夢磯倶楽部 防波堤にときめく。磯にたかぶる。

PROFESSIONAL 中・上級者向け解説

只松雄司 九州グレ釣り街道をゆく9

休日は地磯の釣りをボーダレスでとことん愉しもう。
長崎県平戸東磯編

魚釣りってワクワクして愉しいもの。
だけどいろいろな道具を揃えないと釣りに出かけられないと二の足を踏んではいませんか?「実際はそんなことはなく手軽な道具立てで、しかも近場で愉しむことができるんです」
磯釣り師のイメージが強い只松さんですが、実は何釣りでもこなすマルチアングラー。
そんな只松さんといろいろな釣りが愉しめるボーダレスを持って訪れたのは長崎県の平戸島。

京崎の浜駐車スペースの目の前にサーフが広がる京崎の浜。

京崎の浜でキス釣り

平戸大橋を渡った正午ごろは、潮が満ちていて目的地である船越の地磯には、まだ渡れない状況。そこでグレを狙う前に京崎の浜に立寄り、シーズン真っ盛りのキスを狙ってみることに。

キャスト振り抜くと軽々と飛んでいく。10号オモリでも30m以上の飛距離。

磯用のロッドケースから取り出したのはボーダレス285H4-T。リールはセフィアBB C3000SDH
10号のオモリをつけた天秤にキス釣り用の仕掛けを結ぶ。掛けキス50連結仕掛け6号のスプールからハリを3本分抜き取り、天秤仕掛けにセット。わずか数分で簡単な仕掛けが完成だ。

掛けキス軽量で短軸のハリは小さなアタリでもよくハリ掛かりする。連掛けも愉しめる50本連結。

15m先には藻が生えているのが見えたので30m以上先にキャスト。
すると、1投目から一荷でキスが釣れる。その後も一投ごとに釣れ続く良型のキスやメゴチ。

リールエギング用のリールだがチョイ投げのキス釣りなら使い勝手が良い。

キス意外や意外。キス釣りにハマってしまった只松さん。1時間みっちり投げ続けた。

「やっぱり平戸島の魚影は濃いなぁ」と無邪気にに竿を振り続ける只松さん。
ちょうど潮の満ち込みの時間帯がキス釣りの時合と重なり、天候もよく海が濁ってなかったことも好釣果の要因だったかもしれない。島全体が釣り場と言っても良い平戸島。わずか1時間ほどで20尾以上の釣果に只松さんは意気揚揚のご様子。

船越の地磯平戸島の南東側にある地磯。満潮時には海の中に消えてしまう。

お土産にアオリイカ

キス釣りを堪能した後、車で30分ほど移動して目的地の船越の地磯を臨む。ここはゴロタ浜を歩いて地磯へ渡る釣り場なので、持っていく荷物は最小限にしておき、マキエは現場で混ぜる。瀬渡し船で渡るいわゆる沖磯とは違うアクセス方法だが、釣り場に着くとなんら沖磯と変わらない雰囲気に、磯釣り師の心を揺さぶられる。

アジつけ冷凍エサは腹の空気を出しておかないと浮いてしまうので注意。

只松さんは、まずはお土産釣りのためにヤエンを仕込んでおく。
ボーダレス460M-Tに冷凍のアジをハリ掛けしてキャスト。これで仕込み完了。アオリイカの釣り方は置き竿にしておいて、とりあえず待つ。
たったこれだけの仕掛けでアジにアオリイカが抱きついてくれる。アオリイカは捕食する場所までアジを引っ張っていくので緩めたドラグがジージーと鳴る。
それがアタリとなる。ラインローラーヤエンを道糸にセット。
ラインを伝ってヤエンを送り込みアオリイカにフッキングさせるという釣り方だ。

キャストMLは1号 Mは1.5号 MHは1.7号 HHは2.5号相当のパワーを表す。
エサ釣りだけでなくシーバスロッドとしても使え、守備範囲が広い。

「活きたアジがない場合は冷凍のアジでも釣れますよ」釣れれば儲け物のアオリイカ。
グレ釣りの合間に適宜振り込み直しておく。もちろんエギングで本格的にアオリイカを狙うならボーダレス370HH-TKを振るという手もある。

ヤエン仕掛けあとはアジを抱いてくれるアオリイカを待つだけ。

地磯は沖磯の釣り道場。

ウキ軽い仕掛けをゆっくり沈めていくのは00号のファイアブラッドゼロピット DVC TYPE-A Mサイズ
浮力調整は手間いらずの優れもの。

 さて、釣り座に戻ると沖へ潮目が走り始め、下げ潮の時合がもうそろそろといった感じ。マキエを撒き始めるとエサトリが多いのが分かる。ボーダレス495M-TにリールはBB-X デスピナ2500DXG。
ウキはファイアブラッド ゼロピット DVC TYPE-A M 00。仕掛けは沖磯でグレを釣るときと変わらない。
ラインはフカセ釣りで使うBB-X ハイパーリペルαサスペンドの2号にファイアブラッド EX FLUORO HARD-TIDE 2号を結んだ。ロッドは1.5号クラスのパワーがあるのでこれなら不意の大物が喰ってきたときでも安心してやり取りできる。

タックルBB-X ハイパーリペルα ナイロン サスペンドタイプ
ピュアホワイトカラーは視認性が良く、晴天以外の海でもアタリが取りやすい。

「地磯でも40㎝クラスのグレまでは釣れますから」地磯のグレはスレている魚は少ないのか、すぐにマキエに群がり入れ掛かり状態になってしまう。
「磯釣りの初心者だったら、仕掛けを入れた途端にラインを引ったくられるアタリを味わったらハマるでしょうね」
釣れるのは30~35㎝のグレだが竿は綺麗に弧を描いていて、硬さは感じられなかった。ボーダレスは釣りの醍醐味である魚の引きを堪能するのにも申し分ない調子なのだ。

竿曲がり35㎝までのグレだが、魚を捉えると竿は大きく曲がってくれるのでラインブレイクの心配はない。

もちろん495M-Tはフカセ釣り専用ロッドではない。このロッドにも適合ルアーウェイトが3~30gまでの守備範囲がある。エサ釣りでもルアー釣りでも使え、ルアーをキャストしロッドで操るという使い方にも対応する。「磯はいろんな魚がいて、ターゲット以上の大きさやパワーをもった魚も掛かることがあります。いつ青物がナブラを立てるか分からない。
だからこそボーダレスのようにオールラウンドに使えつつ、磯釣りの上位機種にも迫る機能を兼ね備えたロッドがあると安心していろんな釣りが愉しめるんです」確かに、ロッドの持つ万能性がターゲットを広げ、釣り方の幅を広げる。そして状況に応じてどんな釣り方であっても1本のロッドで愉しめるのはボーダレスの魅力。そんないつ何時でもチャンスと向きあえる相棒を手に、只松さんは潮が再び満ちてくるまで梅雨グレのアタリを満喫した。

只松クロ「地磯はこれからの季節もっと面白くなりますよ」ただし、潮が満ちてくるまでには納竿して帰ろう。

只松雄司さんのタックル

〈京崎の浜〉
キス釣り

ロッド ボーダレス(285H4-T)
リール セフィアBB (C3000SDH)
ハリ 掛けキス 50連結仕掛け (6号 ハリ3本)

〈船越の地磯〉
ヤエン

ロッド ボーダレス (460M-T)
ヤエン ラインローラーヤエン
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