もっと!Freedom LIGHTGAME
自由な発想で遥かな海を渡れ。

かた時として同じ表情を晒さない海。そしてまた、その海を住処とする魚達も神出鬼没。気紛れで奔放な生態で嘲り、釣り人を限りない迷路へと誘ってしまう。だがしかし、海は決して不自然ではない。人為が及ばない周波数(f)で運動を続けている海と、私たち釣り人の意思がピタリと符号する瞬間が釣りというゲームの醍醐味なのだ。
シマノが提案するライトゲームコンセプト“FREEDOM”。それは、ひとり一人の釣り人が自由な発想で海と対峙して欲しい。新しい魅力を発見して欲しい。そして、新しい可能性を見つけて欲しいという願いを込めました。そのキーワードは1/f(ゆらぎ)。ネイティブなアングラーの体内には、きっと内在しているはずだ。

LIGHTGAMEにはレギュラーシリーズのほか、ModeratoとAllegroを合わせた3種類。いずれにも釣法や対象魚を示唆するネーミングはされていない。もちろん多くのアングラーがベストマッチだと感じる釣りは、各機種に存在している。しかし、誰かのベストが自分のベストだとは、必ずしも言えない。LIGHTGAMEの真骨頂は専用設計をも凌駕する“超”汎用性。繰り返し述べられてきたように、千変万化するフィールドやアングラーの目的に合わせ、自由自在に幅広い応用が利くシリーズだと言えるかもしれない。その個性はロッドの潜在能力とアングラーの想像力で、自ずから決まる。決まるが、その幅は広くゆらいでいる。各機種に印されるのは調子と硬さ、長さを示唆する品番だけ。その理由がここにある。

タイプ解説図。LIGHTGAME=スタンダードなピッチを刻む釣りに。LIGHTGAME moderato=ゆったりとしたスローテンポの釣りに。、LIGHTGAME Allegro=スピーディなアップテンポの釣りに。

ModeratoとAllegroがLIGHTGAMEに存在するのはなぜだろう。LIGHTGAMEシリーズは釣法や対象魚を限定はしていない。しかし、オートマチックではないからこそ、使いこなすためにはアングラーが“自らを知る”必要もある。海中のリズムを感じ取り釣りの方向性を決めるのは、あくまでもロッドの使い手。オーソドックスに奏でるのか、ゆったりなのか、あるいはハイテンポか。楽器である各ロッドの特徴と、奏者であるアングラーの音域をそれぞれ理解してマッチさせることで、自分の個性を生かす演奏ができる。そして同じ曲と奏者でも楽器を変えて模索することで、新たな展開が期待できる。もっと! 自由に。海中のリズムを奏でるための、“釣律”のkeyなのである。