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アタリさえ分かればティップエギングは釣れる!

ティップエギングは基本を理解していれば難しい釣りではない。

エギの姿勢が悪いとイカに違和感を与えてしまう。
しっかりテンションをかけて安定させることが重要。

そもそもティップエギングと、陸っぱりエギングの、決定的な違いとは?

ショアからは狙えない深場のデカイカを狙っていけるティップエギング。はじめに、ショア(陸っぱり)との決定的な違いをイカ先生こと富所さんに確認しておこう。

「まずティップエギングの場合、ショアの釣りとは狙っていく水深が違います。水深10mから50m位のディープエリアを狙っていくことになり、エギを真下に落としてそこから横に引いていく釣りになります」
ボートエギングは縦から横の釣り。それによって釣り方はどう変わるのだろうか?
「重めのシンカーでエギを底まで落としていくためエギのフォール速度が速く、ショアエギングのようにフォールアクションの間でイカにエギを抱かせることは基本的にできません。ティップエギングでは、誘いのジャークの後にラインテンションをかけ、常にエギの姿勢を安定させることに集中してください。エギの姿勢がフワフワと不安定だとイカは抱きませんし、アタリがあっても感知できません。つまり釣れません!」
ラインテンションをかけてアタリを取ること、そしてエギの姿勢が重要であると。では、そのために注意すべきポイント、覚えておくべきポイントはあるのだろうか?
「問題は、ボートでは波の影響で自分の足元が動いてしまうので、その動きに同調してエギの姿勢も不安定になってしまうこと。だからロッドで不必要な動きを吸収できるよう、ティップエギングに適したタックルを選んでください。よくティップエギングとショアのエギングの違いを尋ねられますが、足元が不安定なこと。そしてフォールではなく、ピタッとエギを静止した状態で抱かせること。この2点を覚えておいてくださいね」

 

穂先が戻ったり、ラインテンションに変化があれば即アワセるのが鉄則。

覚えておきたいポイントを理解した上で、次はティップエギングの基本的な釣り方について説明してもらおう。
「まずエギをフリーフォールで落として着底させます。底を確実に取ったらシャクリを入れます。ここまではショアエギングと同じですが、シャクってエギを浮かせたら、フォールさせるのではなくラインテンションをかけてエギを静止させます。エギはボートの進行に合わせて同じレンジを引かれることになります。およそですが5~10秒ほど引いてください。アタリはこの時に訪れます。もしアタリがなければ再び底を取り直し、同じ動作を繰り返してください。アタリの取り方ですが、引かれているエギのテンションが抜ける瞬間、つまり穂先が戻った瞬間が掛けるタイミングです。そのアタリを感知できるか否かが釣果を大きく分けます」
ショアエギングや他の釣りのようにアタリで穂先が絞り込まれるようなことは稀だと言う富所さん。穂先が戻ったり、ラインテンションに変化があったら即アワセるのがキモになるということか。
「アワセが遅れるとイカは違和感を感じてすぐにエギを放してしまいます。慣れるまでは確信がなくても、アワセてみてください。一度アタリが分かってしまうと、後は面白いように釣れます!」

 

 

繊細なアタリを拾う釣りだからこそ、タックルの感度が重要。

ティップエギングに特化した専用ロッドセフィアSSティップエギング。アイテムによって2種類の穂先で繊細なアタリを逃さない。

これまで話を聞いた通り、ティップエギングではエギを安定させること。そしてアタリを感知することが重要になる。では、そのためにタックルのセッティングはどのように考えればよいのか?
「エギの安定と、アタリの感知。その2つの役割を担うのが穂先(ティップ)です。まず安定についてですが、硬過ぎるティップではボートの揺れが伝わり、エギを安定した姿勢で引けません。また、繊細なアタリを拾うこともできません。ロッド全体の性能として柔らかなティップ+しっかりと掛けていけるバットの強さが求められます。アタリの感知については、ティップエギングのアタリは、手に感じる手感度ではなく、目でティップの変化に対応する目感度が大事なので、ティップの視認性の高さもポイントになります。そしてもうひとつ重要なのが、"軽さ"です。軽さについては、ロッドそのものの自重の要素もありますが、それよりも僕の場合は手に持った時のバランス、いわゆる"持ち重りしない軽さ"を重視しています。『セフィアSS TIP EGING』は、理想的な重量バランスを追求し、この"持ち重りしない軽さ"を実現しています。ティップの柔らかさ、視認性の高さはもちろん、実釣で感じる軽さをぜひ体感してみてください。分割するとコンパクトになるセンターカット2ピース構造なので携帯性も良いです。ラインナップは震える程度の極小アタリを捉えるしなやかなティップ[タフテックα]を搭載したMLパワー、高負荷でもティップがもたれ過ぎない[タフテック]を搭載したMパワーを用意しています。オールラウンドに使うならMLパワー、波が高い状況やディープで重めのエギを投入したい時はMパワーをお薦めします」

 

 

船上で映えるスタイリッシュなデザインも特長のセフィアSS。

基本性能も優れているが、デザインも優れている。船上で際立つリールです。

では、ラインコントロールの要になるリールについてはどうか。
「リールで僕が一番重視しているのは使ってストレスがないこと。『セフィアSS』は巻きのバランスがよく、とにかく軽い"マグナムライトローター"との相乗効果で重さを感じさせません。ギア剛性も"HAGANEギア"を採用しているので非常に高く、巻きごこちが持続するのも良いですね」
一日に何百回ものシャクリを繰り返すエギングだからこそ、持ち重りで疲れないこと。そして信頼できる強さ。『セフィアSS』はそれらの条件を完璧に満たしたリールであるとイカ先生も太鼓判を押す。
「僕の場合は大きくシャクリを入れてエギをしっかりと動かしたいので、ドラグ設定は強め(700g~1kg)にしています。強めの設定でも"リジットサポートドラグ"はラインがきちんと出てくれるので、これ以上でも、これ以下でもダメという微妙な設定で安心して使えます。軽さ、巻きのフィーリング、ドラグ性能など総合的な性能でとても満足感の高いリールです」
パワー重視のティップエギングはローギア仕様、飛距離重視のショアではハイギア仕様を薦めたいと富所さん。
「ほかにもこのリールで僕が気に入っているのはデザイン。セフィアレッドは船上でもはっきりと目立ちます!スプールのブランキングパターンもカッコいいです。船長から「そのリール何?!」といきなり訊かれました(笑)が、それほど存在感があるデザインです」
デザインについては、所有する歓びという観点からも貢献度が高いようだ。

 

富所氏オススメのティップエギング専用エギ、セフィアアントラージュ。水深15mまでを攻める新設定「S0(エスゼロ)」がラインナップに加わった。

底取りがしやすく、引き抵抗も軽い。ストレスのない専用エギ。

「『セフィアアントラージュ』は、フォールが早く、底取りのしやすさを重視しています。底取りができないとエギが行方不明になり、ラインもどんどん出されて、もう何をしているか分からなくなってしまうので(笑)」
潮の速い状況や深場で底が取れずに、エギが行方不明。これは誰もが一度、いや何度も経験した苦い経験に違いない。
「独自のシンカー形状とフォール姿勢で、着底時ラインがぴたっと止まり、明確に着底を感知できます。次に引き抵抗の軽さです。重さのあるエギを一日中シャクルので、引き抵抗が重いと辛くて釣りに集中できません。さらに、引き抵抗の軽さはフッキングのしやすさにも直結します。僕の場合、フッキングはイカを"掛ける"というよりエギをイカに"当てる"という感じなので、このエギはフッキングのしやすさでも素晴らしい仕上がりです」
エギンガーごとに一家言ある"カラー"についても、ぜひイカ先生からご教示願いたい。
「カラーは特に神経質にならなくていいと思います(笑)。冗談ではなく、タックルボックスに並んでいる順番で、色んなカラーを投入してみて、その日のヒットカラーを探るのが手っ取り早いです」
肩の力が抜ける富所さんのカラー考察だが、実際に結果を残しているエキスパートの言葉ゆえ説得力がある。
「むしろカラーよりアクションにこだわってください。ダート性能と、その後の姿勢の安定です。底取りしやすく、軽く引けて、姿勢が安定する。一度投入してもらうと、『セフィアアントラージュ』は求める要素が全て満たされていることを実感していただけると思います」