライドアサシンをサラシに馴染ませて誘ってやると、喰ってくることがあります。試してみてください」

沖から追尾 バイト サラシ

赤木光広セレクト ヒラスズキ タックルデータ

RODDIALUNA S110M(プロトタイプ)

「非常に細身かつシャープでシャキッとしている操作しやすい竿でありながら、穂先が繊細にできています。穂先が繊細なのはヒラスズキ狙いでは大事な要素で、サラシの流れ、潮の重みを感じやすくなっています。また、かなり自重が軽くなり、11フィートとは思えない軽さです」
[本体価格]30,500円
※写真はS86MLです。

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REELNEW EXSENCE CI4+ 4000MXG

「巻きごこちがすごく軽いのと、エキストラハイギアなので、糸フケの回収が非常にしやすいです。CI4+シリーズ初のXプロテクト搭載で防水性能が格段に上がっており、ラインローラーの耐久性も安心です」
[本体価格]39,500円

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LINEPITBULL 12 1.2号、1.5号

「サラシの中でルアーを操作するには、巻き込みがスムースで違和感がなく、ルアーを馴染ませやすい12本編のピットブル12を入れました。ヒラスズキでは1.2-1.5号を多用します。リーダーはエクスセンスリーダー EXフロロ 25lbを1ヒロ半取っています」
[品番]PL-M62R(1.2号・1.5号 200m)
[カラー]2色
[本体価格]4,040円

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