夢磯倶楽部 防波堤にときめく。磯にたかぶる。

PROFESSIONAL 中・上級者向け解説

只松雄司 九州グレ釣り街道をゆく14

ボーダレスでお土産確保!
尾長狙いの合間にキャッチしたアカハタとスマガツオ
長崎県下五島福江島・大瀬崎「オゴ瀬」

ナブラが沸くと条件反射で狙いたくなるのがアングラーの性だが、グレ釣りをしていると大興奮のシーンに出くわすことも多い。突然のチャンスを目の当たりにした時、メタルジグをセットしたロッドがなければ大きく後悔することになるはずだ。一方で「グレが釣れない時はボーダレスを振る」という、臨機応変のフィッシングスタイルが只松さんの愉しみ方となっている。

グレ釣り師におすすめ!ボーダレス285H4-T

今回の舞台は圧倒的な魚影の濃さを誇る長崎県下五島福江島の大瀬崎。尾長のA級ポイントであるオゴ瀬への上礁が叶った只松さんは、わずかに左へと流れている潮を確認すると、ロッドケースからボーダレスを取り出した。「この釣り場で尾長の確率が高まるのは下げ潮。今がちょうど満潮ですから、グレ狙いは右流れの潮を待ってから始めましょう」というのがその理由。別のターゲットを狙いながら本命の潮を待つのも、只松流グレ釣りの愉しみ方の一つなのだ。

大瀬崎灯台長崎県を代表するグレ釣りのメッカ・下五島福江島の大瀬崎。
良型グレとのスリリングな攻防を求めて全国から釣り人が集まってくる。

オゴ瀬下げ潮が本命のオゴ瀬に、満潮時刻を迎えるタイミングで上礁。しかし、この時点では上げ潮の流れが残っていた。

只松さんお気に入りのジグはショアスロー用のコルトスナイパー ワンダーフォール40gで、根魚に対して高いアピール力があるのはもちろん、飛距離を稼げるので沖のナブラにもアプローチできる。ロッドは「楽に振り切れる長さで、大物にも対抗できるパワーがあります。40gのジグが投げられる活用範囲の広さも魅力」との理由で、ボーダレス285H4-Tを愛用。「磯ロッドケースに入れてもかさばらない振り出し竿の手軽さが、グレ釣り師にはありがたいんです」と言いながら、あっという間に準備を完了させた。

準備良型グレとの出会いを心待ちにしている只松さんが、タモの次に取り出したのはボーダレス
グレ釣りは下げ潮が流れてからが勝負との判断だ。

ボーダレス285H4-T大型の根魚や80cm級の青物と勝負ができるボーダレス285H4-T。
取り回しの良さと、適応する釣りの幅広さで只松さんのお気に入りの1本となっている。

磯からのショアジギングは釣果高確率

ヤイトガツオ(スマガツオ)が回っているとの情報をキャッチしていた只松さんは、ジグを50mほど沖に着水させ、すぐにリトリーブを開始。ところが待ちかまえていたのはダツの群れで「何匹も追いかけてきてるよ!」と苦笑い。

ダツ最初にアタってきた魚はダツ。鋭い歯でリーダーを傷付ける厄介な相手だ。

そこで攻めるレンジをボトムに変更。ジグを海底まで沈めてやると、今度は着底と同時にヒットした。大きな口を開けて海面を割った魚は40cm級のアカハタ。ボトム狙いの一投目でこんな高級魚が竿を曲げてくれるのだから、さすがに大瀬崎エリアは魚影が濃い。

竿曲がりジグをボトムまで落としていくと、巻き始めたのと同時にバイト。只松さんのボーダレスが大きく曲がった。

海面のアカハタ鮮やかな魚体を海面に浮かび上がらせたアカハタ。いきなりの高級魚登場にテンションが上がる。

アカハタをキャッチずっしりとしたアカハタを手に思わずニッコリ。
「あまりにも簡単に釣れてしまいました」と、大瀬崎の魚影の濃さに驚きを隠せない。

アカハタグレ釣りを開始する前にボーダレスでお土産ゲットに成功。

コルトスナイパーワンダーフォールフォールアクションで様々なターゲットにアピールするコルトスナイパー ワンダーフォール 40g。
「付属しているアシストフックは根掛かりが少ないので、磯から根魚を狙うのに最適です」
と言う只松さんのお気に入りのカラーは、コンビブルピン。

下げ潮が流れ始めるまでアカハタと遊んでグレ釣りを開始すると、1投目から元気な尾長が出迎えてくれる。まさに只松さんの思惑通りの展開だ。

尾長尾長が次々にアタってくるが、大瀬崎まで来て35cm程度で納得はできない。

尾長40センチ下げ潮の流れが明確になるとラインが走るアタリが頻発。尾長のサイズも40cmを越えてきた。

ハイギアリールのメリット

ボーダレス285H4-Tにセットしているリールは、HAGANEギア、HAGANEボディ、NEWマグナムライトローターなど、最新テクノロジーがもたらす高い剛性と感度を実感できるサステイン。エクストラハイギア仕様のサステイン4000XGなら、根に入ろうとするアカハタの抵抗を許さず、一気に海面まで引き出すことができる。

磯場に置いたボーダレスグレ釣りをしているときも、常にボーダレスは出撃可能な状態で後方待機。

サステインリールは強さと感度が磨き上げられたサステイン4000XG。
スプールに巻かれたラインはパワープロ Z の2号で、リーダーは8号を1.5m結んだ。

リトリーブHAGANEギア、HAGANEボディ、NEWマグナムライトローターがもたらすスムーズなリーリングは快感。
メタルジグの高速リトリーブを何度繰り返しても苦にならない。

ヒットシーン勝負どころで頼りになるのがボーダレス285H4-Tのバットパワー。
根魚と思われる相手を一気にボトムから引き剥がす。

キャッチシーンエキストラハイギア仕様の4000XGなら、スピーディーな取り込みが可能。

リリース食べる分だけキープすれば、あとはリリースするのがゲームフィッシング。ナイスファイトで愉しませてくれたアカハタに感謝。

ギア比6.2は手返しの早さを求められる青物狙いでも威力を発揮。ナブラが立った一瞬のチャンスに、2尾のヤイトガツオ(スマガツオ)をもたらしてくれた。

カツオゲット食べて美味しいヤイトガツオ(スマガツオ)。
「1kg級が回ってきている」との情報を事前に船長から得ていたので、どうしても釣りたいターゲットだった。

カツオキープXプロテクトにより高い防水性能を確保したことで、いつでも快適な使いごこちを発揮。
磯釣り師にとっても、サステインは信頼できるパートナーだ。

ボーダレスな愉しみ方

只松さんの磯バッグには、メタルジグのほかにミノーやエギ、ワームや一つテンヤなど、とてもグレ釣りに来たとは思えないほど多彩なアイテムが収められている。これらはグレが釣れない時間帯に磯を休めたり、突如として訪れるチャンスを逃さないための必需品。磯での時間を愉しく過ごせるなら、どんなターゲットだって大歓迎だ。

ルアー、エギメタルジグ、ミノー、エギ、バイブレーションプラグといったハードルアーのほか、テキサスリグやジグヘッドリグも使うという只松さん。
すでにボーダレスでアオリイカ、アカハタ、イサキ、カサゴ、シロギス、スマガツオ、ネリゴ、ヤズなどを仕留めているが、
この調子ならまだまだ増えていきそうだ。

一つテンヤイシダイ釣りのポイントで只松さんがチャレンジしているのが、カツオのハラモをツケエにした一つテンヤ。
今回は不発に終わったが、いつかとんでもない大物がヒットしそうな予感。

ラインとリーダーパワープロ Z イエロー 2.0号とOCEA Leader EX Fluoro 8号は、只松さんが最強と信じるビミニツイスト+オルブライトノットで結束。
「掛けた相手は逃さない」という意気込みが伝わってくる。

多様な魚の動きから海の状況を推理した結果として、本命のグレにも近づくことができる。どんな出会いも大切にするボーダレスなスタイルこそ、グレ釣り師・只松さんの真骨頂なのだ。

只松雄司さんのタックル

ロッド ボーダレス(振出キャスティング仕様H3/H4/H5シリーズ)(285H4-T)
リール サステイン (4000XG)
道糸 パワープロ Z イエロー (2.0号)
リーダー OCEA Leader EX Fluoro (8号)
メタルジグ コルトスナイパー ワンダーフォール 40g
PAGE TOP