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HOW TO 磯フィッシング

Study.01

回遊魚(青物)のルアーゲーム

ブリやヒラマサ、カンパチといった回遊魚は、ソルトルアーフィッシングを代表する人気ターゲット。大海原に向かってルアーをフルキャストする爽快感、猛然とルアーに襲いかかってくるワイルドなアタック、そじてパワーとスピードに溢れた引きでロッドを絞り込むファイト。
ときには、両手で抱えるようなビッグワンにも出会える。くわえて、高級魚として知られる魚たちだけに食味の良さは折り紙付き。釣って楽しく食べて美味しい! 誰もが虜になってしまう、そんな魅力を秘めた釣りなのだ。

[回遊魚のルアーゲームとは?]

回遊魚の定義は幅広く、カツオやキハダなどを含める場合もあるが、ここでは前述の三種、ブリ、ヒラマサ、カンパチの最大10kgクラスまでをターゲットとした釣り方を紹介する。

三種の魚たちを比較すると、それぞれに習性が多少異なるものの基本的にはルアーを投げて釣る、いわゆるキャスティングゲームが主体となる。キーワードは、ロングキャストと状況に応じた適切なルアーセレクトだ。さらに選んだルアーを効果的に動かして魚を誘うことが大切で、いずれ劣らぬファイターだけにヒットさせてからのやり取りにもコツがいる。トリヤマや潮目といった目標物を狙ってキャストを繰り返す、「熱い」展開となることが理想的。

しかし、釣り場が限定される状況ではひたすらキャスト&リトリーブを繰り返すハードな釣りとなることも多い。そのためにも疲労を軽減しつつ、パワーファイトを展開できる適切なタックルセレクトが重要項目となる。

回遊魚を代表するターゲット、ヒラマサ。気難しい面もあるが、スイッチが入ったときの獰猛さは格別。トップウォータープラグへの反応もよく、エキサイティングな釣りを楽しめる。

[必要なタックル]

では回遊魚のルアーゲームで必要なタックルを見てみよう。

ロッド

ショアキャスティングゲーム専用のロッドを使用する。長さは10ft前後が標準だが、長いほど飛距離や沈み根などの障害物をかわすためには有利。その反面、強風の影響を受けやすく、疲労感も増してしまうので要注意。ルアーの繊細な操作性も落ちてしまう。パワークラスは、フィールドでのメインターゲットや平均サイズを考慮して選択するが、自分の体力も考慮して調整することが大切だ。
関連商品情報:シーバス・ショアキャスティング

回遊魚を対象としたショアキャスティング専用のロッドから選べば間違いない。キャスト性能と操作性のバランスのよい10ft前後の長さが主流。MH(ミディアムヘビー)、H(ヘビー)などと表示されるパワークラスは、フィールドやターゲット、サイズに応じて選択する。ジギング&プラッギング用、もしくはヘビー&ライトと2セット用意できると完璧だ。

リール

キャスト&リトリーブを繰り返す釣りであり、魚が掛かってからのファイト面でもリールへの負担がとても大きいのが回遊魚のルアーゲーム。廉価なものは避け、基本性能すべてに優れた中級機以上を選択したい。ボディやローター、ベールアームなどの剛性、ギアの強さなど、タフさと耐久性はとても重要な選択要素。また、ラインの出し入れがスムーズに行える強さと滑らかを備えたドラグ性能も重視する。
関連商品情報:スピニングリール

張りを持たせるためのコーティングが施された、キャスティング用のPEラインがトラブルレスで使いやすい。単色でも問題はないが、10m程度に色分けされたラインやマーカー入りのものは、飛距離を把握するのに便利でおすすめ。磯というフィールドの特性からも、耐摩耗性の高さにも注目したい。

リールのサイズは5000〜14000番までが選択の目安。小型魚が中心のフィールドや抵抗の少ないルアーを使う場合は4000~8000番サイズ、大型魚が多いフィールドや大型ルアーを使用する場合は10000番以上というのが選択の基準。ルアーアクションや回収の速さという側面からハイギア以上のタイプがおすすめだ。

張りを持たせるためのコーティングが施された、キャスティング用のPEラインがトラブルレスで使いやすい。単色でも問題はないが、10m程度に色分けされたラインやマーカー入りのものは、飛距離を把握するのに便利でおすすめ。磯というフィールドの特性からも、耐摩耗性の高さにも注目したい。

ラインシステム(ライン&ショックリーダー)

メインラインにはPEライン、ショックリーダーにはナイロンラインを使用するのが一般的。PEラインの号数は、フィールドの特徴や使用ルアーなどを考慮して3〜5号を選択するとよい。同様にショックリーダーは50〜100ポンドを目安となる。PEラインとショックリーダーは、自信の持てるラインシステムで確実に結節しておく。強くて安定感のあるFGノットやPRノットなどの摩擦系ノットが無難だ。
関連商品情報:ライン

ルアー

回遊魚を狙う場合、さまざまな状況に対応できるよう、ルアーはいくつかのタイプとウェイトを揃えておくとよい。タイプとしては、大きくプラグとメタルジグに分けることができる。
代表的なプラグとしては、ペンシルベイトやポッパーなどのトップウォータープラグ、ミノーなどに人気がある。メタルジグにもいろいろなタイプがあるが、まずは長すぎたり短すぎたりしない、センター、もしくはリアに重心を設定しているベーシックなタイプを選ぶとよい。
すべてのルアーに共通して、適度な飛距離が得られるものを選ぶことが重要。AR-Cシステムなど向かい風や横風の影響を受けにくい飛行姿勢や十分な重さを備えていることが大切だ。また、ルアー自体の構造やフック、スプリットリングなどのパーツ類などが、必要十分な強度を備えていることも注意したい。
メタルジグは、オールマイティなルアー。使い方次第で表層から海底付近まで、どんな状況でも活躍が期待できる。対して、トップウォータープラグやミノーは、トリヤマやナブラが確認できるようなときや、魚が表層付近を強く意識したり、上ずっているような状況で効果的。プラグには反応するのにメタルジグには反応しない、またはその逆の状況も珍しくないので、いずれかのタイプのルアーに偏ることがないようにしておきたい。
関連商品情報:ショアキャスティング - コルトスナイパーシリーズ

リールのサイズは5000〜14000番までが選択の目安。小型魚が中心のフィールドや抵抗の少ないルアーを使う場合は5000~8000番サイズ、大型魚が多いフィールドや大型ルアーを使用する場合は10000番以上というのが選択の基準。ルアーアクションや回収の速さという側面からハイギアタイプがおすすめだ。

メタルジグは30から100g程度のものを使用する。カラーはピンク、ブルー、オールシルバー、赤金などのほか、グローを配したカラーも人気だ。フックセッティングはフロントに1本、もしくは2本セットするのが標準的。メタルジグのサイズもプラグ同様、メインベイトのサイズや潮流の速さ、風の強さなど、フィールドごとの特徴や条件のほか、対象魚の大きさなどを考慮して選択する。

[キャストからルアーアクション]

キャストは回遊魚のルアーフィッシングでは重要項目。なるべく飛距離を出せるよう習熟しておきたい。ただ、一日中釣り続けるためにはフルキャストばかりでなく、力を抜いてリラックスしたキャストを続けることも大切だ。

トリヤマやナブラ、潮目など目標物がはっきりしている場合は、その周辺を目標へキャストする。海面上に何も確認できない場合は、海底の状況を想像したり、地形変化を効果的に探ることができるようキャストポイントを定めるとよい。

効果的なルアーアクションは、ルアーのタイプや対象魚によって異なる。ペンシルベイトは着水後、ロッドを水平近くに戻しながら糸フケを回収する動作を繰り返すロングジャークが基本。ヒラマサにとても効果的なので覚えておきたい。また高速でただ巻きしたり、ルアーが首を左右に振るように、ロッドティップをチョンチョンと動かしながら巻いてくるのもよいだろう。

ミノーは中速から高速でのただ巻きやルアーを連続でヒラ打ちさせるトゥイッチアクションが効果的。メタルジグで表層付近を狙う場合は着水直後からの高速ただ巻きのほか、チョンチョンとシャクリながら巻いてくる方法も効果的。中層から海底付近までを探る場合、根掛かりが多いポイントでは着底させなくともよいが、基本的にはいったん着底させる。そこからはワンピッチジャークと呼ばれるロッドワークが定番。力を入れ過ぎることなく、ロッドの反発力を使ってリズミカルに動かすと効果的で疲れにくい。

  • タラシはロッドの長さの半分くらいを目安に長めに取る。一回ごとに後方確認、同行者や岩などの障害物にルアーを掛けないよう注意しよう。ルアーの重みでロッドを曲げ、ロッドの反発力を使って飛ばすよう心掛ける。飛距離と正確性、どちらも大切だ。

水平近くに構えたロッドを下方に振り下ろし、ペンシルベイトを動かしたり、ポッパーをポッピングしてアピールする基本動作。ロッドを水平近くに戻しながら糸フケを回収する動作を繰り返すロングジャークでは、一瞬止まったときにヒットしてくることが多いのが特徴だ。

  • トップウォータープラグは魚が水面を意識しているときに威力を発揮する。アピール力も大きく、周囲から魚を呼び寄せる力があるので、魚の活性を判断する役割を果たしてもくれる。なによりも強烈なバイトシーンは迫力満点だ。

回遊魚狙いに効果的なワンピッチジャークと呼ばれるロッドワーク。水平近くに構えたロッドを30度くらいの角度までシャクリ上げると同時に、リールのハンドルをグルッと一回転させる。連続してくり返すのが基本だが、途中で止めたりして喰わせの間を作るのもよい。

  • ロッドの角度を調節し、泳がせるレンジを上下させるのも大切な技術。そしてルアーが足下近くまで来たら徐々にロッドを下げ、ルアーが水面に飛び出さないようにしよう。また、強風下でもラインが風を受けにくくなるため、ルアーのコントール性も上がる。

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