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#17 いよいよウキダンゴ釣り実釣へ! (2)

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ステージ作りのためのリズム

まず、釣り初めはいきなりチヌを釣ってやる! と意気込むのではなく、魚が寄ってくれるステージ作りが最優先。どうしても釣りたい気持ちばかりが先走り、ついつい打ち返したウキばかりを凝視してしまいがちだが、まずは打ち返しを頻繁にするために自分のリズムを作ってしまうのがいい。

たとえばダンゴが割れ、ウキがA地点からB地点まで流れたら回収。あるいは体内時計で3分位等々、ウキに変化が出ようと出まいとそのリズムで打ち返しをする訳だ。沖防波堤のように日々釣り人が入り、ダンゴの飼い付けが効いている所は本命のチヌにせよエサトリにせよ、ウキに変化が多く、おのずと打ち返しは頻繁になる。だが特に飼い付け効果の薄い所ではウキの変化も少なく、悪循環に陥り易いので注意したい。

アタリを待つ楽しい時間

ここで少し違う観点からウキダンゴ釣りを見直してみたい。初めに解説したタナ合わせも上手くいき、打ち返しも順調に重ねてきたとしよう。水温も極めて低い厳寒期や早春は別として、盛期なら必ず何らかの魚は寄ってくる筈。おそらくウキの動きは落ち着きなく、ロッドを握る手にもかなりの力が入っている事だろう。この釣法の最も面白いシーンはまさにここで、「今か今か!?」とウキが消し込まれるのを待つその時間。このそわそわした時間は誰が経験しても楽しめる。

アタリを楽しもう!

チヌのアタリを表現すると、始めに チョコ、チョコと前アタリがあり、その後ウキを消し込んでしまう等様々なパターンがある。一番の狙い、ターゲットはもちろんチヌ! しかしながら、終始ウキが落ち着きなく動き、やがてアワセたくなるウキの消し込み! それがたとえ本命のチヌであってもエサトリであっても、生命感があるのとないのでは大違い。「またエサトリ?」と愚痴りながらも釣りが楽しく、何よりも集中して続けられる。

初心者、入門者の方は特にチヌだけにこだわらず、まずはアタリに慣れるべし。疑わしいアタリ、気になる小アタリはドンドンアワセてみて、「何の魚がどんなアタリをするのか?」を知ろう。とにかくウキダンゴ釣りのアタリをもっと楽しんでほしい。

ボラがチヌのスイッチを入れる?

防波堤を例に挙げると、エサトリの代表格はフグ、ベラ、ボラ等。中でもボラはダンゴを突っつき回して濁りや匂いを周囲に撒き散らしてくれる。ボラが居る所にはチヌも必ずといっていい程居て、チヌの摂餌スイッチを入れてくれ易い大切な存在。ボラの場合はラインにスレるスレアタリが多く口掛かりは少ないが、やり取りの練習には最高。本命のチヌに備え、ロッド、リールの性能を存分に試しておこう。

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