悪条件回避のひとつの選択肢

前回、チラっとヒラメの写真をお見せしましたが、
それは爆荒サーフから○○しての釣果です。
ここに至るには柔軟性を持たせた釣り場選択がありました。
今回は前回の記事をしっかり読んだ上でご覧いただくと理解が早まります。

堀田光哉 (ほったみつや)

テレビ、インターネット、雑誌やDVD等でヒラメ釣り、もといサーフでのルアー釣りの魅力や楽しさを発信し続けるアングラー。ヒラメ釣りブームの仕掛人であり、現在も熱くブームが燃え盛るようガンガン燃料投入中。

海況が悪ければ大きく移動

鹿島灘から九十九里エリアへ

こんにちは。堀田光哉です。前回からの続きです。
荒れた海という状況は、最終日になっても変わりませんでした。夜明けを待ってチェックした海は、一目で見て釣り不能という状況。
これで一帯のサーフはどこも釣りにならないことが確定しましたね。しかし、大きくエリアを変えれば、もしかしたら釣りができる可能性はあります。数十キロの移動を経て、海域を変えてチャレンジすることにしました。

具体的には茨城県の鹿島灘エリアから千葉県の九十九里エリアへの移動です。千葉県銚子の犬吠埼を境にして、この2つのエリアは太平洋に面する向きが異なるのです。つまりはウネリの向きや強さによっては、少し海況が異なるということですね。

遅めの入釣でも可能性あり

スタートは午前9時前

移動時間は約2時間半。九十九里サーフへ到着したのは午前9時前でした。
すぐに海況を確認すると、波は高いものの、なんとか釣りができそうな雰囲気。こと九十九里エリアに限れば、強いにごりは問題ありません。
下げに入っており、地形の露出が始まっていることから、間を空けずに入釣しました。

まずは手前の深みをランガンしながら探っていきます。ここは沖に瀬が岸と平行に走っており、波が崩れてくれるために釣りがしやすいのですね。
流れが右から左に向いているため、左へと歩を進めます。水深が1〜2mかつ、潮色が強くにごっているために派手な動きをする熱砂スピンドリフト
熱砂 ヒラメミノーⅢを使って反応を得る作戦です。

日中でもチャンスは巡ってくる

答えはド干潮のシャローにあり

ランガンしながら進んで行くと、深みが終わり、沖の瀬が切れている場所にたどり着きました。そうです。離岸流なんですね。水深1mほどの流れが40〜50mに渡って続いています。
ここはどう見ても有力なポイントでしょう。ねばるしかありませんね。

時間的にはまだ干潮に向かっており、2時間ほどは潮位が下がり続けます。
こんな状況には熱砂 ドリフトスイマーⅡがマッチします。
シンキングペンシルはリップ(突起物)がなく、シャローのトレースでボトムを擦りません。カラーをローテーションしながら上げ始めの時間までねばれば、恐らく結果は出せるはずです。

それから約2時間後、予想通りにヒットがありました。上げ潮に転じ、喰いが立ったのでしょうか。
喰ったのは離岸流の本流筋右脇の瀬の肩ですね。よくあるパターンです。時合待ちをしながら、瀬の右肩を集中的に狙っていました。
写真でも確認できますが天気は快晴。時間は昼12時に釣れたのです。経験上、日中の上げ始めはよく釣れる時間帯と言えますね。

ドリフトスイマーⅡは釣れる!

遠浅サーフの必需品

熱砂 ドリフトスイマーⅡはサイズ100mm、自重30gの固定重心シンキングペンシルです。
リトリーブでは左右に大きく尻を振るアクションをします。フォールは水平姿勢を維持しながら、左右にボディを震わせながら沈下します。
飛距離はアングラーの技量によっても異なりますが、印象としてかなりよく飛びますね。

熱砂スピンビームの小さなシルエットに反応しないとき、シャローをよりスローにトレースしたいとき、派手な動きのルアーに反応が鈍いとき、ポイントが遠目のとき、またローテーションの一角として使えば効果を発揮します。今回のヒットはストップ&ゴーの最中です。フォール中にガガっとバイトがありました。使い方はストップ&ゴーの他、ただ巻き、ジャーク&フォールでも有効なので、反応を探りながら試してみてください。

海況の回復を待ち、ポイントを選べば、ヒラメは応えてくれる!