最適な角度
つぶれとネジレを同時補完
ロッドブランクスなどパイプ形状の構造体は、肉厚が同じであれば径が細いものほどネジレに弱く、太いものほどつぶれに弱くなります。この双方を同時に解決するのがスパイラルXです。下のグラフはシマノインフィニティカーボンテープの巻き角度とつぶれ剛性・ネジリ剛性の関係を表したものですが、スパイラルXはシマノインフィニティカーボンテープの巻き角度をブランクスの部位により最適に設定することで、細いロッド先端はネジレに強く、太いバット部分はつぶれに強い理想的な強化構造を構築しました。単一方向の繊維で構成されるシート素材では再現できない適材適所のアレンジが、ブランクスの本来の性能を呼び覚まします。