MITSUHIRO AKAGI 赤木 光広 シマノフィールドテスター

赤木 光広プロフィール 大阪府在住。ホームの紀伊半島に限らず、全国各地に出没する磯ルアーマン。数々の実績と経験から大型回遊魚を的確かつダイナミックに攻略。そのために日々ウエイトトレーニングに励むストイックな一面も持つ。コテコテの大阪人で、トークの軽快さは絶妙。

ショア青物の新たな扉を
スライドアクションで切り開く
コルトスナイパーロング
使いこなしローテーション

磯に入り、青物などの回遊魚を狙い撃ちするロックショアジギングにおいて、活性の高い魚を攻略しやすいロングジグは欠かすことができないだろう。「コルトスナイパーシリーズに、待望のショアジギング対応ロングジグが加わりました。これでやる気のある魚をますます狙いやすくなりました」赤木さんが待ちに待ったロングジグの戦闘力の高さを紐解く。

120g 100g 80g 60g
ショアジギングに対応した新作ロングジグ
好評を博したオシア スティンガーバタフライ ロングのデザインはそのままに、素材の強度やカラーなどを新たに煮詰め直したコルトスナイパーシリーズのニューアイテム。青物に絶大な威力を誇る横への大きなスライドアクション、ロングシルエットでアピール力が高く、魚に見つけてもらいやすいといったロングジグの優位性は言うに及ばず、スリムで水切りが良いため、アングラーへの負荷が少なく、わずかなジャークでスライドアクションするだけでなく、バランスの良さによる安定した飛行姿勢でロングキャストも軽々とこなせるのが大きな特徴。横の動きに反応しやすい青物に有効な、コルトスナイパーシリーズ待望のロングジグだ。
  • [品番]JM-606R(60g)、JM-608R(80g)
    JM-610R(100g)、JM-612R(120g)
  • [カラー]各8色
  • [本体価格]1,400円〜1,700円

コルトスナイパーロングの特徴

  • オシア スティンガーバタフライ ロングのデザインを継承
  • コアなショア青物師から絶大な人気を誇るモデルの再リリース
  • 青物に効くワイドなスライドアクション
  • ロングシルエットによるハイアピール
  • 1日中シャクっても負担が少ない低抵抗
  • バランスが良く、飛行姿勢が抜群

ショアジギングにロングジグは必要不可欠

底層から中層までにいることが多いヒラマサ狙いでは、メタルジグの優位性に揺らぎはないだろう。しっかりと底を取り、そこから魚を誘い出す。幸運にも大物のバイトが出れば、その強靭な走りに負けじと、アングラーは根をかわしながらのパワーファイトに突入する。結果、陸の上に横たわる魚体が見られれば、この勝負はアングラーの勝ち。しかし、ラインブレイクなどで逃げられればヒラマサの勝ちとなり、「今の魚はデカかった……」とぼやきながら、次の魚に期待をかけることとなる。掛けるだけでなく、獲るまでがヒラマサ狙いのショアジギングの面白みであり、表層で掛けることで魚が比較的獲りやすいトップウォーターゲームでは味わえない醍醐味だろう。

赤木光広さんもこのゲームの魅力に取りつかれた一人。
「ジグで掛けるとラインブレイクなどの心配があるので、その後の緊張感が違います。タックルの力も借りながらのパワーファイトで、根をかわすなどして魚が表層に浮いてくれば、半分ガッツポーズです(笑)」大物のヒラマサを狙う場合、赤木さんは沖磯に上がることも珍しくない。タイミングによっては、魚はいるだろうけれども反応がないこともあることを経験則で知っている。そういうときに頼りになるのがルアーローテーションだという。「ローテーションの幅が広いほど、魚と出会える確率は上がります。ですから、従来のコルトスナイパーシリーズのジグに加え、ショアジギング対応のロングジグであるコルトスナイパーロングの登場は、待ちに待った感があります」

実はコルトスナイパーロングは、コアなショアジギンガーから今だ絶大な人気を誇るオシア スティンガーバタフライ ロングのデザインをそのまま踏襲している。「釣れるから今でも人気があるのですが、磯で使うと素材的に強度の問題がありました。それを現在の技術で改良し、釣れるデザインはそのままに生まれ変わったのがコルトスナイパーロングです」

スティンガーバタフライ ロングの後継モデルと聞いて喜ぶ、コアなショア青物師は多いはずだろう。

青物に効くワイドなスライドアクション

コルトスナイパーロングの最大の武器は、スライドアクションを生み出しやすいこと。「緩いジャークでもしっかりとスライドしますし、鋭くジャークすればするほど大きくスライドします。そのときに肝心なのは、必ずラインスラックを出すこと。張ったままだと横にあまり動かないので、スラックを出してジャークすることで横に飛ばしてやります。青物は横の動きに弱いので、ロングのスライド直後に拾うようにバイトしてくることが多いです」

横へのスライド幅がショートジグより大きく、青物が反応しやすい

コルトスナイパーロングの出しどき

朝マヅメ、ベイトフィッシュが
多いなどの高活性時に有効
「ロングは長さがあり、平たくて大きくアピール力が強いので、魚に喰い気のある朝マヅメや、ベイトフィッシュがいて潮の流れもあり、しかもローライトといった魚の活性が高いと思えるときは、先に見つけてくれやすいロングをまずセレクトします」。ロングは断然アピール力が強いので、エサを探している魚が見つけてくれやすい。

赤木さんのロングジグ多用ジャーク

リール1回転に対して竿を1回上げるワンピッチジャーク。これによりジグが左右に大きくスライドしながら魚を誘ってくれる。「シャクリの幅が大きいジャカジャカ巻きよりも、竿1回にリール1回転が、一番ジグが大きく動くので、最も多用するジャークです」

ワンピッチジャーク

ヒットパターンの一例底から追尾してきたヒラマサが、表層手前でヒット

朝イチに着底から速めのワンピッチジャークで上げてきて、水深3m前後の表層手前付近で喰ってきた85cmクラス。「おそらく底からずっと追尾してきたヒラマサが、逃げ場のない表層付近でバイトしたような感じでした。バイト自体は明確に出ました」。コルトスナイパーロング120gでしっかりと底を取ったのが当たった。

HIT! 底から追尾してきたヒラマサが、表層手前でヒット

対応ジグにショアジギング専用カラーが登場

従来のショート系にロング系が新たに加わり、ジグローテーションの幅が広がったコルトスナイパーシリーズにさらなるニュースが。
「ショアジギングで出番の多いコルトスナイパー、コルトスナイパー フォール、コルトスナイパー TG ベルサーテの該当モデルに、ショアジギング専用の7カラーが新たに追加されます。どれも実績が高いカラーですから、カラーローテーションもしやすくなるのが嬉しいです」
追加になるショアジギングカラーは、ピンクシルバーイワシ、ブルピン、ハデイワシ、マイワシ、ブルーイワシ、フラッシュシルバー、赤金ゼブラグローの7色。
「ピンクシルバーイワシ、ブルピン、ハデイワシがアピール系のカラーで、個人的に好きなカラーです。リアルさから離れるほどルアーは釣った感があるので、それだけの理由です。ナチュラル系は、マイワシ、ブルーイワシ、フラッシュシルバーで、アピール系でもあるグロー系は、赤金ゼブラグローと3タイプに大別できます。カラー選択は、状況などによりバイトの出方が変わるなどありますから、色々試しながらやってもらうのが良いと思います」
ショアジギングカラーが追加になる3ジグは、どのように使い分ければよいのか。
「先にも話したように、朝イチなどの活性が高いタイミングではロングジグを使い、それに反応がなくなれば、状況に合わせてローテーションしていくイメージです。サイズ感を落とし、スライドも控えめにするならコルトスナイパー、フォールに反応が良い状況であればコルトスナイパー フォール、ベイトがマイクロサイズであったり、底が取りづらいほど潮の流れが速いようであればコルトスナイパー TG ベルサーテを投入していくという感じです」

誘いのバリエーション幅が広いほど、
魚との出会いの確率は高まる

ますます充実するコルトスナイパーシリーズ
システマチックに使いこなせる7カラーに刷新!

ショアジギングで出番の多いコルトスナイパーシリーズの3ジグが共通の7カラーに刷新される。刷新されるのは、コルトスナイパー6モデル、コルトスナイパー フォール6モデル、コルトスナイパー TG ベルサーテ4モデル。いずれも実績の高いカラーだけに、これでカラー選択の悩みから解放されそうだ。

アピール系

ピンクシルバーイワシ ブルピン ハデイワシ

「ピンクの魚はいませんが、昔から漁師の間で効くと言われていたカラー。あまりにアタリがないとか、今日は何とか1尾を釣るというときはピンクを使います。ブルピンはピンクもブルーも入っているカラーで、ピンクとブルピンの使い分けはほぼなく、好みで使い分けています。ベイトフィッシュがしっかりといるときはブルピンを使ったりします。ハデイワシは、ブルピンのやや派手なバージョンで、好天のときに使えるカラー。僕はアピール系から始めることが多いです」

ナチュラル系

マイワシ ブルーイワシ フラッシュシルバー

「マイワシ、ブルーイワシはプレッシャーを与えずに使えるカラー。フラッシュシルバーは、反射がきついので、ある程度自然に馴染むカラーという位置づけです。ナチュラル系はピーカンのときや日中など、光量が多いときは魚がしっかりとジグが見えるようになるので、そういうときは自然に馴染みやすいナチュラル系を入れることが多いです」

グロー系

赤金ゼブラグロー

「グローは蓄光するので、それがアピールになったり、日中にグローを使うとシルエットがボケるので、小さいベイトを捕食しているときに有効だったりします。ベイトフィッシュの大小に関わらず投入できる、ややごまかしが効くカラーです。グロー系は昼間も朝マヅメなどのローライト時も関係なく使えます」

COLTSNIPER NEW

磯だけでなく、港湾などでも使える
オールラウンダー

センターバランス設計により、ジャークではスパイラルダート、フォールでは多彩なアクションを見せるオールラウンダー。「基本性能に忠実なジグで、一般的な動きである程度ダートが効き、フォールも効きます。磯から港湾、サーフなど、どこでも使える汎用性の高さがあり、どれを使ったらよいか迷ったときにはこれと言える、ベーシックなジグです」

  • [品番]JM-002M(21g/65mm)、JM-003M(28g/71mm)
    JM-004M(35g/78mm)、JM-005M(42g/85mm)
    JM-006M(60g/91mm)、JM-007N(80g/100mm)
  • [カラー]各7色
  • [本体価格]860円~1,150円
COLTSNIPER FALL NEW

落ちて来るエサに反応が良いときが
出番のフォール系

その名のとおり、フォールのアクションに特化したジグ。「活性が低い、水温が低い、底べったりといった魚が追いかけて喰うような状態ではないときに、傷ついたベイトがヒラヒラと落ちるようなイメージで誘ってやると、非常に反応するときがあります。オフショアでやるスロー系ジギングのようなフォールを中心に使うためのジグです」

  • [品番]JM-202M(21g/58mm)、JM-203M(28g/64mm)JM-204M(35g/68mm)、JM-205M(42g/73mm)JM-206M(55g/79mm)、JM-207N(75g/90mm)
  • [カラー]各7色
  • [本体価格]810円~1,150円
COLTSNIPER TG VERSATE NEW

ベイトが小さいとき、
潮の流れが速いときなどに有効

タングステンウェイトを中心に、その周囲を鉛で包み込んだボディが特徴のタングステンコンポジットモデル。「例えば、通常の鉛素材のジグでは100gで底が取れるところを、ベルサーテなら80gで取れます。シルエットも小さくなり、引き抵抗も軽くなるため、小さいベイトに合わせやすく、活性が低いとき、潮の流れが速いとき、風が強いときなどに有効です」

  • [品番]JM-402P(25g/56mm)、JM-403P(30g/66mm)
    JM-404P(40g/75mm)、JM-406P(60g/88mm)
  • [カラー]各7色
  • [本体価格]1,270円~1,750円

ジグに反応がないときの頼みの綱
ダイビングペンシルで表層に誘い出す

どうしてもジグでは反応が得られないこともある。そんなときに赤木さんが投入するのが、ダイビングペンシル。「ロックスプラッシュかロックダイブを入れ、表層まで魚を誘い出せないかをチェックします。それぞれアクションの性格が違い、ロックスプラッシュは細かいスライドをしますが、ロックダイブは横に派手に動くイメージです。どちらが有効かは、そのときの魚の反応を見て決めます」

スプラッシュもダイブもこなす
ダイビングペンシル

不意の衝撃にも安心して使える強度を誇る3Xボディ、安定した飛行姿勢で優れた飛距離を生み出すAR-Cシステムなどを搭載した、ショアから青物を狙うためのダイビングペンシル。

  • [品番]OT-140Q(140mm/68g/フローティング)
  • [カラー]8色
  • [本体価格]3,500円

幅の大きいS字を描いてダイブする
ダイビングペンシル

AR-Cシステムにより遠投でき、魚に見切られづらい立ち上がりの良いダイブアクションを生み出すダイビングペンシル。横に派手に動く点で、ロックスプラッシュとは異なる。

  • [品番]OT-160P(160mm/65g/フローティング)
  • [カラー]8色
  • [本体価格]2,300円

アタリが途絶えたタイミングで有効な
タックルローテーション&フックローテーション

ジグやカラー以外にもローテーションできるものはある。
「僕がよくやるのは、タックルを落とすローテーションです。朝イチの高活性時は、魚を確実に獲りたいのでPE4号の強めタックルで120gのロングジグを使い、確実に底を取り、魚も獲ることを優先しますが、陽が高くなり、光量が増えると、魚にしっかりとジグの動きが見えるようになると考えています。太いラインでは違和感が出やすいので、ラインを細くしたタックルを入れ、ジグのサイズも落とし、よりナチュラルに、緩い潮の流れにも馴染むようにしてやると、意外とアタリが戻ったりします」
今回の実釣は、まさにこのローテーションがハマった。朝イチに85cmを頭に80cmオーバーを連発した後、アタリが遠のいたタイミングで赤木さんはPE2.5号タックルにチェンジ。コルトスナイパーロングも80gにサイズダウンすると、1投目でヒラマサは口を使った。
「魚を掛けてからのやりとりは慎重になりますが、まずは魚を掛けることを優先したところ、やはり一撃でした。魚はまだ残っていて、状況が悪くなったので、喰わないだけ」
その後、ラインブレイクで魚をバラしたため、PE3号タックルに上げ、100gジグで魚を追加した。
「この磯では地形的にPE2.5号タックルでは魚を獲るのが厳しいので、PE3号タックルが最低ラインですね。魚の状況により使い分ける場合と、海底の地形により使い分ける場合と、潮の流れの速さにより使い分ける場合があります。ハードなタックルでは底が取れなくなることがあるので、細めラインのタックルを使うとか、重めのジグを使うといった調整が必要です。海況に合わせて臨機応変にタックル、ルアーセレクトを心がけていくことです。とはいえ、今回爆発したのは、コルトスナイパーロングの威力でしょう。良き手駒を手に入れました」
11月下旬の長崎離島で、コルトスナイパーロングはその実力を存分に見せつけてくれた。

フックローテーションでタフコンディションを打破する

大サイズのシングルフックをダブルフックに変えてサイズダウン

基本はシングルフック9/0を使用基本はシングルフック9/0を使用
タフコンディション時はダブルフック5/0に落とすタフコンディション時はダブルフック5/0に落とす

タックルローテーションでタフコンディションを打破する
赤木光広コルトスナイパーロング用おすすめ3タックル

タックル&フックローテーションで喰わせた快心の1尾!!

朝マヅメに80cmオーバーを連発したのち、アタリが遠のいた。しかし、赤木さんの読みは「まだヒラマサはいる」。コルトスナイパーロング80gを結んだPE2.5号タックルに落とした1投目で、活性が落ちた魚を見事に引きずり出した。「今回はジグ本来の持ち味である底層のヒラマサをしっかりとバイトさせただけでなく、表層付近の魚もしっかりとスライドアクションでバイトに持ち込むことができました。よくできたロングジグです!」

WEB LURE X MOVIE
ショアヒラマサ連発! x コルトスナイパーロング

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