MITSUHIRO AKAGI赤木 光広シマノフィールドテスター

赤木 光広プロフィール大阪府在住。紀伊半島をベースに全国各地で活躍する磯ルアー師。豊富な経験に基づく知力、体力を武器に大型回遊魚と渡り合い、ダイナミックな実釣スタイルと軽妙なトークでロックショアゲームに魅力を伝えている。

“ターゲット”と“捕食ゾーン”のダブルサーチでタフな状況を打開する
【磯対応】ダイビングペンシルの新機軸COLTSNIPER WONDERFALL

磯から青物などの回遊魚を狙うロックショアゲームで、 欠かせないルアーの一つがダイビングペンシルだ。 「私はシブいときほどダイビングペンシルを投げ倒します」 というのは磯のルアーフィッシングのエキスパート赤木さん。 「この秋は新戦力の登場で、タフな状況がより攻略しやすくなります」 赤木さんにさらなる進化を遂げた 磯対応ダイビングペンシルを解説してもらった。

 

誘い出しと喰わせのアクションに長けた磯対応ダイビングペンシル

強化されたボディに安定した遠投性能と抜群の操作性を備え、ショアから大型青物を狙うために誕生したダイビングペンシル。口周りに視認性の高いレッドを配色するなど、細部まで使い手の身になり開発されている。

●品番:OT-140Q
●重量/全長:140mm/68g/フローティング
●カラー:8色
●価格:3,500円

COLTSNIPERシリーズが装備する磯対応プラグの3大要素

強風、ラフな海面、高い足場などロックショアゲームは過酷なシチュエーションでルアーを投げ、操作することも多い。
「磯でストレスなく使えて、釣れる。これがコルトスナイパーのプラグの共通項で、潮の流れがない、魚の活性が低いなど、渋い状況になるほどロックスプラッシュ140F AR-Cの出番が増えます」

①不意の衝撃にも耐える
高強度構造

ボディには強化樹脂を採用し、内部はリブ構造で強度を高めている。「磯はルアー回収時に岩にぶつけたり、釣りあげた魚が暴れて磯に叩きつけられるなど、不意の衝撃を受けることがあります。3Xボディは、磯で安心して使える強度があります」

②安定した飛行姿勢で
風を切り裂いて飛ぶ

シマノ独自の重心移動システムを最適化して搭載。「磯は横風や向かい風で釣ることも多い。風が吹いてもAR-C内蔵で飛行姿勢が安定し、風を切り裂いて飛距離が伸びます。着水後、バネでウェイトが戻るので着水直後からきっちりダイブさせることができます」

③ホールド性の高いフックで
かけた魚は逃さない

フックはSTX-58 #2/0を標準装備。「鋭い貫通性能とホールド性の高いフックでバラシを軽減します。ボディには強度抜群の貫通ワイヤーとヘビークラスのスプリットリングで接続されているので、根際での強引なファイトも安心して行えます」

高実績のダイビングペンシルをロックショア向きに強化

磯対応プラグとして実績の高いコルトスナイパーシリーズに、新たに追加されるダイビングペンシルが、ロックスプラッシュ140F AR-C。ロックショアゲームのエキスパート、赤木さんが期待を寄せる新戦力だ。
「オシアシリーズにヘッドディップ140Fというダイビングペンシルがあります。オフショアのキャスティングゲームで、マグロやヒラマサの実績が高い。実はこれが、私のホームの紀伊半島をはじめ各地の磯で好釣果を上げ、ロックショアアングラーの間でひそかなブームになっています」

オフショア用が磯で良く釣れる……その理由は?
「波動が強いことと、多彩なアクションがつけられることです。要は誘い出しと喰わせのアクションに長けている。だったらヘッドディップ140Fをもっと磯で使いやすいように、と開発されたのがロックスプラッシュ140F AR-Cです。ヘッドディップ140Fの釣獲性能はそのままに、磯対応に正統進化を遂げています」
磯対応というのは、どんな点が?
「まずコルトスナイパーシリーズのプラグ共通の強度、遠投性能、バラシにくさです。さらに磯は高い足場や、風が強い日も釣りをします。立ち位置と海面に高低差があっても、風が強くてもアングラーの思い通りに操作できるように設計されています」

ダイビングで太いボディが強く水を押し、青物を誘い出す

水面直下のダートやただ巻きでバイト誘発

「やや太めのボディで水噛みが良く、ダイブさせると体積のあるボディが水を押して、強い波動で魚を誘い出せます」
これがロックスプラッシュ140F AR-Cが発生する強波動の有効性だ。

「絶妙なバランス設計でダイブさせやすく、ダイブ後はジャークによるダートや潜らせたままミノーのようにただ巻きなど、色々なアクションがつけられます。だからこそ私はシブいときに、このロックスプラッシュ140F AR-Cを投げ倒します」
低活性時のダイビングペンシルの有効性を実釣で体感しているからこそのコメントだ。

「ナブラが立つなど活性が高ければ、どんなルアーでも釣れる可能性が高いです。でもベイトフィッシュの気配や潮の流れ、変化、朝夕マヅメなど好要素が少ないときほど、ダイビングペンシルの波動による誘い出しが威力を発揮しますからね」

ほかのルアーで釣りにくい状況で、ダイビングペンシルの波動が効く。ターゲットにどのように作用しているんですか?
「例えば、青物がシラスを偏食していて大きいミノーを投げても見向きもしないときに、ダイビングペンシルに替えると青物が目の色を変えて襲いかかることがあります。私の経験から言うと、波動が青物を興奮させるのではないかと思います。いわゆる魚のスイッチを入れるというやつです」
なるほど。では多彩なアクションがつけられるメリットは?
「波動で誘い出した青物に喰うきっかけを与えることができます。青物が追ってきたらダートを入れてバイトを誘うとか。日によって反応の良いアクションが違うので、色々試して、それを見つけ出すのも楽しいです」

赤木さんが実践する基本的な使い方と操作のバリエーションは別記のとおり。
「ロックスプラッシュ140F AR-Cは、軽く投げるだけで60m以上飛び、誰でも簡単に操作できます。ロックショアゲーム入門者の方にも是非おすすめしたいルアーです」

実釣時は、潮の流れやベイトフィッシュの気配がない状況で、ワンチャンスをものにした。「いつ回遊があるかわからないので、とにかく投げ倒して、波動による誘い出しと水面直下で色々なアクションを織り交ぜて誘ったのが効いたんだと思います」

流れの変化がつかめるからワンチャンスをものにできる!

潮の流れの変化=捕食ゾーンを探索可能

ロックショアゲームは、ナブラ発生やベイトフィッシュの群れのザワつき、潮目など海面に見える変化があれば狙いどころが絞りやすい。だが、ダイビングペンシルの出番が増える低活性時ほど、海面は平板なケースが多い。

「潮が流れないシブいときほど、青物がいつ回ってくるかわからないので、投げ続けることが重要になります。そういうときもロックスプラッシュ 140F AR-Cは、集中力を切らさず投げ倒すことができます」

というのは?
「ダイビングで強い波動が出せるということは、水をしっかり噛むから明確な引き抵抗があります。さらに水面直下でレンジキープしやすいということは、流れの変化をとらえやすい。広く探ることで青物を誘い出すだけでなく、捕食しやすいゾーンをサーチすることもできます」
流れの変化を見つけたら、そこを集中的に狙う?
「そうすれば低活性時や、魚影が薄い状況で魚に出会いやすくなります。ワンチャンスをものにできる。ちなみにダイビングさせやすいということは、海面が荒れても水面直下でアピールしやすく、しっかりバイトに持ち込めるというメリットもあります」

ロックスプラッシュ 140F AR-Cは従来のルアーでは釣るのが難しいロックショアゲームのタフな局面を打開する切り札になってくれそうだ。

ナブラ、鳥山、潮目など海面に明確な好要素がなくてもロックスプラッシュ 140F AR-Cは、ダイビングや水面下でアクション中の引き抵抗の違いで、潮の流れの変化が感知できる。

まとめロックスプラッシュ140F AR-Cはロック
ショアゲームの強い味方です

「今回の解説をまとめると私がロックスプラッシュを信頼して投げる主な理由はこの5つ。エキスパートの方はもちろん、扱いやすいルアーなのでロックショアゲーム入門者の方の強い味方になってくれるはずです」

  • 1. AR-C搭載で風が吹いても安定して飛距離が出る
  • 2. 水噛みが良く誰でも簡単にダイブさせやすい
  • 3. 強波動で誘い出し効果が高く、極小ベイト捕食時にも強い
  • 4. 水面下で多彩なアクションがつけられる
  • 5. 適度な引き抵抗があり水中の変化を感じやすい

ロックダイブ160F AR-Cと
ダイビングアクションの違いで使い分け

●品番:OT-160P
●重量/全長:160mm/65g/フローティング 
●カラー:8色
●価格:2,300円

コルトスナイパーシリーズには、ロックダイブ160F AR-Cという同クラスのダイビングペンシルがある。
「ロックダイブも好きなルアーで良く使います。一番の違いはダイビング時のアクション。ロックダイブはボディをロールさせながらS字を描いてダイブ。ロックスプラッシュは、ダイブ時にブルブルッとボディを横に振るウォブリングもともないます。両方試して、どちらに反応が良いかをみます」

追っても喰わないときは
ミノーやシンキングペンシルでフォロー

●品番:OM-240P
●重量/全長:140mm/35g/シンキング
●カラー:8色
●価格:2,200円

●品番:OL-214P
●重量/全長:140mm/56g/シンキング
●カラー:8色
●価格:2,200円

「ロックスプラッシュ 140F AR-Cを引いているときは、ルアーの周りも意識。魚影や海面の変化でチェイスを確認し、喰わせのアクションを仕掛けますが、それでも喰わないこともあります。そういうときはロックジャーク 140S AR-Cやロックスライド 140S AR-Cでフォロー。レンジ、アクション、スピード、シルエットを変えて反応をみます」

ロックショアゲームはタックルと同じくらい装備が重要です

安全性と機動力向上で釣りに集中!釣果アップ!!

「ロックショアゲームは、足場の悪い山の斜面をトラバースして磯にアプローチするなど、タックルと同じくらい磯歩きの装備が重要になります」
磯歩きの装備に求められる機能は、安全性と機動性の高さ。そして疲れにくいこと。赤木さんは、XEFOの新作ベストとバックパックを装着し、実釣に臨んだ。

「ともにロックショアゲームを想定して開発されています。ベストは前ポケットが大容量で膨らむと、歩くときに下方向の視界を遮り、足元が見にくい。ロックトラバースベストは、前ポケットがフラットで足元が見やすい。だから、より安全に磯を踏破できます。ルアーや小物はバックパックに収納して、歩くときは両手を空けるのがベスト。ロッドを持っても、片手は必ず空けます」

その磯歩きのためのバックパックが、XEFOロックトラバースドライパックだ。
「防水性や耐久性など、磯での使用を考慮した機能が多数搭載されています。中でもショルダーパッドの形状が特徴的で、ベストの上から背負ってもフィットして、ズレにくく、足場の悪い場所でもバランスを取りやすい。釣り場まで、長距離を歩いても疲れにくい構造なんです。余分な体力を使わないので、釣りに集中できますね」

磯ルアー師こだわりの磯歩きギア

ロックショアゲームは、足場の悪い山径や磯を踏破し、釣り場に立つことが多い。だからこそ磯ルアー師は、磯歩きの装備にもこだわる。赤木さんにお気に入りの新作ギアを紹介してもらった。

XEFOロックトラバースベスト

「足元が見やすく安心して磯を歩けます」

「フロントのポケットの厚みをなくしているので、足元が見やすいのが特長です。足場の悪い磯もより安全に歩けます。釣り場で立ち位置を変えるときも、次の一歩が安心して踏み出せます」

●品番:VF-297Q
●カラー:2色
●価格:26,000円

ポーチ表面は面ファスナーでグローブを仮留め可能。リーダー結束時などクローブを外して作業をするときに置き場に困らず、風による紛失も防いで便利だ。

プライヤーホルダーは、キャストやロッドワークで邪魔にならない位置に配置。ホルダー本体は面ファスナーで簡単に着脱でき、バックパックを背負うときも邪魔にならない。

肩周りはキャストやロッドワークを邪魔しないデザイン。肩にはバックパックのショルダーストラップがズレにくい滑り止め加工が施されている。前・後の身頃大半はターポリン素材で汚れがつきにくく、耐久性も高い。

XEFO ロックトラバースドライパック

「ベストの上から違和感なく背負えて軽快に歩けます」

「ロックトラバースドライパックは、独自のパット形状でベストを着ていてもフィットして背負いやすい。防水生地溶着仕様で、雨や波飛沫を浴びても中は濡れにくく、底部は2重構造で粗い磯に置いても擦れに強いです」

●品番:DP-245Q
●カラー:2色
●価格:13,800円

左右2列の5パッドが、ベストの上から背負っても違和感なくフィット。歩行中の本体のブレを防いでくれる。

ショルダーストラップ上部にはバックルを装備。歩行中のショルダーストラップのズレを防止して、不快感と疲労を軽減。

フロントポケットは大容量で、リーダーなど出し入れの多い小物を便利に収納できる。

「優れたフィット感で
高さのある磯も乗り越えやすい」

「ベストとドライパックの相性は抜群。小移動するときはそのままサッと背負っても、歩行中にドライパックがズレにくいから、安全かつ快適に歩けます。高さのある磯の登り下りも、ドライパックが上下にブレないから楽です」

WEB LURE X MOVIE
~磯対応ダイビングペンシルの新機軸!赤木流使いこなし術~

赤木 光広オススメタックルデータfor ROCK SPLASH 140F AR-C

ロッド

「しなやかなティップがスムーズなダイブを導きます」

「コルトスナイパーS1006Hは、10フィート6インチと長めでティップはしなやか。ジャーク時に引き抵抗に追従して曲がり、ダイビングペンシルを水に絡ませてダイブさせやすいです。ティップに張りがありすぎると、ルアーを弾いて水面を滑るようなミスダイブになりやすいですからね。バットはパワーがあるので、大型青物をかけても主導権を与えずリフトできます」

リール

「糸フケの回収が速いハイギアが有利」

「リールは5000~6000番で、強風下でも糸フケの回収が速いハイギアがおすすめです。ツインパワーXDは剛性が高く、スムーズで力強い巻き心地がロックショアゲームにマッチ。防水性も高いので、磯で安心して使えます」