HIROMI SASAKI 佐々木 洋三 シマノアドバイザー

佐々木 洋三 プロフィール ライトゲームからビッグゲームまで幅広くこなすエキスパートにして、鯛ラバ、インチクなど漁具系ルアーの第一人者。豊富な知識と経験を土台にしつつ、新しいものを受け入れる謙虚さも併せ持つソルト界の重鎮だ。

状況に流されない我に利あり!!

鉛+タングステン。異素材の組み合わせから生まれたまったく新しい鯛ラバ『月華TG』ベテランでさえ攻めあぐねるような激流を制するために、どうしてもこのルアーが必要だったと佐々木さんは語る。 ※記事内のタックルはプロトタイプです。

 

激流『明石海峡』を制する、
“等速巻き”+直進安定性の威力!

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03T レッドゴールド

●カラー:全5色 ●価格:2,060円~3,300円

底取りがしやすく、直進軌道も
安定するタングステンコンポジット。

ヘッドの下部に、鉛より重いタングステンが配置されていることで、鉛モデルより着底が早く、底取りがしやすい。乗合船などで、他のアングラーより早く沈めることができれば、それだけチャンスも増える。「底取りがしやすいだけでなく、巻き上げ時にも直進軌道が安定する。これは“等速巻き”が求められる鯛ラバでは非常に重要ですね」

炎月 月華TGは、ココにこだわった!

月華TGのコダワリ01 抜群の底取り性能と直進安定性!

ヘッド下部にタングステンウェイトを搭載することで、これまでにない極端な低重心を実現。潮の流れが速い状況でも底取り性能に優れ、巻き上げ時にはヘッドの横ブレを抑えることで直進軌道が安定。「全国屈指の潮流と言われる明石海峡で使えるので、全国どこでも通用します」

月華TGのコダワリ02 半固定と遊動を切り換え可能!

真鯛の喰い気に合わせて、半固定と誘導を切り換え可能。「喰い気のある真鯛が多い時や、大型の真鯛を狙っていき時は半固定式で狙っていける。逆にアタリはあっても乗らない、バラシが多い、そんな時は遊動式にすることでキャッチ率を上げられます」

月華TGのコダワリ03 ネクタイ交換が簡単&スピーディ!

ネクタイとスカートの交換が簡単なスルスルパーツを搭載し、コンディションに合わせてスピーディにスカートのボリューム調整やネクタイ交換が可能。「アタリの後や根掛かりの後、ネクタイの破れやチギレが出た際に迷いなく即座に交換ができるのは強い。鯛ラバは推理ゲームなので『こっちの方がいいかな?』と思ったら迷わずにやった方がいい(笑)。必ず釣果に差が出ます」

海峡の激流が、
独自のフォルムを磨いた。

明石海峡は、速い時は11ノットで潮が流れる。いわゆる「潮が飛ぶ」と言われる状況下で、鯛ラバをできる限り垂直に落とし、きちんと底を取って、しかも鯛ラバを安定させながら巻き上げることは上級者にとっても簡単ではない。「鯛ラバで大事なのは一定の速度で巻き上げる“等速巻き”です。ヘッドが横揺れしたり回転してしまうと“等速巻き”がやりにくいのはもちろん、鯛ラバから発生している波動が不安定になるので釣れないんです。潮の速い状況下で鯛ラバを安定させ、真鯛が6本の側線で感じているはずの波動をきっちりと発生させたい。それを追求していくと、鉛ヘッドの下部にタングステンをコンポジットするという独特のフォルムに辿り着きました」。激流を制するために、ヘッドの下部のみを極端に重くするという発想と、それを実現するテクノロジーがあってこそ生まれた月華TG。ベテランをも唸らせる全国屈指の潮流が、独自の発想と技術を磨いたのだ。

難しいテクニックは要らない。ただ巻くだけでいい!

たとえタフコンであっても、
「安定ヘッド+波動ネクタイ」
で釣れてしまう事実。

鯛ラバは基本的にアクション不要です。落として巻くだけという単純な釣りだけに、誰もが楽しめます。それでも釣果に差がでるのは、“等速巻き”がきちんとできているか?スカートやネクタイが状況に合っているか?その差なんですね。月華TGはポイントになる、その2つの要素を高めたルアーです。巻き上げの安定性はもちろん、ネクタイ交換も楽なので、ビギナーの方にもぜひ使っていただきたいと思います。

70cm、5kgオーバーの大鯛と対峙、
エキスパートはどう攻略したか。

タフコンディションの明石海峡で、見事にナナマル(70cm)を手にした佐々木さん。その戦略は?
「フィールドを問わず、戦略はカラー・ネクタイの形状・巻きスピードで考えます。今日は潮の動きが大きいので、ヘッドは月華TGメイン。また潮が速い時は鯛が底にべったり貼り付いていると考えてスローに巻いてアピールしました。逆に潮が緩むと、鯛が浮き上がってくると考えて速めに巻きましたね。」
取材日の明石海峡は朝から夕刻まで、30cm~40cmのアベレージサイズがポツポツという状況でしたが、明確な時合いのようなタイミングはなかったですね。「どのカラー、どの形状のネクタイの波動に真鯛が反応するのか、とても絞り込みにくい日でした。こういう日は詰め将棋のように、選択肢を一つずつ潰していくのが僕のやり方です。そして最後に正解が分かる。」

 

安定した軌道と頻繁なネクタイ交換で
大鯛を追い込んだ

終盤に見事ナナマルが釣れましたが、やはり詰め将棋のように大鯛を追い込んでいた?
「潮が緩んでいた状況だったので、巻きスピードは速め。カラーはレッドにアタリが多かったのでそのままで、あとはネクタイの形状を工夫しました。大物にアピールしたかったので、あえてスカートを取り除いて鯛虫ピン+イカタコカーリーのミックスからスタートし、喰い渋ったところに鯛虫ピン+ビビッドカーリーに交換。これが正解でした」
確かに、佐々木さんは朝からアタリがないと見るや即ネクタイを交換していた。巻きスピードも常に変えていたのが印象的だった。
「潮の流れは時間やポイントによって刻々と変化するので、巻き速度は一本調子ではなく状況に合わせて変える事が大事です。月華TGは潮流に影響されず、巻き上げの軌道が安定しているので、あとはカラーとネクタイの形状を変えるだけで、その日のパターンがつかめます」
鯛ラバの安定した軌道と頻繁なネクタイ交換、これで大物を追い込んでいった?
「そういうことです。釣りこなすのが難しい明石海峡だからこそ、やっぱり大物が釣れると嬉しいですよ(笑)」

月華TGのポテンシャルを引き出すコツ
常に“等速巻き”を意識!

01. 穂先を止め、目線も穂先に!

「巻き上げ時に穂先が左右や上下にブレると、鯛ラバが安定せず、鯛ラバから発生する波動も不自然になります。ロッドはしっかりと脇に挟んで竿先を下げ、ヒジを支点にリールを巻きます。その際目線は穂先を注視して、ピタッと止まっている状態で鯛ラバを巻き上げてください」

02. 船べりから離れる!

「体を船べりに付けていると、船の揺れを拾いやすい。船べりから少し体を離していると、揺れの影響を受けにくいので、穂先も安定します」

03. フッキングしてもいい!

「鯛ラバでアワセ(フッキング)は不要とも言われますが、そこには誤解があって、ネクタイをかじっている時はアワセずに、鯛が下を向いたタイミングでアワセを入れるのが正解です。鯛の口は硬いので、しっかりとフッキングしていないと巻き上げの途中でバレてしまいます。アタリ後は即アワセではなく、鯛の引き込みを感じたら合わせる!これでバラシを軽減できますよ」

WEB LURE X MOVIE
~タフコンの大阪湾攻略~ ネクタイローテーションが決め手!
月華TG&炎月集魚ネクタイ

月華TG タックルデータ

ROD NEW 炎月 BB

ノリ調子として設計したブランクスはクッション性に優れ、安定した等速巻きを実現。さらに、アタリをハジきにくくバラしにくいオートマチック感覚で真鯛が釣れる性能は上位機種と比べても遜色なく、使うアングラーを選ばない。アイテムはベイトモデル4機種とスピニングモデル1機種。バーチカルからキャスティング、数釣りから大鯛狙いまでカバーする充実のラインナップだ。

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REEL NEW 炎月 BB

高剛性で軽量なカーボン強化素材CI4+を採用し、「優れた剛性」と「185gの軽量自重」を両立。一日中巻き続ける鯛ラバにおいて、自重の軽さは疲労軽減や集中力維持だけでなく、感度向上にも結びつき、大きなアドバンテージとなる。また、ギア比5.5のパワーギア、51mmロングクランクハンドル採用により巻き上げパワーに優れ、鯛ラバの基本である「等速巻き」や、大鯛とのファイトにも威力を発揮。

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LINE NEW 炎月 G5 PE

●軽量鯛ラバ/テンヤで底取りが速い。●速潮で糸がふかれにくい。
●流行のキャスティングタイラバにも◎。●糸ふけが速やかに馴染む。
●ラインカラーの見やすさにこだわった明暗パターン採用
●1mピッチマーキングでリーリングの速度変化、フォールの当たりも見やすくなった。

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取材協力:兵庫県東二見港 海豚

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