
"ボリューム感のあるソフトルアーを使う!"これが新保流ソフトルアーセレクトの大前提。もちろん、伊豆半島というホームグラウンドの特徴を反映しての選択だ。ほとんどルアーをローテーションすることなく、ポイントの特徴に合わせて選んだルアーを使い切るのが新保流だ。
「遠投をして広範囲を攻めるときは『スローダイバー』、藻周りは『アジクネン』、川周りは『テールベイト』という感じで決め打ちしちゃいます。常夜灯周りでイレギュラーアクションで誘って釣るなら『アジフライ』です」
カラーは少しだけチェンジする。完全に暗いところではオレンジ。ベイトフィッシュが多いときはクリア系。いずれにしてもとてもシンプルだ。
これと決めたルアーで釣り切る!小技に頼ることはしない!男らしいメバルゲーム!?なのだ。
大型リップフットのおかげで重いジグヘッドを使っても沈下速度を抑えることができ、レンジキープしやすく、飛距離も稼げるのが特徴。こうした長所を生かして、広範囲を広く探るときに多用。アタリが取りやすいのも利点だ。

名前の通り、クネンと曲がって違和感なく吸いこまれる特性があるソフトルアー。メバルはそれほどミスバイトが多い魚ではないが、それでもショートバイトが多発したり、アベレージサイズが小さいときなどに活躍する。

何かの稚魚など、ベイトフィッシュを捕食しているときに効果的。河口などでビッグサイズを狙うときなどには欠かせない1本。アピール度が増した2.8インチの登場で、さらにマッチザベイトでのサイズ選択の幅が広がった。

インパクトが小さい、とてもベイトフィッシュライクなシルエットが武器。極細テールの発する、ナチュラルなプルプルアクションが効く。ただ巻きのなかで小さくダートアクションを織り交ぜると効果的なソフトルアー。