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PROFESSIONAL 中・上級者向け解説

只松雄司 九州グレ釣り街道をゆく15

好期到来!マスターチューン イソとBB-Xハイパーフォースで五島のグレに挑む
長崎県下五島福江島・大瀬崎「オゴ瀬」、嵯峨ノ島「平瀬」

グレ釣り師なら誰もが一度は訪れてみたい長崎県下五島の福江島の磯。マスターチューン イソとBB-Xハイパーフォースを携えた只松さんは、尾長狙いのスピーディな釣りと、エサトリの中から口太を引き出す繊細なゲームを見せてくれた。

好期を迎えた五島のグレに挑む

満を持して乗り込んだ釣り場は、尾長も口太も期待できる好期を迎えた長崎県五島列島の福江島で、狙う相手は50cm級。グレ釣りの聖地、大瀬崎と嵯峨ノ島を舞台とする2DAYSプランを敢行するにあたって、只松さんがチョイスしたロッドはマスターチューン イソ 1.2-530だった。軽快な操作性を持つ”LIGHT TUNE”なら、即アワセが必要な尾長のアタリにも確実に対応でき、獲物のパワーが胴に乗ってくるパラボラチューンはタメているだけで相手を浮かせることができる。掛けた魚を絶対に獲るため、リールはNEW BB-Xハイパーフォース2500DXXG SUTブレーキタイプ LEFTを選択。万全の体制で勝負に臨む。

マスターチューンイソマスターチューン イソは号数ごとに個性を明確にしたNEWコンセプトロッド。
ネジれに強いスパイラルXとパラボラチューンでブランクス性能を磨き上げ、
Xリング採用のXガイドをはじめとする最新パーツで武装する。

ライトチューンマスターチューン イソ 1.2-530 ” LIGHT TUNE”の特長は軽快な操作性。
ラインメンディングや瞬時のアワセなど、釣り人のイメージ通りにロッドが反応してくれる。

ハイパーフォースリールは107cm/ハンドル1回転の巻き上げスピードを誇るNEW BB-Xハイパーフォース2500DXXG SUTブレーキタイプ LEFTで、
スプールにはLIMITED PRO HYPER-REPEL α NYLON ZEROフロートの2号を巻いた。
SUTブレーキと最大8.0kgのドラグ力で大型グレに真っ向勝負。

大瀬崎「オゴ瀬」で40cm級が連発

上礁時の潮はゆっくりとした左流れで、東から強い風が吹き抜けている。15m沖のポイントから釣り始めるとエサトリの姿はなく、1投目で35cmの尾長がヒットした。2投目も同サイズの尾長で、次に竿を曲げてくれたのは30cmほどの口太。この釣り場の本命潮は右流れだが、逆の流れでも入れ喰いとなるのだから、さすがにグレの魚影が濃い大瀬崎だ。マキエは手前に3杯、沖に2杯とし、後打ちで仕掛けに合わせている。

満潮の潮止まりを経て潮が右へ流れるようになると、40cmの尾長がアタってきた。潮の流れが明確になるとラインが走るアタリが連発し、口太も40cm級にサイズアップ。左後方から強風が吹いているので釣りづらい状況だが、手前のラインがフケたままでもラインが走るのは、只松さんの「張らず緩めず」が上手くいっている証拠。このようなな状況では比重1.1で海面下を漂うLIMITED PRO HYPER-REPEL α NYLON ZEROフロートが使いやすい。

フッキング本命の下げ潮が流れると、釣れるグレもサイズアップ。
「ウキの上40cmのところに、なるほどウキ止めをセットしました。尾長を意識して早アワセを心がけています」と只松さん。
「小型は不要」と宣言し、7号のグレバリを使っている。

「潮が動いてない時は竿1本のタナまで入れないと喰わなかったけど、潮が動けば2~3ヒロの浅いタナでアタってきます。型が出るかどうかも潮次第になりそうですね」

パラボラチューンマスターチューン イソ1.2号530は胴に乗ってくる調子。
良型の強い引きをパラボラチューンでしっかりと受け止め、タメていれば魚が浮いてくる。

シメ込み相手が不意の突っ込みを見せたら、SUTブレーキを活用すればいい。只松さんはロッドとリールの性能に全幅の信頼を寄せる。

尾長素晴らしいファイトを見せてくれた40cmの尾長は、やはり潮が動いたタイミングでヒットした。

DVCウキはファイアブラッド ゼロピット DVC TYPE-D M サイズ00号をチョイス。

浮力調整ガン玉を打たなくてもジワジワと沈むよう浮力を調整していた。

タモの口太40cm級の口太を次々とタモに納めた只松さん。使用しているタックルの実力をもってすれば、このサイズのグレなら余裕。

嵯峨ノ島「平瀬」で狙う大型の口太

一夜明け、良型の口太が期待できる嵯峨ノ島の平瀬へ上礁。北からの風は穏やかで、上げ潮が右方向へ緩やかに流れる絶好のシチュエーションとなった。仕掛けは吸いこみを重視したウキ止めなしの口太仕様。ハリスはLIMITED PRO MASTER FLUORO TOUGH-MUD 2.5号、ハリは7号で大型口太を迎え撃つ。

この2週間ほど平瀬には誰も上がっていないそうで、スタート時はエサトリの姿を確認できなかったが、魚影の濃い釣り場の高水温期だけに30分後にはエサトリが登場。イワシや小グロの姿も見えるが、何より厄介なのは表層付近を占拠した足の速いタカベだ。

マキエとエサトリマキエの下に見えるのはタカベの大群。このエサトリを沖へ出してしまうと非常に厄介だ。

「タカベは表層を走りますが、クロのタナはそれより下。そこで手前にタカベを集め、仕掛けは沖に投入します。後打ちマキエの着水音に反応したクロが、目の前にあるツケエを口にするというイメージです」と只松さん。手前のタカベを右往左往させるために足元のマキエは囲い込むように打ち、仕掛けにはG4のガン玉とウキ止めを追加した。

やがて潮の流れが速くなってきたところでハリの上15cmにG6を追加し、ウキストッパーの下のガン玉をG5に変更。なかなか喰い込んでくれないグレに対し、仕掛けを張りながら流すことでベストなハリ掛かりを目指す。

オキアミグレが一度は口にしたツケエ。
「ラインを張らず緩めずの状態でアタリを取り、しっかり喰い込ませた方が良いようですね」

納得のサイズをゲット

「潮が緩くなってしまって、ツケエを咥えるだけのアタリが続きましたが、穂先が持っていかれても待って、指先まで伝わってきたところでアワセを入れると、これが正解でした」と只松さん。今回のクライマックスは45cmの口太だった。

アワセしっかりと喰い込むまで待ってアワセを入れると、
マスターチューン イソ 1.2-530にズッシリとした重みが伝わってきた。

良型試行錯誤の末に手にした45cmの口太。エサトリ対策と喰い込ませるための工夫、的確なタックルチョイスが見事に実を結んだ。

ハリスハリスは根ズレに強いLIMITED PRO MASTER FLUORO TOUGH-MUD。大瀬崎では2号、嵯峨ノ島では2.5号を使用した。

只松雄司さんのタックル

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