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グローバルナビ

磯へ行くための心得

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磯で必要な装備と安全について

ルアーフィッシングの場合、サーフや河川などで釣りをするスタイルと基本的なスタイルは同じで構わないが、最も大きな違いは足場が非常に滑りやすく、転倒したときにケガをする可能性が高いということ。そして、万が一落水した場合の危険度も他のフィールドに比べて高いといってよい。自身を危険から守るためにも、安全のための装備はぬかりなく調えておきたい。

[磯というフィールドに安全装備が必要な理由]

基本的に、堤防であろうが磯であろうが、落水や転倒といった危険が常に伴うという点は同じ。ただ、磯は自然の岩が剥き出しになったフィールドであり、ケガに対するケアは堤防以上に必要だ。

磯における安全装備の目的は主に3つある。1つは転倒などによる「ケガを防ぐこと」。足場がフラットな堤防上で転んでもヒザやヒジを擦り剥く程度だが、フジツボや貝が付着した岩の上で転ぶと、場合によっては大ケガにつながってしまう。

2つめは「転倒や落水を防ぐこと」。磯の岩質は様々だが、表面が滑らかな一枚岩やノリなどが付着した岩の上は滑りやすく、ゴム底のスニーカーでは歩くこともままならない。

3つめは「落水しても浮いていられること」。万一海に落ちてしまっても、顔を出して呼吸ができればすぐに命を落とすことはなく、救助を待つことができる。

  • 磯は基本的に足場はよくないと考え、安全に対する装備を怠らないようにすること。

  • 岩や貝やフジツボなどが付着した場所で転倒すると非常に危険だ。

[必要な装備]

それでは、シマノインストラクター・松岡豪之さんの場合を例に、磯で安全に釣りを楽しむための装備を確認していこう。

フローティングベスト

いわゆる救命具で、落水した際に頭を出した状態で身体を浮かせるためのもの。大きく分けて、固型の浮力材を使用したゲームベスト型の固形浮力材タイプと膨張式のガスボンベを利用した膨張式浮力材タイプがあるが、磯へ行く場合は安全性の面で、前者のゲームベスト型の固形浮力材タイプが必須だ。
ポケットが豊富なゲームベスト型は着るタックルボックスとして便利に使えるのはもちろん、万 が一転倒した際に浮力材がクッションになり、衝撃を和らげてくれる。
関連商品情報:フローティングベスト

ポケットが多く便利なことに加え、転倒時の衝撃を緩和する意味でも浮力材を使用したフローティングベストの装着が望ましい。

XEFOフローティングベストには『ボディホールドシステム』が採用されている。フロントのバックルを留め、サイドでベルトの長さを調節することで、ベストを体にしっかりとフィットさせられる。

フットウェア

磯は基本的に足場が悪く、滑りやすい所が多いのでソールにピンやラバーが打ってある耐滑性の高いシューズは必携の装備だ。 松岡さんは夏の暑い時期を除いて、基本的にウェーダーを着用している。ウェーダーを履いていれば、ちょっとした浅瀬や溝を簡単に超えて行けるので狙えるポ イントが格段に広がる。足を濡らさないよう無理にミゾを跳び越えたり、不安定な岩場を通らなくてすむため安全度も高い。ただし、水の中に入れるからといっ て過信は禁物。海の場合は波の影響があるため、あくまでブーツの延長程度に考え、渡るのは膝下程度の水深に留めておこう。
関連商品情報:ウェーダー シューズ

松岡さんのスタンダードスタイルは、ストッキングタイプのチェストハイウェーダーにウェーディングシューズの組み合わせ。ブーツタイプのウェーダーよりフィット感がよく、足首も動かしやすいので、磯を長距離歩くのに適している。濡れても寒くない夏場はフィッシングシングパンツなどにスパイクシューズの組み合わせもアリだ。

カットピンフェルトソールは岩肌がツルッとした滑りやすい磯、左岸質の、溶岩質のザラッとした磯、どちらにも対応できる。

ウェーダーを着用していればちょっとした浅瀬も渡っていける。ただし、波が来るような場所では無理に浸からないこと。あくまでもブーツの延長と考えよう。

日差しを遮ってくれるキャップは頭部の保護にも役立つ。

キャップ

日差しを遮って熱中症や日射病を防ぐのはもちろん、転倒した際などに頭部を保護するのにも役立つ。ひさしで余計な光を遮れるため海中の様子も見やすいので、ぜひとも着用したいアイテム。
関連商品情報:キャップ

アウターウェア&インナーウェア

磯を長時間歩くことが多い松岡さんは、真冬でもインナーにラッシュガード、その上にポロシャツを着て、アウターにレインジャケットを着る程度と、いたって軽装。実際に磯を歩き回ればわかるが、これでもすぐに暑くなるので、あまり着込まず、外へ出たときに「ちょっと肌寒いかな」くらいにしておいたほうがよいだろう。

ウェーダーの下はアンダーストストッキングを着用すると動きやすく快適だ。
関連商品情報:レインウェア アンダーウェア

レインウェアは雨風だけでなく、波しぶきからも体を守ってくれる。晴れていてもアウターは防水性のあるものを着用するのが基本だ。

レインウェアの下はポロシャツにラッシュガードと、真冬とは思えない軽装の松岡さん。しかし、磯を長時間歩き回っているとこれでも暑くなってくる。

グローブ

磯場で転倒し素手で手をつくと、それだけで思わぬケガをしてしまうこともある。岩にフジツボや貝などが付着していると、さらに危険度は増す。手を保護するため、グローブは季節を問わず着用したほうが安全だ。
関連商品情報:グローブ

ルアー交換などの作業がしやすい5本出し、または3本出しタイプのグローブがおすすめ。

偏光グラス

水面の乱反射を防いでくれる偏光グラスは、海中の障害物やベイトなどを確認するのに欠くことのできないアイテム。もはやウェアというより釣具の一種といってよいだろう。もちろん、目の保護にも役立つのでぜひ着用しておきたい。
関連商品情報:アイウェア

偏光グラスは釣りに欠くことのできない重要アイテム。状況によってレンズのカラーを使い分ければ見やすさがさらにアップする。

[磯ルアーを安全に楽しむための注意]

磯で楽しい休日を安全に過ごすためには、まず「無理をしないこと」が大切。波が高いときは入磯を控えることはもちろん、釣りの最中は海に背を向けず、常時波の状態に注意を払うことだ。ナギであってもヨタ波という大きなウネリが磯に這い上がってくることがあるからだ。

特にヒラスズキ狙いの場合は、海が荒れ気味の時が好条件となるため無理をしがちだが、自分の安全を確保できないような場所では、そもそも釣りが成立しない。どこまでなら安全が保てるかを判断する目を養うことも、磯で釣りをするうえで非常に重要なスキルであると覚えておいてほしい。

ナギの状態でも突然大波が這い上がってくることもある。釣りの最中も波の変化には常に気を配っておきたい。

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