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HOW TO 磯フィッシング

Study.03

アオリイカのエギング

アオリイカのエギングとは、日本古来の漁具が進化した餌木(エギ)を使ったアオリイカ釣りのこと。ボートから釣る場合を含めることもあるが、一般的には陸っぱりでのキャスティングゲームを指す。
日本各地にフィールドは点在しており、シンプルな道具立て楽しめる軽快さと手軽さは抜群! それでいて、数釣りから大型の強烈な引きまで味わえる。エギングならではの独特な釣趣とともに、「イカの王様」と称される食味の良さも手伝って、ビギナーからベテランまで幅広く惹きつけている。

[アオリイカのエギングとは?]

アオリイカは日本各地に広く分布する、とても身近なターゲット。それゆえミズイカやバショウイカ、モイカなど地方名も多い。地域によって多少のズレはあるが、春と秋が二大シーズン。春は産卵行動に絡んだ大型狙い、秋は小型の数釣りが楽しめる。100gちょっとの小型から4kg超えのモンスターも可能性があり、相手にとって不足はないだろう。

タックルは1~2セット、エギも小さなボックス1~2個で十分。軽快さが身上の釣りだが、磯で楽しむ場合にはライフジャケットや磯靴などの装備は必携だ。また、アオリイカそのものを見つけたり、地形を把握したりするために、偏光グラスも欠かすことが出来ない。防波堤やサーフではデイゲームだけでなくナイトゲームも盛んだが、磯でのナイトゲームは危険も多い。ここではデイゲームを中心に紹介しよう。

ここから釣りの世界に入ったという人が多いほど、手軽さが最大の魅力のエギング。ロッドケースにエギングタックルを忍ばせる磯釣り師も増えている。

[必要なタックル]

ではエギングで必要なタックルを見てみよう。

ロッド

8~9フィートクラスのエギング専用ロッドを使用する。エギのサイズや操作性、遠投性能などを考慮して使い分けよう。小型が多い秋は短めでライトなロッド、春に4号以上のエギを使って深場の大型イカを狙うような場合はパワーのあるロングロッドを選択するとよい。長めのロッドは遠投性能が高く、足場の高い磯でも使いやすいが、釣り人への負担も大きくなるのをお忘れなく。自分自身の体力も、ロッド選びでは大切な選択基準だ。
関連商品情報:エギング

エギングはロッドをシャクリ続ける釣りなので、手首や肘への負担が大きい。人気の釣りだけに選択肢は多いが、自分の体と予算に合った、なるべく軽量で操作性能が高いロッドを選ぶとよい。2セット用意できれば攻略の幅が広がるので、長さやパワークラスに違いをもたせたものを揃えよう

リール

小型のスピニングリールを使用する。2500番、C3000といったサイズが使いやすい。汎用タイプでも十分に楽しめるが、理想的なのはエギング専用モデル。一日中シャクり続けても疲れにくい軽量設計や、大型アオリイカとのやり取りにも安心できる優れたドラグシステム、安定したシャクリ動作をサポートするダブルハンドルなど、専用モデルならではの独自設計も多く、快適にエギングを楽しむことができる。
関連商品情報:スピニングリール

シャクってはラインを巻き取る、という独特な動作を繰り返すエギング。ファイトも魚とは違った勘所がある。それだけに専用設計されたスピニングリールは、他に替えがたい快適さがある。ハイエンドモデルからエントリーモデルまで選択肢もあり、新たに購入するなら専用モデルがおすすめだ。

ラインシステム(ライン&ショックリーダー)

メインラインはPEライン、ショックリーダーはフロロカーボンラインを使用するのが一般的。メインラインは0.6~0.8号を使用する。コーティングなどが施され、適度な張りを持たせた専用ラインならトラブルも少ない。イエローやオレンジなど視認性の優れたカラーは、エギの位置を把握するのに重宝する。ショックリーダーは1.5~2.5号を1.5m前後結節しておくのが標準的なセッティング。
関連商品情報:ライン

メインラインPEは0.6〜0.8号、ショックリーダーはフロロカーボンの1.5〜2.5号が一般的。結節はFGノット、SFノットなどは強度十分で安心だが、瞬間的な力が掛かるようなファイトやライン強度ギリギリでの攻防はないので、電車結びのような簡易的なノットでもOKだ

エギ

エギの種類は非常に多いが、ボディ形状やシンカーの位置、布巻きであることなど基本構造はほぼ同じだ。それだけに選択の基準となる要素を理解しておけば、使い分けやローテーションもやりやすい。
まず理解したいのがサイズだ。エギのサイズは号数(gが併記されるエギもあり)で表示されるものが多い。基本となるのは3.5号。秋の浅場を中心とした小型狙いでは2号から3号といった小型エギが活躍するケースがある反面、春や深場の大型狙いでは3.5号以上が標準となる。アオリイカのサイズだけではなく、沈降速度やベイトフィッシュのサイズに合わせてサイズを変えるのも一手。また、長さは同じでも重さが違うエギ、2.2号、3.8号といった中間的サイズもあるので、いろいろ使い分けてみるとよい。
カラーは布巻きの背中の部分に施された色と、布巻き下地のテープ部分の2つに分けられる。両者の組み合わせは無数で、まさに千差万別。背中がオレンジやピンク、テープがマーブルや金、銀、赤などの組み合わせがオーソドックスな定番色。だが、エキスパートでもカラー理論は十人十色。さまざまなカラーのエギを試してアオリイカに答えを聞いてみる、というのもエギングの醍醐味のひとつだ。
関連商品情報:ソルト エギング - Sephiaシリーズ

エギの種類は豊富だが、細かい要素ばかりに振り回されることがないように。飛行姿勢やダートアクションはもちろん、沈降姿勢は安定しているか、カンナやラインアイの品質は確かかなど、基本性能がしっかりしているものを選ぶことが第一だ。近年ではラトル音でアピールするスタイルも流行しており、釣り人サイドの攻略の幅はさらに広がっている。

[キャストからルアーアクション]

磯は一見するとすべてがアオリイカのポイントのように見える。実際、アオリイカは旺盛な食欲で広範囲を捕食回遊していることが多いので、まずは扇状にキャストし、幅広く探ってみるとよい。海藻やアケアガリ、潮目など変化のある場所を狙ってみるほか、ベイトフィッシュ群れ、アオリイカ自体が見えないかもチェックしよう。

遊泳力に欠ける秋の小型イカは、主に流れの少ないシャローエリアがお気に入り。フワフワと水面を漂い、小魚を捕食している姿をよく目にする。こんなアオリイカを見つけたら、サイトフィッシングを楽しむとよい。逆に大型イカは、沖合の潮流の速いディープゾーンに潜んでいることが多い。

次々とポイントを移動して攻めるラン&ガンスタイルは効率的だが、有望ポイントでの回遊待ちも基本パターン。とくに産卵行動を取るアオリイカを狙うときは、後者のスタイルが効果的。キャスト後、着底させるかどうかは状況次第。浅場や根掛かりが激しいポイントや、中層狙いの場合は着底させる必要はない。

カウントダウンテクニックを使い、任意の水深まで沈めてからアクションに移る。リールを巻きながら3~4回シャクってエギを左右にダートさせ、続けてフォールという動きを繰り返すのが基本だ。アオリイカはダート後のフォール中に抱きついてくることが多いので、フォールの際は神経を集中するようにしたい。

  • 余分な糸フケが出ないよう注意してキャスト&着水させる。状況に合わせ、狙いの水深までエギを沈めてからシャクリ動作に移る。3~4回ロッドをシャクってからフォールが基本アクションで、シャクリの幅や強弱、フォール時間などを変えてヒットパターンを探っていく。わずかに糸フケ(ラインスラック)を出してシャクるとエギが上手く左右にダートする。また、フォール中はエギが不要な動きをしないよう、ラインを巻き取らないように注意する。

ラインが引き込まれたり跳ね上がったり。または竿先にツンッ、グイッという引き込みが伝わったらアオリイカがエギを抱いた合図。しっかりロッドを大きくあおってアワせるとよい。弱めにセットしたドラグを前提に、ソフトなやり取りで足下まで寄せる。掛かりどころを確認し、大丈夫と判断できたら抜き上げる。触手一本の掛かりだったり、大型である場合は無理をせずネットやギャフを使うのがセオリーだ。

  • 余分な糸フケが出ないよう注意してキャスト&着水させる。状況に合わせ、狙いの水深までエギを沈めてからシャクリ動作に移る。3~4回ロッドをシャクってからフォールが基本アクションで、シャクリの幅や強弱、フォール時間などを変えてヒットパターンを探っていく。わずかに糸フケ(ラインスラック)を出してシャクるとエギが上手く左右にダートする。また、フォール中はエギが不要な動きをしないよう、ラインを巻き取らないように注意する。

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