COLUMN

ファイアブラッド

シーズン目前!男女群島の大鮫瀬にいざ出陣
只松雄司、ファイアブラッド グレ サーベイヤーで強敵グレに挑む

男女群島にはクロキ島、中ノ島、ハナグリ島、女島、沖赤瀬、二重鼻、立神、帆立岩などその名を聞いただけでワクワクする磯が目白押し。グレ釣りの本格的シーズンを目前に控えた磯釣りパラダイスは一体どんな景色が広がっているのだろう。実はそんな好奇心もあって一足先に彼の地へと向かった。

A級磯 鮫瀬

予定時刻に男女群島海域に到着。他の釣り客を各磯に下ろしたチャレンジャーひりゅうは女島灯台からさらに8分ほど進行。すると大海原にポツンと浮かぶ2つの島が見えてきた。大鮫と小鮫と呼ばれるこの瀬は、夏の尾長シーズンには尾長の45㎝クラスが入れ喰いになるA級ポイントだという。
只松さんがロッドケースから取り出したのはシマノ/ファイアブラッド グレ 17-530。 サーベイヤーの異名を持つこのロッドは繊細な穂先と強力なバットが特徴で寒の時期に喰い渋る大型口太を絶妙に喰わせ、深場からでも一気に浮かせるパワーを持つ。男女群島の釣りを味わうには最適な一本だ。そしてリールはメタリックなカラーにより、端正でクールな印象をまとうBB-Xテクニウムに情熱の赤を散りばめたファイアブラッドエディションのBB-Xテクニウム ファィアブラッドC3000DXG S LEFT。道糸はリミテッドプロ ハイパーリペルα ナイロンゼロフロート3号、ハリスはリミテッドプロマスターフロロTOUGH-MUDの4号。グレバリ9号を結んだ。

良型のクロでも足場の状況によってはタモを使わず抜き上げるときがある。竿の3、4番に魚の重量を乗せて抜き上げるとよい。

40〜45㎝クラスの数釣りになるときでもブランクス構造のスパイラルXコアのパワーで難なく抜き上げることができる。

NEW ファイアブラッド グレ サーベイヤーは自重230g。持ち重りしないバランスの良さ。適合ハリスは1.7〜5号で上物狙いの最上級のパワーを持つ。

マキエを足元に打つとなんと50㎝近いサンノジが浮かび上がってきた。その下の方にグレの影が見え隠れする。
まずは様子を伺うため00号のウキをセットして流してみるが、ウキが沈んでいかないのだ。
「潮の層が分厚いのだろうね」
塩分濃度が高いのだろう。上滑りしながら沖へ流されてしまう。

口太をブリ上げる

そこで「まったく歯が立たないね」とすぐにウキの浮力を3Bに変更。ウキストッパーの下に3Bのガン玉と直結部分の下にG6のガン玉を打った。ウキ止め糸を結び半遊動仕掛けで再投入すると潮をとらえた仕掛けはゆっくりと流れ始めた。
足場はコケが生えていてツルツル滑りやすくなっているので慎重に場所を移動し竿を構える。
マキエをウキの周囲に数発打つとすぐにアタった。魚影の濃さはさすがの鮫瀬だが、足元が滑ってタモを伸ばせる位置まで歩いていけない。
そこでロッドの3〜4番に魚の重量を乗せると一気にブリ上げた。
なんと48㎝の口太だったが軽々と宙を舞った。
「魚を抜き上げるときはしっかり胴に乗せてやるとうまくいきますよ」と上機嫌の只松さん。

「このクラスの口太はサーベイヤーなら不安なくブリ上げられます」

半遊動仕掛けがバッチリ正解だったことから次の投入でも喰ってきた。今度は尾長だろうと思ったが、いきなり沖に走り出した。ドラグ音が鳴りラインが引き出される。

アワセた瞬間に異変を感じた。「尾長かな?」と思ったが突然沖へ走り出した。なんだこの引きは!!

「ヒラマサだ」
普段ラインを1ミリも出さない強気のやり取りをみせる只松さんもたまらずSUTブレーキを使ってラインを出す。走りを喰い止め徐々に間合いを詰めていくとタモにすんなり収まったのは70㎝近いヒラゴ。ヘトヘトになって気が抜けた。

強い引きにじっと耐え、いざという時はSUTブレレーキ発動。

10分の格闘の末引き寄せ、アンチロックジョイントのファイアブラッド タマノエを手に取る。

アンチロックジョイントを採用することにより強く振り出した時や大物を引き上げる際の最大伸長時にも節間が密着しない。

ファイアブラッド タマノエは無抵抗感覚で瞬時に伸びる。かつてないハイスピードフィニッシュを実現した。

男女群島の洗礼を浴び、精魂使い果たして座り込む只松さん。
「青物の走りは初めが肝心。走らせるだけ走らせて弱らせることが大事だね」

ファイアブラッド グレなら想定外の魚も獲れる。すぐに尾長を狙って竿を振る。

不意を付くアタリ

下げ潮が進行して潮位が下がると足場が見え始めた。貝の上なら滑らないだろうとバッカンを移動させて前進を試みた。アタってくるのは50㎝のサンノジ、ムロアジ、サバ。潮が変わりつつあるのだろう。喰ってくる魚が違う。口太のアタリが遠のいてしまった後、30㎝前後の尾長が入れ喰い状態になる。

潮が変わり50㎝クラスのムロアジやサバが続々とヒット。

サンノジの走りを止めたファイアブラッド グレ サーベイヤーのパワーを尾長で試してみたいところだが
「うーん、夕まづめまではこんな感じなのかな」
手のひらサイズの尾長にうんざりし始めていた。
ウキがジワリとシモったのでアワセを入れる。

青物、サンノジと強烈な引きに耐えたあとだったからか、尾長の引きは思ったより楽に止められた。

「そんなに大きくはない」と竿の曲がりを見上げる只松さんが次の瞬間のけぞった。
「あれっこれはデカイかも」
一気にオーバーハングに突進する引きは間違いなく尾長だ。

ようやく本命に出会えて歓びを隠せない只松さん。ファイアブラッド タマノエを素早く伸ばす。

大場所でこそ力を発揮するファイアブラッド グレ サーベイヤー

大只松さんはタックルの持つ潜在的なパワーをフルに使って尾長を引きずり出した。
休む間も無くさらに次の一尾はアワセた瞬間から尾長とわかる強烈なるパワーで突っ込んできた。曲げ、ネジレ、つぶれ、あらゆる方向に対して、さらなる高強度化を徹底追求したスパイラルXコア構造のファイアブラッド グレに真っ向勝負に挑むかのようだ。只松さんはこの竿の持つパワーは十二分に体感済みで、やり取りには心なしかゆとりさえ感じるほど。尾長の突っ込みは一定の深さまででそれ以上は体力を消耗して浮いてくる。
やはり軍配はファイアブラッド グレ サーベイヤーに上がった。鮫瀬のような大場所にはファイアブラッド グレ 17-530がよく似合う。短時間であったが、青物や尾長と対峙できるパワーがあることは証明された。

タモに収まった尾長の魚体は荒磯を生き抜いているだけあって引き締まっていて美しい。

ラスト一投で良型の尾長を仕留めた。NEWファイアブラッド グレを手にしたことで難攻不落の男女群島が身近に感じられた。

迎えの船に乗り込むと
「これから海が荒れる」と船長が判断したため緊急回収となり、急遽男女群島を後にすることとなった。
秋の男女群島は想定外のことばかりでエキサイティング。グレの本格的シーズンになればファイアブラッド グレが大暴れすること間違いなしだ。

熱き磯釣り師に抱かれた数々の魚たち。想定外の魚にも負けないファイアブラッド グレだからこそ別次元の愉しさを味わうことができる。

また男女群島へ来られる日を楽しみに男女群島のシンボル帆立岩に手を振った。

チャレンジャーひりゅうが男女群島の磯釣りをナビゲート。船長の的確な判断で安全に磯釣りが愉しめる。