HENMI TETSUYA 辺見 哲也 シマノインストラクター

辺見 哲也 プロフィール 東京湾を拠点に活躍し、伝説のカリスマガイドの異名を持つシーバスエキスパート。キャスティングやプラッギングの卓越した技術が持ち味で、シーバスだけでなく河川のトラウトでも著名なアングラーだ。

シーバスの捕食エリアを新型ルアーで攻略
静と動のシャロー・ストラテジー

「シーバスが捕食するシーンはシャローが多い。だから水面下1m以浅を攻めるシーバスルアーは実に多い」。
その中から辺見さんは2つの新作をチョイス。「シャローの釣りは“静”と“動”がキーになりますからね」。
果たしてその戦略とは……?

 

ボートシーバスのガイド時代にサスペンドミノーの威力を痛感していた辺見さん。「アサシン99SPは待望のルアー。飛ぶということは、ジャーキングがシャローエリアでできる。キャスト精度も高く、今はボートシーバスもコレです(笑)」

アクションのメリハリがシーバスに口を使わせる

辺見さんがシャローゲームの主力として手放せないルアーのひとつが、サイレントアサシン99Fだ。
「これは、まず飛距離が出る。そしてボクのホームの東京湾、いや全国的に見てもシーバスが好むベイトのサイズに合ってます。要は、沿岸部には9~11㎝のベイトが多い。ボク好みのボリューム感なんです」。
- そのサイレントアサシン99にサスペンドタイプ。追加の理由は?
「前々から欲しかったんです。ボクは昔、ボートシーバスのガイドをやっていて、毎日海に出ると大きく分けて、ただ巻きかジャーキングのどちらかに釣果が偏ることが多かった。それは日並みによって変わるんですけど、飛距離が出てジャークしてピタッと止められるルアーが、今までなかった」。
- 飛距離が出ればショアゲームでも活用できると?
「そう。飛距離はアサシン99Fで実証されているし、99SPのほうが重いので、ボクが投げた感覚では99Fより飛びます。平均60m以上は飛ぶ。この遠投性能をいかしてシャローを攻略するのが面白いです」。
- どのように攻めるんですか?
「例えば、夏から秋の日中は、干潟のアマモ帯の藻面から水面のスペースで、ただ巻きからトゥイッチ。あるいは連続ジャークからビタッと止める。前者が“静”から“動”。後者が“動”から“静”の釣りでどちらに反応するかを見ます。逆に夜は“静”主体で釣りを組み立てます」。
- ただ巻きやストップ?
「ただ巻き中心ですね。夜のルアーはレスポンダー109F。浮力があってシャローをゆっくり引きやすい。じっくり見せて喰わせます」。

「レスポンダー109Fは、今夏、秋田の川で最終プロトをテスト。飛距離が出て水面下10数cmをスローにウォブロールで引ける。これは東京湾の干潟のナイトゲームで使えるなと直感しました」。

DAYLIGHT GAME

 
 

動から静 or 静から動

ただ巻きからトゥイッチやジャークから
ストップで反応をチェック

「等速のただ巻きは“静”の動き。そこからトゥイッチで“動”が入ります。逆にジャーキングは“動”で、そこからビタッと止めれば“静”。日中はどちらに反応が良いかを試します。いずれも“静”と“動”でメリハリのあるアクションが重要。泳ぎの変化点でバイトが集中します」。

AR-C重心移動システムが
サスペンド時の姿勢を最適化

「重心移動内蔵のミノーはジャークして止めたときにウェイトが後方に残り、テール下がりの姿勢になることがあります。AR-C重心移動システムは、スプリングでウェイトを強制的に戻すので、止めで水平気味の姿勢をキープ。サスペンドタイプにもかなり有効なシステムで、シーバスに違和感を与えません」。

塩分濃度が高い水域では
スローフローティング

「浮力は汽水域でゆっくり沈むように調整されていて、塩分濃度が高いほど浮きやすい。アマモは海に生えるので99SPは止めるとジワーッと浮きます。藻面で止めても藻に沈み込まず、塩分濃度の高いシャローエリアでは、止めても根掛かりを回避して攻めることができます」。

NIGHT GAME

静 or 静から動

ただ巻きで水面直下をトレース
トゥイッチを織り交ぜるのも有効

「レスポンダー109Fは、東京湾で一番捕食されているベイトのサイズ感で、泳ぎはウォブロールですけど、129Fと比べるとロールが強め。シャローのナイトゲームで、スローなただ巻きで見せて喰わせやすいです。ただ巻き中にトゥイッチを織り交ぜる“静”から“動”の誘いも効きます」。

大型の2フックでランカーにも対応

「レスポンダー129Fは全長があるので#5の3フックですが、109Fは2フック。その分、大きなハリが搭載できるので、ランカー狙いでも活躍します。良く飛んでレンジが浅いので、ゴロタシャローのヒラスズキにも使えます。ちなみにアサシン99SPも同じフックシステムです」。フックは共にST-46の#4を搭載。

辺見 哲也セレクト タックルデータ

ROD エクスセンス S810ML/R “Respect the Sanctuary”

投げやすい曲がりとジャークしやすい張りでシャローを制す 「S810ML/Rは張りのあるレギュラーテーパーで、キャストやファイトなど高負荷がかかるとしっかり曲がってロッドが仕事をし、ジャークなどの低負荷時はシャキッと曲がらずしっかりルアーが操作できる。アサシン99SPにも適したロッドです」。

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REEL NEWヴァンキッシュ 4000HG

軽量&ハイギアで軽快かつテンポ良くジャーキング 「ジャークを多用するときは巻き取りが速いHG。ジャーキングのテンポを作りやすいです。NEWヴァンキッシュは軽いので軽快にジャークできます。夜間だけならゆっくり巻きやすいステラの4000番も使います」。

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