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REPORT ブログ・レポート

「山本太郎直伝 黒鯛流儀ファンの集い in 南紀白浜」
参加者に向けたアドバイス ~その②~
「堅田のイカダ攻略法」編

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メインのサシエサを決めておくことが重要

では堅田筏の攻略法を解説していきましょう。
9月23日は残暑のピークも過ぎ、そろそろ秋めいている頃。高かった海水温もようやく折り返し、魚達にとっても警戒心以上に食欲が勝る高活性期です。 チヌだけであれば簡単ですが、チヌよりも貪欲になるのが前回でも触れた通りのエサトリ達。ポイント(=筏)によっては時として大変厄介な状態に陥ってしまうことを予測しておかなければなりません。

エサトリの活性次第で攻め方を臨機応変にシフトする必要がありますが、まずは「自分がどう攻めたいか?」「どのサシエサに自信を持てるか?」を踏まえ、主軸のエサを決めておくことが重要です。

エサの解説でも述べたように、堅田の夏~秋はさなぎ・コーンがハマりやすく、エサトリが多い状況下でも最も安定した釣果が出ています。
やはり私のイチ押しはさなぎ・コーンですが、型を狙うのなら丸さなぎの2~3個掛けや丸さなぎ+コーンの抱き合わせで、インターバルの長い、いわゆる「遅い釣り」を展開。
型にこだわらず複数狙いたいなら、オキアミ+さなぎ(のカケラ)やさなぎ(のカケラ)の房掛けで「早い釣り」を展開するのがいいでしょう。

ボラを制する者がチヌを制す

堅田ではチヌの型が総体的に良く、あまり30センチ以下の小型はいませんが、中型であれ大型であれ、チヌの摂餌スイッチがオンになるのは、大型チヌが揃う他の釣り場に比べてやや早め。
これまでの私のデータではダンゴが割れてから2~4分、厳寒期でも3~6分程度で入って来ているようです。
ただし、これはボラが寄り、それなりの勢いでダンゴにアタックしてくる状況下でのこと。ボラが寄っていない、あるいは極めて低活性であれば、ダンゴが割れてからのインターバルはさらに長く取る必要があるかも知れません。堅田では「ボラを制するものがチヌを制す」何よりもボラを寄せることを最優先とし、チヌが釣れるシチュエーションを作り上げましょう。

トントン・プラスα・中切(宙切り)のどれもが効く釣り場

堅田の釣り場は水深や周年安定した水温、チヌがストックされやすい懐の広い地形・養殖のこぼれエサ等々、チヌにとっての好条件が揃っています。連日釣り上げられている数からも分かるように、その魚影の濃さは群を抜いているようです。
それだけにどの釣法を用いてもチヌは良く反応してくれ、「どれもが効く釣り場」というのが正直なところです。釣りのスタートはひとまずオモリなしの「トントン」で手返しを優先、ステージ作りをしっかりしていきます。

いずれのポイントも潮流は穏やかですが、よくある上層の潮だけが滑る2枚潮が強い時やボラの活性が高まり過ぎ、スレアタリが頻発してきた場合、大型チヌに的を絞りたい場合も竿1~1.5本分程度のプラスα棚にシフトし、じっくりと「遅い釣り」を展開させ、良い抑え込みのアタリだけを取っていってはどうでしょう。
ボラ筏は先にも説明した通り、水深は決して深くなく8~13m程。
一見チヌは浮きにくそうに感じてしまいますが、養殖コワリに隣接しており、網に沿って上がったり下がったりを繰り返しているようです。

こんな時は「中切(宙切り)釣法」がオススメ

これまでの経験からも、厳寒期以外では自身も釣友達も中切(宙切り)で結構な数を仕留めており、季節的にも中切の可能性は無限といえます。ただ、やみくもに中切に絞り込んでも結果は伴いません。
目安としては寄ったボラの活性が一層高まり、海底だけでなく宙層からダンゴをアタックしてくるようになった場合。理想は宙層でダンゴを割ってしまう状況になるようなら、中切の大チャンス!
いわゆる「中切られ」で割られた層から丁寧に海底まで落とし込んでいきましょう。
中切でヒットしてくるチヌは底に比べて大型が多く、アタリのド派手さ、ダイレクトな強引、と全てがひと味もふた味もダイナミック!ポイントによってはチャリコ・真鯛がジャマをするかも分かりませんが、特に中切未体験の方は是非チャレンジしてみてください。
私が各筏へ廻った時にも、この中切釣法のダンゴ使いや動作等一部始終をお見せできればと考えています。
どうぞお愉しみに!

午後からが勝負です

堅田の夏は午前中よりも特に午後からの時間帯にチヌアタリが集中します。
開始からの早い段階では小まめな打ち返しでしっかりステージ作りを積み重ねておき、お昼前からピッチを上げて全開モードに!

私が堅田にてチャレンジしてきた攻略法、参考にしていただけたら幸いです。
全員釣果を目指しましょう!そして有意義な1日を目指しましょう!

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