HIOKI JUN 日置 淳 シマノインストラクター

日置 淳 プロフィール キスの引き釣りから磯投げ大物釣りまでこなす、投げ釣りのスペシャリスト。 各種キャスティング大会で輝かしい好成績を残すトップキャスターでもある。地元大阪でのタチウオ釣りにも造詣が深く、マルチアングラーとしての一面も持つ。

秋のショア タチウオワインディング

エサでもない、ジグヘッド+ワームでもない。プラグでありながらワインディングのダートアクションを
簡単に演出できてしまう炎月『投弁天』。誰もが手軽に楽しめる面白さと釣果を味わえるワインディングプラグ、
その開発に携わった日置さんに使いこなしの極意を訊いた。

 

ワームやエサの交換不要。
ダートアクションで効率的に狙う!

炎月 投弁天

●重量:21g/24g/28g/35g ●カラー:全8色
●価格:1,450円〜1,520円(税抜き)

08T キビナゴ

「ジグヘッド+ワームは、キャストやジャークでワームがズレたり外れたりすることもある。あとヒットする度にかじられてワームの交換を強いられる。夕マズメなど、時合の黄金タイムをロスするのは本当に嫌で、『投弁天』にはそういうストレスや時間のロスがなく、非常に効率的に釣りができますよ」。
たしかに『投弁天』は煩わしいワームのズレや交換はない。でもジグヘッドと比較して肝心のアクションはどうなのか?
「ワインディングは基本的にダートでアピールする釣りなので、きっちりダートさせるということにはかなりこだわりました。『投弁天』のアクションで特徴的なのは横方向にしっかりダートするけど、縦方向にはダート幅が少ないこと。レンジキープがしやすく、水面から1mくらいでシャクっても水面に飛び出さないので足元まできっちり引けます」。
ジグヘッド+ワームの投入は、夕マズメ〜夜間がセオリーだが、『投弁天』はどのようなタイミングでの投入がベストなのだろうか?
「太陽光が残っている明るいうちは、僕の周りではメタルジグに実績が高かった。メタルジグのように光る『投弁天』のシルバー系やキビナゴカラーは、まだワインドには早いかな?という日中の時間帯から投入できます。もちろん真っ暗な中のテストでもヒットしました」。
では、キビナゴなどの餌をセットして使う『太刀魚ゲッター』と使い分けるとしたら?
「エサを使う『太刀魚ゲッター』は、ただ巻きでもリフト&フォールでも釣れるので、太陽光があるうちや夕マズメは効率のいい『投弁天』でワインディングをやって、ある程度釣れたらそこから身体が楽な『太刀魚ゲッター』に切り替えて、投げてただ巻き!そういう釣り方もいいですね」。

日置流“シャクリの極意”

日置流“簡単ロッドアクション”

水中ルアー動画

手持ちのタックルでOK!
『投弁天』はこう使う!

ーフィールドでの使い方は、基本的にワインディングと同じと考えていいのか?
「キャストして底から攻めていって反応がなければ、着水から8秒、6秒、4秒、3秒と、カウントダウンを短くして徐々にタナを上げていく。正面の上層・中層・底と左右の上層・中層・底のだいたい9分割くらいをイメージして、自分が今どこを攻めているかを頭に描きながら攻めていきます」。

ー『投弁天』は縦のダート幅が少ないのでレンジキープはしやすいはず。ではアクションはどうつける?
「アクションは、僕は一回シャクリ+ハンドル1回転のワンピッチワンジャーク。ビシッ、ビシッ、とやっている人が多いのですが『投弁天』は本当に糸フケをとるくらいのイメージで、フワッ、フワッというシャクリで十分ダートします」。

ーたとえばエギングやショアジギングのように、ジャークでがんばらなくても大丈夫だと?
「大丈夫です(笑)。実際ソフトにシャクった時も、綺麗にダートしているのが視認できるので。だからAR-CタイプXXのようなキャスティングロッドはもちろん、エギングロッドでも使えます」。

ー手持ちのロッドでそのまま使えるのは有り難い限りだ。ちなみにシャクリの回数やフォールは?
「僕の場合は8回くらいシャクった後にフリーフォールを1〜2秒。ワインドは基本的に動かしておかないとダメで、フォールではあまり喰わない。喰わせの間(タイミング)はやっぱりシャクリでルアーが反転する時。タチウオは捕食がヘタで、バーンと一気には喰わない。動いているのを見つけて、一瞬ルアーが反転した時に喰います」。難しいことは考えなくても、キャストして数回シャクって、止めて、またシャクる。その繰り返しでオッケーということ?「オッケーです!それで十分釣れます!」

日置 淳 “タチウオワインディング おすすめタックル”

キャスティングタックル

「『AR-CタイプXX』はとにかく飛距離が出る。バットがしっかりしていて、ティップが柔らかい3ピースなので『投弁天』を使ってもある程度ティップが入り、跳ねすぎないアクションを演出してくれる。またベリーの粘りがあって、このロッドで指5本クラスでも余裕で獲れる。タチウオは躊躇せずに一気に抜き上げるので、そういう時にバットが強いのも気に入っている。ちなみにリーダーは5号あれば十分。太くしたり、ワイヤーは喰いが落ちる傾向が強い」。

エギングタックル

「エギングロッドで釣る時は、エギングのPEをそのまま使うことを想定して0.6〜0.8号。リーダーだけは5号にしておく。エギングロッドはキャスティングロッドより繊細なので重いルアーは背負えないが、シャクリはソフトに演出できる。『投弁天』は軽いシャクリや、ソフトなシャクリでしっかりダートするので、エギングロッドとの相性もいい。ルアーの重さは21gまたは24gがマックス」。

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