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EXSENCEシリーズ 流れを制するマッチザレンジのシャローランナーローテーション

スイムレンジ別のローテーションでシーバスの捕食レンジに合致させる

まずは表層。ルアー特性を知ってこそ使いこなせる
まずは表層。ルアー特性を知ってこそ使いこなせる

6月下旬、瀬戸内海へと注ぐ河川の河口部へ、深夜から現地入りした嶋田氏。橋上から常夜灯で照らされた川面をチェック。

今回用意した手駒は、シャローランナーがメイン。トライデントにエスクリムシャロー、レスポンダー、そしてサイレントアサシン。これら4つのルアーを軸にどんな戦略をとるのか。

その朝、潮が引くと狙いをやや上流部へと変更。水深が1mを切る浅いエリアで、取り残されたベイトを捕食しに潜む大型シーバスを狙う作戦となった。

対岸のブッシュまではおよそ50m。正確なキャストでそのキワへピタリと着水。チョイスしたのは、水面下50㎝までのレンジで切れ味鋭い泳ぎを見せるエスクリムシャロー119Fだ。

 

流れの中ほどまで到達したとき、嶋田氏のエクスセンスが突如、弧を描く。数秒のファイトの後、手に収まったのはグラマラスなボディの一尾。

「シャロー化したエスクリムは、スローはもちろん速巻きでも従来のウォブンロールアクションのバランスを崩さない。だから、水深が50㎝前後しかないこんな場所でもきちんと泳ぐ。あと、食べてるベイトがハクというのも理由の一つ。もっとベイトが大きいなら波動の大きいレスポンダーを選ぶ。同じレンジをよりナチュラルな動きで狙えるエスクリムシャローがベストマッチというわけです」

嶋田的AR-Cシステムが釣れる理由!
圧倒的な遠投性能。そして、泳ぎ出しの高レスポンスに注目!

 

圧倒的な遠投性能。そして、泳ぎ出しの高レスポンスに注目!

「圧倒的に飛ぶ」と嶋田氏が手放しで絶賛するのがシマノ独自のAR-C重心移動システム。
「通常の球状ウェイトでは風にアオられると前方に戻って失速するがAR-Cはウェイトが加速に応じて位置をオート制御して飛距離が落ちない!」。
着水時にはバネの力で前方へと戻っていて、即座に動き出せる。軽量かつ高浮力を保持するAR-Cシェル搭載のエスクリムシャローならば、固定重心と同等の泳ぎ出しの速さを実現!

嶋田's ROTATION わずか数10cm内。このレンジ差の見極めが勝利への近道

エクスセンス トライデント 90S/115S AR-C

エクスセンス トライデント 90S/115S AR-C
バチ対応?「いや、年間を通じて使用」。その理由は?

シャローの釣りでトップバッターとなるのがシンキングペンシルのトライデント。ベイトサイズに応じて2サイズを使い分け。「細身ボディは表層ただ巻きのイメージが強いですが、僕の場合はそれだけじゃない」。はたして?

 

エクスセンス エスクリム シャロー 119F/139F X AR-C

エクスセンス エスクリム シャロー 119F/139F X AR-C
似通ったスペックでも波動の差が1本の差に繋がる

水面下50cmまでを網羅するのがこの2モデル。全長差は10mm、いずれもシャローリップでスリムボディ、かつAR-C重心移動搭載で飛距離も向上。「泳がせてみれば、その差は一目瞭然」。波動の差に要注目。

 

エクスセンス レスポンダー 129F AR-C

 

エクスセンス サイレントアサシン 129F AR-C

エクスセンス サイレントアサシン 129F AR-C
全国津々浦々で揺るぎないパイロットルアーの座

通常であればパイロットルアーと成り得る定番中の定番ミノー。「浅場とはいえ、完全なシャロータイプだけでは足りない。ちょっとしたレンジの差が正解へと近づける」。なぜ、より深く潜るモデルが必要なのか。

 

流れに負けず喰わせのアクションを出せるかどうかでもセレクト

「ほんのわずかなレンジ差、そして見せ方の差で決着!
ほんのわずかなレンジ差、そして見せ方の差で決着!

翌日、嶋田氏はエリアを大移動した。その理由は天候にあった。

「別の川の上流で大雨が降ったんですよ。もしかしたら濁りがね…」

予想は的中。訪れた河川には、シーバスの警戒心を解く濁りが入っていた。こういうとき、シーバスは流れ落ちてくるベイトフィッシュをここぞという場所で待ち受けるため、狙い所が絞りやすくなる。

「瀬で釣れたら簡単。この濁りなら、ただ巻きで釣れそうだけど」

ファーストチョイスはレスポンダー129F。しかし、バイトはない。 「ならば」、 とローテーションしたのはサイレントアサシン129F。

「レスポンダーではレンジが浅い気がします。なら下のレンジへと届かせればきっと喰う。それとサイレントアサシンは、ロッドワークへの反応が良く、トゥイッチで動きが出しやすいのも特徴なんです」

そこからはグッドサイズが連発。アクションやサイズのみならず、潜行レンジ差によるローテでシーバスを引き出す。

「この濁りは下のレンジまでは入っていない。表層だけ濁ってるんじゃないかな。そこで、少し深く潜るサイレントアサシンで一発!」

 

嶋田氏の確かな読み、ローテーションの妙が見事に奏功した形だ。さらにトライデント90Sへもローテーション。

「ちょっとトップ的に使ってみます。トゥイッチでパニックアクションを演出することも可能です」。

HIT PATTERN 解説 シーバスがいる場所へ送りこむべくコース取りも重要

HIT PATTERN 解説 シーバスがいる場所へ送りこむべくコース取りも重要

狙ったのは本流へ支流が合流するインターセクション。
「2つある瀬の間、そこで最も深くルアーが入っていくようなコース取りが大切」。
つまり流れが緩む手前の瀬の裏にシーバスは潜んでいると読む。遠投した後、1つ目の瀬を越える辺りで任意のレンジに到達すべくコースを取ったのだった。

 

「アクションの差、レンジの差」狙い通りのゲーム展開に!
「アクションの差、レンジの差」
狙い通りのゲーム展開に!

「本来なら強波動のレスポンダーが生きる水色だけど、魚のいるレンジには届かず誘い切れなかった」。そこで比較的強い動きを持ちつつも、レスポンダーよりも深く潜るサイレントアサシン129Fによる潜行深度の差で見事に喰わせたのだった。

今回のヒットルアーに共通するのは存分な飛距離、そして流れに負けない泳ぎ
今回のヒットルアーに共通するのは存分な飛距離、そして流れに負けない泳ぎ

AR-Cシステムは存分な遠投性能をもたらすと共に理想的なコース取りに貢献。さらに固定重心並みの泳ぎ出しの良さ、そして切れ味鋭いアクションは流れの中で負けることなく、嶋田氏の思う釣れるアクションを演出することが可能なのだ。

 

ACTION 解説 表層パニックアクションの後、スローで喰わせ!

ACTION 解説 表層パニックアクションの後、スローで喰わせ!

今回流れの速いエリアで嶋田氏が見せたのは緩急の使い分け。「着水後はロッドワークによる素早いパニックアクションで注目させ、その後にスローで誘う。トライデントはシンペンですけど、トップ的な使い方を見せることだってできるんですよ」