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磯へ行くための心得

フカセ釣り編 | Base.01

磯で必要な装備と安全について

堤防は足場がよく、楽に入れる場所も多く、気軽に竿を出すにはもってこいのフィールド。しかし、港の多くは波浪を避けられる奥まった場所に造られており、潮通しなどの好条件を求めていくと、おのずと外海に面した磯場へ足を向けることになる。ただ、磯で釣れる魚は実に多彩で、大物の期待も高まるが、堤防とはまた違う危険が潜んでいることも事実。ここでは磯で快適かつ安全に釣りをするためのあれこれを学んでみよう。

[磯釣りに安全装備が必要な理由]

基本的に、堤防であろうが磯であろうが、落水や転倒といった危険が常に伴うという点は同じ。ただ、磯は自然の岩が剥き出しになったフィールドであり、ケガに対するケアは堤防以上に必要だろう。

磯における安全装備の目的は主に3つある。1つは転倒などによる「ケガを防ぐこと」。足場がフラットな堤防上で転んでもヒザやヒジを擦り剥く程度だが、フジツボや貝が付着した岩の上で転ぶと、場合によっては大ケガにつながってしまう。

2つめは「転倒や落水を防ぐこと」。磯の岩質は様々だが、表面が滑らかな一枚岩やノリなどが付着した岩の上は滑りやすく、ゴム底のスニーカーでは歩くこともままならない。

3つめは「落水しても浮いていられること」。万一海に落ちてしまっても、顔を出して呼吸ができればすぐに命を落とすことはなく、救助を待つことができる。

  • 磯は基本的に足場はよくないと考え、安全に対する装備を怠らないようにすること。

  • 岩や貝やフジツボなどが付着した場所で転倒すると非常に危険だ。

[必要な装備]

では磯で竿を出すときの主な装備を見てみよう。

フローティングベスト

いわゆる救命具で、落水した際に頭を出した状態で身体を浮かせるためのもの。自動膨張式は、ふくらんだ時に岩やフジツボ等で破れてしまうので、小物類を多く持ち歩く磯釣りではポケットの豊富なベストタイプがおすすめ。
関連商品情報:フローティングベスト

磯釣りでは転倒時の衝撃を緩和する意味でも浮力材を使用したフローティングベストの装着が望ましい。

落水時にフローティングベストが脱げ落ちないよう、股ヒモは必ず使用すること。

フットウェア

滑り止め付きのフットウエアで、磯での転倒防止、落水防止のための必須アイテム。柔らかい砂岩質の岩にはスパイクソール、海藻が付着した岩にはフェルトソールが向いており、この2つに耐滑性合成ゴムを合わせたカットラバーピンフェルトソールはオールラウンドにグリップ力を発揮する。
関連商品情報:ブーツ シューズ

濡れに強く保温性の高いブーツか、ムレにくく軽快に動けるシューズかは好みでOK。季節によって使い分けると快適。

様々な岩質の磯に対応可能なカットラバーピンフェルトソール。

キャップ

日差しを遮って熱中症や日射病を防ぐのはもちろん、転倒した際などに頭部を保護するのにも役立つ。ひさしで余計な光を遮れるため海中の様子も見やすいので、ぜひとも着用したいアイテム。
関連商品情報:キャップ

日差しを遮ってくれるキャップは頭部の保護にも役立つ。

キャップではなくサンバイザーを愛用する人も多い。好みで選択しよう。

レインウェアは磯釣り師のユニフォーム。雨風だけでなく、波しぶきからも体を守ってくれる。

レインウェア

いわゆるカッパであるが、防寒のアウターウェアとしても重宝し、風を遮ることで疲労の軽減にも貢献する。防水透湿素材を用いたものはオールシーズン活躍する。冬期の重ね着を考慮するなら、ややゆったりめのサイズがおすすめ。
関連商品情報:レインウェア

グローブ

岩の上で転倒した際にフジツボや貝から手を守ってくれる。魚を握った際にヒレのトゲが直接手に当たらないので、思わぬケガの防止にも役立つ。
関連商品情報:グローブ

磯釣りの場合はエサ付けなどの作業がしやすい5本出し、または3本出しタイプのグローブが一般的。

ヒップガード

尻もちをついた際に腰周りを守るためのものだが、磯に腰掛けた際にウェアを保護するといった意味でも便利なアイテム。
関連商品情報:ヒップガード

ヒップガードには通気性が高く蒸れにくい透湿防風素材のものと、軟らかくフィット感に優れた防水素材のものがある。用途や好み、シーズンに応じて選ぼう。

[磯釣りを安全に楽しむための注意]

磯で楽しい休日を安全に過ごすためには、まず「無理をしないこと」が大切。波が高いときは入磯を控えることはもちろん、釣りの最中は海に背を向けず、常時波の状態に注意を払うことだ。ナギであってもヨタ波という大きなウネリが磯に這い上がってくることがあるからだ。

また荷物はコンパクトにまとめ、海況が急変したときに素早く撤収できる体勢を整えておきたい。潮の干満によって海面が上昇していることもあるので、磯に渡ったらすぐに高い所に荷物を上げておくこと。足場が低い磯では、チャランボなどの荷物掛けがあると安心だ。

雄大な景色の中で気持ちが大きくなるのは理解できるが、磯での飲酒は運動能力が低下し、正常な判断もできなくなるので絶対に慎むこと。美味しいお酒は帰宅後の楽しみに取っておこう。

ダイナミックな自然と遊ぶ磯釣り。状況の変化には常に気を配っておきたい。

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