SHIMADA JINSEI 嶋田 仁正 シマノインストラクター

嶋田 仁正 プロフィール 中国エリアと東京湾で釣り込み、腕を磨くエキスパート。90cmアップ捕獲数200尾以上の稀代のランカーハンターで豪快な釣りをするイメージがあるが、潮や流れを読み、微妙な変化を感じて釣り方をアジャストする繊細さが武器だ。

ブラックエンベロープ903ライトスペックと
レスポンダーだからできる!

嶋田流 先進のシャローゲーム

水面下10cmのスーパーシャローが攻略範囲のCOOをより正確に操作するためのロッドと、シャローレンジで機敏に泳ぐミノーがデビュー! 開発の中心人物、嶋田さんが一歩先を行くシャロー攻略を紹介する。

 

「ローテンションのアタリを取って、掛ける。
そこに主眼を置いて開発したロッドです」。

EXSENCE S903L・M/F Black Envelope 903 light spec Responder 109F / 149F X AR-C

S903L・M/F
●全長:2.82m ●継数(本):2 ●自重:144g
●ルアー:4~25g ●ライン:PEライン0.4~1.2号 ●価格:63,500円

COOのシャロー攻略で出るローテンションのアタリ……とは?

COOは通常のルアーとアタリの出方が違う

通常はルアーを喰って反転するのでガツンッと向こうアワセ的にかかりやすい。「COOは完全にエサだと思って喰っているので、追尾して吸い込んでそのまま前進。アタリが小さく、アワセないとかかりません」。

「既存のブラックエンベローブ903は、細身肉厚のブランクスを使い、流れの速い河川でもランカーが獲れる強めのロッドです。903ライトスペックは、それをライト化したモデルといえますが、単に軟らかくしたということではありません」

- パワーを落とした理由は?
「このロッドで使ってほしいルアーがあります。COOです。サブサーフェスをローテンションで泳ぐルアーで、シーバスがCOOを喰うときは通常のルアーのように喰って反転してカウンターでかかるということがまずありません」

- COOのときはどんな喰い方を?
「追尾して、喰って、そのままスッと前に出る感じ。だからアタリはガツンッではなく、コッとかプッと小さい。かけにいかないとフッキングできない。このローテンションのアタリをとって、かけることに主眼を置いて開発したロッドです」。

なぜローテンションのアタリがとれるのか?
「張りのある先調子で鋭敏なバスロッドの感覚に近いからです」。

- ライトスペックを開発する前にCOOを使っていたロッドは?
「ルナミスS900Lです。このロッドも軽くて感度も良いんですけど、若干ティップが軟らかい。もともとエクスセンスのロッドは感度が良いんですが、903ライトスペックは先調子でティップに張りを持たせて高感度に仕上げてあります。だからより繊細なアタリを感じてかけることができる。感覚としては鋭敏なバスロッドに近いですね」。

- COOのように引き抵抗の少ないルアーは、ティップが軟らかいほうがバイトがのりやすいような気がしますが?
「一般的に喰いが浅いときは、ティップがスッと追従する喰い込み重視のロッドを使いたくなりますよね。でも、そういうロッドはアマモ帯の藻面で魚を掛けるとすぐに潜られてしまいます。またアマモが引っかかったときに切りにくい。トータルでシャローの釣りがしやすい設計になっています」。

嶋田仁正がS903L・M/F “Black Envelope 903 light spec”に
求めた3つのこだわり

こだわり 01張りのある先調子

「チューブラーの先調子で張りのあるティップが特徴。いち早くアングラーにバイトという情報を伝え、軽くて取り回しが良いので瞬時にアワセ動作に入れます」。

こだわり 02トルクフルなブランクス

「パワーはブラックエンベローブ903より3割ぐらい落とした感覚。でも細身肉厚のトルクフルなブランクスで、70cm超のシーバスをかけても不安なくファイトが楽しめます」。

こだわり 03軽量化による感度の追求

「ガイドはチタンフレームにトップ以外はトルザイトリングの軽量セッティング。ガイドが軽いということは、ローテンションの釣りの感度アップに大きく寄与します」。

流れの緩い干潟や汽水湖が主戦場
「コンッという小気味良いアタリを体感。
シャローで今まで獲れなかった魚が獲れます」。

「流れの速い場所は、ルアーが流されるのでローテンションの釣りは成立しません。干潟や汽水湖など流れの緩いシャローがCOOの主戦場で、ライトスペックの使いどころになります」。

- COO以外にライトスペックで使いやすいルアーは?
「10cm前後のミノーや20gまでのバイブレーションも使えますが、何度も言うように面白いのはCOOですね。COOを使ったテスト中にアタリを一切アワせないとどうなるか?という実験をしました。結果は30バイトで、のったのは1、2尾でした」。

- 向こうアワセではのらない?
「シーバスゲームの90%以上が向こうアワセ、つまりカウンターの釣りなので、このロッドは釣り人にやさしくないと言えますね(笑)。でもCOOを使ったローテンションのゲームのコンッというアタリを感じて掛ける、シーバス釣りの新たな面白さを知ってほしい。そのためにつくったロッドで、シャローのローテンションのゲームでしか釣れない魚がたくさんいますからね」。

  • 「903ライトスペックはCOOのためにつくったとも言えます。なので干潟や汽水湖など流れの緩いシャローエリアで出番が多い。小型ミノーや小型バイブレーションを使う河川の釣りにも対応します」。

  • 適正ルアー 10cm前後のミノーや20gまでのバイブレーション
    「10cm前後のミノーも使いやすく、レスポンダー109Fやサイレントアサシン99Fで、COOとアクションやレンジを変えるローテーションが可能。流れのある川ではサルベージ60ES、70Sも良く使います」。

 

for EXSENCE S903L・M/F “Black Envelope 903 light spec”

REEL 短めのグリップに
コンパクトな
C3000がマッチ

「ロッドが軽いのでリールは軽量なNEWヴァンキッシュ。903ライトスペックはウェーディング時に取り回しが良いようにグリップは短めに設計。リールの番手は、コンパクトなC3000番クラスがマッチします」。

NEWヴァンキッシュ C3000

LINE & LEADER 干潟や汽水湖で
COOメインの釣りは
0.6号を使用

「ラインは低伸度・高感度でローテンションのアタリがとりやすいミッションコンプリートEX8。干潟や汽水湖でCOOをメインに使うときはより繊細に釣りをしたいので0.6号。80cm超のランカーが出そうなところや川は0.8号。リーダーはエクスセンスリーダーEXフロロ16~20LB(4~5号)」

飛距離だけじゃない!
X AR-Cがハイピッチな泳ぎでスーパーシャロー攻略を実現

嶋田さんが今秋のシャロー攻略で期待を寄せる新戦力が、レスポンダーの追加サイズ、109F X AR−Cと149F X AR−Cだ。「既存のレスポンダーとの一番の違いは、X AR−Cの採用です」。X AR−Cは、軽量・高浮力なAR−CシェルにAR−C重心システムを搭載したシマノ独自の構造だ。

- その最大のメリットは飛距離?
「ボディが軽く浮力があるので、重いウェイトが搭載できて良く飛びます。ただ、私はX AR−Cの特性は、飛距離よりもレスポンダー109Fと149Fの泳ぎに最大限発揮されていると感じています。小さなリップでもハイピッチでキビキビ泳ぎ、シャローを通すことができますからね」。

レスポンダー「109F X AR-C」と
「149F X AR-C」の特徴

レスポンダー109F X AR−C シャローレンジで抜群の集魚力を発揮!

- レスポンダー109F X AR−Cの特徴は?
「109Fは既存の129Fのサイズ違いで使い分けができます。潜行深度は最大で20cmくらいでCOOシリーズとほぼ同じレンジ。アクションはキビキビとしたハイピッチなウォブンロールで、広範囲から魚を呼び込む力が強いです。体高がありフラッシングによるアピール力もある。日中は速巻きでリアクションバイトが狙え、スローリトリーブでもしっかり泳ぐので、夜は波動で魚を呼ぶことができます」。

水面下30cmの範囲でアクション違いのルアーローテションが可能

「109Fの使い方は日中は速巻き。夜はスローリトリーブが基本です。サイズやレンジが近いクー100F X AR−C、エスクリムシャロー119F X AR−C、ワイロー109F X AR−Cとアクションの違いでシャロー攻略が可能。この中でレスポンダー109F X AR−Cの位置付けは、強すぎず弱すぎずサブサーフェスの核となるルアーです。魚がいるのがわかっていたら一番アクションが弱いCOOから使います。オープンエリアで魚を探すときはレスポンダーからです」。

レスポンダー149F X AR-C低速でもハイピッチで泳ぐ異次元の大型ミノー

- レスポンダー149F X AR-Cは、129Fのサイズアップ版と考えれば良い?
「いや、これは別物と考えた方が良いと思います。レンジは水面下40cm程まで入るイメージですが、大型ミノーなのにスローリトリーブでも非常にハイピッチなロール寄りのウォブンロールをみせます」。

- 大型ミノーでもキビキビ動く?
「従来の樹脂製大型ミノーではありえないレスポンスの良い泳ぎを見せます。109Fと比べてもサイズ的にはかなり大きいですよね(写真参照)。これは軽量で高浮力なAR−Cシェルの功績ですね。偏平ボディがパタパタとハイピッチ動いて、その波動を広範囲に散らし魚を呼び込みます。明滅によるアピール効果も優れています」。

  • 「コノシロやサヨリなど大型ベイトを捕食しているときに有効。スローリトリーブでも泳ぎが緩慢にならず、大河川の橋の明暗や、河口付近のオープンエリアなどの大場所を攻略できます」。

  • 「149Fも使い方はただ巻きが基本。とくにナイトゲームで、従来の大型ミノーにはないスローリトリーブによるキビキビした泳ぎを試してほしいですね。ボディのバランスが良いからリップは小さくてもしっかり泳ぎます」。

WEB LURE X MOVIE
嶋田流 先進のシャローゲーム

EXSENCE レスポンダー109F/149F X AR-C 推奨タックル

先進のシャロー攻略を
完遂する2セット

「109Fを使うロッドはブラックエンベロープ903 ライトスペック。COOなど小型サブサーフェスルアーにも対応します。149Fはパワーがあるブラックエンベロープ903が合ってます。大型シーバスを想定したタックルセッティングです」。

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