夢磯倶楽部 防波堤にときめく。磯にたかぶる。

PROFESSIONAL 中・上級者向け解説

只松雄司 九州グレ釣り街道をゆく10

休日は地磯の釣りをボーダレスでとことん愉しもう。
長崎県平戸島西磯編

あまり知られてない穴場が多いのが地磯の面白いところ。ただし沖磯と違い、歩いて行かなくてはならないのが難点だ。山を超えていく地磯もあれば、駐車場からすぐの地磯もある。
その点、フカセ釣りからキャストまでなんでもこなせるボーダレスなら比較的コンパクトにまとめた荷物で出掛けられる。いつもは五島への瀬渡しで利用させてもらっている西浜港。
「実はこの奥にいい地磯があるんですよ」
手招きしてくれ、チヌを狙って西浜の地磯へと向う只松さん。

西浜平戸島の西側にある西浜の地磯は駐車場からすぐ。穏やかでいかにもチヌ釣り場といった感じ。

西浜の地磯は駐車場からすぐの場所

車を下りると確かに眼前に広がる地磯の絶景。波は穏やかで足元は藻場になっている。
いかにもチヌ釣りポイントといった雰囲気だ。
こんなにいい地磯が歩いていけるところにあったなんて。
「まずはチヌを釣ってみましょう」

ボーダレス495M-T海釣りオールラウンダー。4.95mありフカセ釣りやチョイ投げでも使える。

ロッドケースから取り出したのは、グレ釣りのときに使ったロッドと同じボーダレス495M-T
「このロッドはボーダレスの名の通り、魚種に対して細かく選定しなくてもよいところがいいですね」
長さとロッドパワーを考慮して釣りに行く場所にあった1本を選んでおけばよい。

マキエをたっぷり撒き始めて様子をみるとアジ、サバ、グレ等の小魚が見える。
海水温が上がって魚の活性も高いようだ。

エサトリにツケエを取られないように重めの仕掛けを作る。
ウキはファイアブラッド ゼロピット DVC TYPE-A Mサイズ 5B。0.5gの丸玉オモリでツケエを素早く底に届ける半遊動仕掛けだ。

視認性抜群のサスペンドライン

BB-Xラインサスペンドラインは底狙いのチヌ釣りには最適。また風の強い日のグレ釣りにも有効だ。

「チヌ釣りのときは特にサスペンドラインが使いやすいね」
もちろん風の強い日にグレを狙うときにも重宝するのがサスペンドタイプ。
BB-X ハイパーリペルα ナイロン サスペンドタイプはピュアホワイトで視認性に優れているので、まずめ時や曇天のときでもラインの状況がよくわかる。
霧の深い朝は、ラインの視認性が良いと心強い。
そのラインの先を見ると、マキエから少し外れたところまで流れて、10㎝ほどウキが沈下したまま止まっている。
「これはチヌきたんじゃない?」

やり取りゆっくりとチヌをいなす。藻場をかわすため沖で浮かせる。

ウキがそのままジワジワと沈んでいく。しっかりアワセを入れると、力強い走りと特有の首振りの振動が竿先に伝わってきた。
だが足元の藻に絡まると厄介なので早めに竿を持ち上げておく。
すると1.5号並みのパワーのボーダレス495M-T
藻場に突っ込まれる前にチヌを浮かせてくれた。

チヌタモ「夏チヌはよく引きますよ」

次は小ぶりのチヌが顔を見せる。幸先のよいスタートだが地磯の釣りをもっと堪能したい只松さん。
「場所を休めながら釣るともっと釣果が伸びますよ」

磯休めにタックルチェンジ

次は夏場によく釣れるロックフィッシュを狙う。
ワームにフックを刺し、ボーダレス370HH-TKにリールストラディックC3000をセット。

ボーダレス370HH攻めのキャスティングロッド。パワフルな根魚、青物にも対応する。

地磯からならカサゴ狙いがお手軽だ。

リブタックルボックスにはルアー類も用意しておくといろいろ楽しめる。

チヌ釣りをしているときに仕掛けの流れ方やタナ、水深や底の状態を把握していた。藻場の先は水深が深くなっていき、魚が好むカケサガリ。しかも満ち潮だ。ワームを着底させシンカーでコツコツと底をたたいて誘いを入れていく。
すると一投目から竿先にゴンとアタリが伝わる。

誘い竿先を上下させワームをコツコツと動かすと喰い気を誘う。

「きたよ」一気に抜き上げてみると30㎝程のカサゴ。
「これくらい肉厚だと刺身にもなりそうだね」いつもは沖磯で磯休めの時間にアカハタを仕留めているのでロックフィッシュゲームもお手の物。
「底を重点的に誘っているとアタってくるから面白いね。根掛かりだけには気をつけておけば効率よく釣れますよ。ここはそんなに根が荒いって感じじゃないね」

カサゴ「磯休めの間にお土産釣りも楽しいですよ」

チヌ釣り場は砂地が多いが、地磯はそれなりに魚の居着きやすい環境が整っているのだ。
霧が晴れて向こうの島までくっきり景色が見渡せるようになると、小魚の群れが跳ね始めた。
何が小魚を追っているのだろう。

ナブラが立ったらキャスティング

沖の方でも起こっている水面のザワツキが気になる。所々で水が跳ねているのだ。
「とりあえずナブラの正体を探ってみたいよね」

ロッド、リールはそのままでルアーをメタルジグに結び直してキャストしてみる。ジグは移動しているナブラの3mほど横に着水。
ラインを巻き始めるとすぐにグググと竿先を抑え込むアタリ。
「来ましたね!」

一発的中、正体はベイトについたハマチ。アジ、サバ子、イワシなどマキエに群がっていた小魚を追って青物がやってきた。「秋になるとこれの3倍以上の大きさのハマチが釣れますよ」

ハマチ「ナブラ撃ちにもボーダレスですね」

この他にもマダイの50㎝オーバーもジグで釣れるという。また釣れたアジをエサにして泳がせておけばヒラメが釣れることもあるのだ。
シーズンごとに釣れる魚は違うが地磯には釣りものは多種で豊富にいる。
ターゲットを絞りこむよりも素直に釣りを楽しむ方がいい。そんな境界線を取り除いて対応できるロッドがボーダレスなのだ。

只松雄司さんのタックル

〈西浜の地磯〉
チヌ釣り

ロッド ボーダレス(495M-T)
リール BB-X デスピナ (2500DXG)
道糸 BB-X ハイパーリペルα ナイロン サスペンド (2号)
ハリス ファイアブラッド EX FLUORO HARD-TIDE (1.5号)
ウキ ファイアブラッド ゼロピット DVC TYPE-A M 5B

カサゴ

ロッド ボーダレス (370HH-TK)
リール ストラディック (C3000)
ルアー ワーム

ハマチ

ロッド ボーダレス (370HH-TK)
リール ストラディック (C3000)
ルアー メタルジグ
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